気を見たり感じたり操れる気の達人で

 

かつ

 

敏感な手を持っていた野口晴哉先生が

 

人間を丁寧に触れて観察していった結果、

 

人間の在り方、感受性を分類して

 

体癖(たいへき)という観方が出来上がった。

 

 

 

 

 

カラダがくたびれると

 

背骨の椎骨が下がってしまうカラダ。

 

逆に上がってしまうカラダ。

 

左右に転位してしまうカラダ。

 

いくつかのカラダのタイプがある。

 

 

 

 

 

従軍慰安婦の列に並んでいても

 

難しい本を読みだすと性欲が抜けてしまったひとがいた。

 

調べてみると、同様の人が一定数いることが分かった。

 

それは性エネルギーが大脳昇華して抜けてしまうカラダ。

 

背骨が上がりやすいカラダ。

 

ぼくの父親がそうなんだけど

 

図書館や本屋に行くと便意を催すというひとがいる。

 

そんな題名の本まで出版されているんだけど

 

なんてことはない。

 

同じ感受性のカラダってこと。

 

1から12まで分類された体癖のうち一種体癖と名付けられた。

 

 

 

 

 

 

考えるとエネルギーが昇華するので

 

考えることが大好き。

 

学者は圧倒的に一種体癖が多い。

 

 

 

 

 

当然、調整の中心は

 

大脳活動を司る腰椎1番になる。

 

実際に触れて観察すると動作の動きだしも腰椎1番から動くカラダ。

 

見た目は同じ人間なんだけど

 

体癖を知ると内的な感受性や構造が全然別の生き物なんだってことが分かる。

 

 

当然、疲労する部位や病気などの表現も体癖によって違う。

 

したがって調整の仕方も自ずから異なる。

 

 

 

 

 

自分が持っている観念に気づくと

 

無効化して手放すことが出来るけれど

 

カラダにくっついている観念は手放すことはできない。

 

 

 

 

 

腰椎5番が動作の中心である五種体癖は

 

損か得かという判断基準がカラダにくっついている。

 

だから経営者などに五種体癖が多くなるのは当然なこと。

 

しかも動くことでエネルギーを昇華させるカラダなので

 

絶対安静などにすると絶不調に陥ってしまう体癖。

 

損得判断でらくらくと感情を抑えられるという特殊能力がある。

 

ある女が霜焼に悩まされていて野口先生に相談したら

 

妊娠すれば治ると言われた。

 

ちょうどその時、離婚が決まっていたんだけど

 

旦那に頼み込んで妊娠させてもらって出産することで霜焼を治した。

 

離婚するほど嫌な男と子作りに励めるなんて

 

五種体癖でなければ出来ない芸当。滝汗

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは八種体癖なので

 

勝ち負けという価値判断がカラダにくっついている。

 

負けまいと行動してしまう感受性。

 

「負けまい」が発動すると最も自発的エネルギーが動員されるカラダ。

 

腰椎3番から動きだすカラダ。

 

勝とうとする感受性が濃厚な七種体癖と異なり

 

負けまいとする感受性が濃厚なのが八種体癖。

 

だから自分からケンカを仕掛けることはないけど

 

仕掛けられると「負けまい」として猛烈に自発的にエネルギーが湧きおこってしまう。

 

捻じれている腰椎3番の影響で

 

右と言われると左に行きたくなる。

 

へそ曲がり、天邪鬼って言葉があるけど

 

腰椎3番が捻じれると

 

実際にへその位置は左右に移動する。

 

実際に強情というのも体癖現象でもある。

 

七種、八種ともに白い色に性的な魅力を感じるカラダ。

 

そのため色白の人しか恋愛対象にならない。

 

 

 

 

 

 

大学の卒業旅行で盛岡でわんこそばを食べた。

 

気が付いたら、まだそばを食べているのは七種体癖の友人と自分だけ。

 

七種体癖の友人がぼくに椀数で勝とうとしているのに気づいた瞬間に

 

「負けまい」スイッチが入ってしまった。

 

八種体癖にとってはもっともエネルギーが湧きおこる状態。

 

結果としてぼくが彼より多く150杯食べることになってしまった。

 

 

 

 

 

 

就活時に練り上げて作った自己アピール。

 

キーワードは「負ける気がしない性格」だったのを覚えている。

 

そりゃあ、実際の勝敗は別として

 

本人は負けまいとして行動しているんだから

 

負ける気はしないわけだよね。てへぺろ

 

もう笑っちゃうくらい体癖まるだしの自己アピールだった。

 

だから小学校の時はサッカーなどでは必ずゴールキーパーをやっていたし

 

サッカーW杯では鉄壁の守備に定評があるイタリアを応援していた。

 

しかも応援していたのはDFのマルディーニやカンナバロという

 

ディフェンスの名選手たちだった。

 

そりゃ「負けまい」とすると自発的なエネルギーが湧きおこる体癖だから

 

DFが好きになっちゃうのは当然だよね。チュー

 

 

 

 

 

 

まだスマホが出現する前の時代

 

携帯ショップで故障受付をしていたら

 

大声で携帯を交換しろと叫んでいる男が現れた。

 

 

 

 

 

 

顧客データの過去の対応履歴を見ると

 

いろんな店舗で携帯を交換させまくっていた男だった。

 

ただのクレーマー。

 

携帯を投げてよこしてきた男に対して

 

ぼくの体癖の「負けまい」って感受性が猛烈に反応してしまった。

 

 

 

 

 

なので丁寧な言葉遣いは変えずに

 

怒鳴っている男と同じボリュームで応対してあげることにした。

 

 

 

 

 

途中で男がぼくの声の大きさに気づき

 

なんでお前はそんな大声で話しているんだ

 

と問いただしてきたので

 

あなたと同じボリュームにしているんですが

 

って答えてあげたら

 

こいつじゃあ話にならないとばかりに帰っていった。

 

 

 

 

 

バックヤードに戻ると上司に

 

あんなに頑張らずに交換しちゃってさっさと帰してもよかったのにと

 

笑われてしまった。

 

確かに自分でも強硬に対応してしまったという自覚はあった。

 

 

 

 

 

そのとき、ふと、

 

あれっ! もしかして?

 

と思い立ち自分の腰椎3番を確認したら

 

ふだんよりもすご~く捻じれていた。びっくり

 

単純に寝冷えしていただけなんだけど

 

ふだんより大きな捻じれが

 

大きな強情を生み出しクレーマーに対して表現してしまったってわけ。てへぺろ

 

 

 

 

 

自分の性格だと思ってしまっているものの中には

 

じつは単純にカラダの表現である

 

な~んだ体癖現象だったんだあ~なんてことが多い。

 

 

 

 

 

 

 

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