夕暮れのなか
バス停で1時間に1本のバスを1人で立ちながら待っていた。
バス停のベンチには誰かの忘れ物と思われる
折り畳み傘が置いてある。
そこへ仕事帰りの30歳前後と思しき女性がやってきた。
「この傘、おじさんの?」
「違いますよ。もともとそこへ置いてありましたよ。」
と返事をしたところから
彼女が話しかけてきた。
というか怒涛のごとく話しかけてきた。
ひぁあ〜〜〜〜〜٩( ᐛ )و
頷きながら聞いていて分かった彼女のこと
今の職場で10年ちかく働いていて
彼女は字が読めなくて
最短通勤ルートが分からずに
長らく遠回りして通っていたこと
職場には高圧的なものの言い方をする人が複数いて
職場ではほとんど話さないひとと思われている
だから外でこんなに話しているのを見られたらまずいんです。
と、いいながら会社がある方角をときどき
確認しながら
ただし止めることなく彼女は話続けた。![]()
見知らぬおじさんにだから話ができるんですと言い訳をしていたけど
彼女から伝わってきたのは
昼間ずっと抑え続けている
職場への不満だった。
いま目撃しているのは
10年に渡って抑え続けてきた
エネルギーの噴出現象。
バス待ちしているのに
まるで整体指導しているのと一緒やん。![]()
吹雪のように舞い散る落ち葉につつまれてバス停にたたずみながら
ぼくは見知らぬ女性の圧縮エネルギーの噴出にさらされていた。
心理現象と自然現象の面白すぎる奇跡のコラボシンクロニシティ。
とっても美しい風景として記憶に刻まれた。![]()
障害があると思われる彼女だから
わかりやすく表現しているけど
エネルギーの観点から言うと
これはぼくらみんなに当てはまる。
抱えている不満を言う相手が誰もいないと
エネルギーは圧縮される一方になる。
圧縮されたエネルギーがそのまま凝固してしまうと
自らのカラダを壊すほうに働きだす。
そういう心身を緩めえると
中に抱えているエネルギーが噴出して
泣きだしたり
悪口が止まらなくなったり
お腹などが勝手に動き出す活元運動が出たり
などの表現をする。
誰にも言ったことがない事情を
口に出せるようになると
心身が大きく変化していく。
人の悪口を言ってはいけないなど
自分を縛っているルールがあると吐きだせない。
とくに
心の奥に秘めていることを
外のひとに言うなんてもってのほか![]()
家族の問題を外のひとにぶちまける
会社の問題を外のひとにぶちまける
ってことが言いにくい。![]()
話すは、放すとも言うけど
話すことでエネルギーが調整される面がある。
実際に心身の変化しにくいひとが
パートナーや義母の不平を口にできたり
過去に子供を亡くしたことを口にできたり
過去にレイプに遭ったことことを口にできるようになると
大きくカラダが緩む。
便利屋の方が
会社社長や首相の話し相手になるだけで
100万円以上の報酬をいただいたことがあると書いておられた。
専門家ですらない他者に
話すことで
自分の頭のなかが整理されることがあるのはもちろんだけど
他者と話すことで実際に目には見えないエネルギーも調整されるという一面がある。
話すことにそれだけの価値を感じていたってことだもんね。
だから単純に見た目が美人という理由だけではなくて
聞き上手のホステスさんがお店の指名ナンバーワンだったりする。
仕事などでクレーム対応したり
理不尽だと感じられたことを
友人に話すことで気分が変わった経験ってない?
嫌だった過去を
笑い話に転換できちゃったりすると
ものすごく気分が軽くなったって経験はない?
会話の前と後とで
自分の気分がどうなったのか。
カラダの居心地がどうなったのか。
もしかなり変化を感じられたのなら
抱えていた圧縮エネルギーを解放できたのかもしれないよね ![]()
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