震災14年 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 占星術研究家として
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ここ数日、腰痛に苦しめられつつ業務をこなしたzephyrです。

今日は休みです。
なぜかというと、昨年、この時期に亡くなった方の法事があるからです。
もうしばらくしたら、JRで香川へ向かわねばなりません。

阪神淡路大震災から14年。
早いものですね。
あれほどの地震災害は、やはりめったに起きるものではない。
阪神淡路大震災の前夜のホロスコープは危機的なものだったということを書きましたが、それはいったいどういうものだったのか、参考までに述べておこうかと思います。

前夜といっても、本当の前の晩のことではありません。
ある出来事を暗示する一定期間(だいたい一年の半分ぐらいの運気を表示することが多いのですが)のホロスコープです。
その中では、4ハウスに星が集中しているのが分かります。
太陽、月、金星、ノード、木星、冥王星(!)と揃っていて、4ハウスは国土そのものの暗示で、ずばり「地震」という意味もあります。
死の宮である8ハウスには重大な試練をもたらす土星が。
国民の基本的な状態を示す1ハウスには、火星が座して、太陽らときわめて厳しい多数のハードアスペクトを形成しています。

土星のサビアンシンボル、天王星のサビアンシンボルには軍隊だの兵士だのといった単語が並び、自衛隊の出動を暗示させています。

今年夏頃までの前半期、似たような配置になるのがアメリカ西海岸から太平洋です。
<2009年の地震を予測する>で危険な地域としている部分が該当するわけですが、日本は外れています。
しかも、今年の前半期のそれも、阪神淡路大震災前夜に比べると、まだ危険度が低いのですから。

いたずらに不安に思うこともいけませんが、震災の教訓を忘れず、現実的な対処を怠らないことも重要です。
あらためて震災で亡くなられた方のご冥福と、国土の静穏を祈りたいです。