数年ぶりに映画館へ行った。
COVID19が地球を蔓延する前から訪れていない。
最後に映画館で映画を鑑賞したのはいつなのか記憶にない。
映画が上映さえる前に複数の作品予告が放映される。
かつてこれを参考にして映画を観に行っていた。
予告を観ていたかったら、その存在を知ることはなかった作品も多い。
しばらく映画館へ行っていない間に映像技術や音響技術が大きな発達を遂げていたことに驚いた。
かつて映画館で映画を鑑賞していた頃とは隔世の感がある。
映画を鑑賞するにあたり、自分では解決できない大きな問題点がある。
他の観客の民度の問題である。
大きな問題点は映画が始まる前から世間話や噂話で盛り上がる御仁が後ろに座っていることである。
上映時間前に噂話で盛り上がるのはその御仁の自由である。
だが、シアターが暗くなり、予告が始まっても会話は止まらない。
あまりにも賑やかなので、前に座っている御仁と隣に座っている御仁がその方向をチラチラとみる。
おそらく大きなノイズを発する御仁への警告であるのだろう。
しかし、オバハンは会話を止めようとはしない。
小生も後ろから聞こえる大きな会話に怒りを禁じえなかったのでオバハンに言った。
「黙って観られへんのんか」と他の観客にも聞こえるように。
残念なことに、小生の警告は何の役にも立たなかった。
他の映画の予告であっても、次に鑑賞する作品の参考になることが多い。
それ故、映画の予告も小生は静かに鑑賞したい。
本編の上映が始まってからはオバハンは黙り、作品を静かに鑑賞することができた。
後になり、映画の予告はCMのようなものなので会話をするくらいなら何の問題もないのかもしれないという見方に気が付いた。そう考えると、小生の警告が他人の自由を侵害するのかもしれない。