抑鬱亭日乗 -2ページ目

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 憂鬱な2023年が終わり、未知の2024年が始まりました。

 皆様、明けましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします。

 

 この数年、諸般の事情により投稿の頻度が著しく少なくなりました。

 その状況は今後も続きそうではありますが、今年は週に一度の更新を目標に掲げます。

 

 2023年は本日をもって終了する。

 現在、14時40分過ぎ。

 29日の深夜まで勤務し、昨日は大掃除を行った。

 今、漸くパソコンに向かっている次第である。

 

 2023年。

 苦の多い年であった。

 1月には強烈な痛みを伴う坐骨神経痛を発症した。

 歩行や立位の放尿に困難を伴った。

 

 数日後、次は新型コロナウィルスに感染した。

 感染経路は不明である。おそらく職場でウィルスを摂取したのだろう。

 組織の代表者から他の従業員が帰宅した18時から勤務を命じられた。

 脚が痛く、アレを発症したまま深夜まで労働を強いられた。

 人権に反しているのではなかろうか。

 

 その後は確定申告や3月決算で5月末まで繁忙期は続く。

 小生には達成せねばならぬことがあるのだが、今年も未遂に終わった。

 数年間、苦戦し続けている。

 

 精神疾患が悪化しなかったことが唯一の救いである。

 

 皆様、今年もお世話になりました。よいお年を迎えてください。

 パラレルワールドは実在するのか。

 時々、このような疑問を強く抱く。

 いくら考えても答えは出ない。

 

 小生は夢の中で「これは夢だ」と気付くことがある。

 昨晩から今朝にかけて視た夢で「これは夢だ」と気付いた。

 走行する列車に乗り見たことのないような美しい海を眺めているという内容の夢である。

 

 小生はある時に夢であることに気付くが、意識を覚醒させないようにし続けた。

 そうすると、夢が自分の意志にかかわらず、進行し続ける。

 列車は停車駅で止まり、新たな客を乗せる。

 向かいに見知らぬオッサンが座り、その短い脚で小生の脚をはさむ。

 この時も意識ははっきりとしている。

 

 このような夢を見るたび、パラレルワールドの存在を意識してしまう。

 夢における自分は現実世界と同時並行する別の世界にいるのではないか。

 科学的にはパラレルワールドなど存在せず、夢は脳の産物に過ぎのだろう。

 

 この疑問が解決する日を楽しみにしている。

 

 

 久しぶりに更新する。

 諸般の事情により、余裕をもってパソコンに向かえない。

 「時間は作るもの」と指摘されるだろうが、確保できないものは確保できない。

 

 20023年10月1日からインボイス制度が始まる。

 明日の経済活動から請求書や領収書にインボイスを記載しなければならぬ御仁が大勢いる。

 この番号がないと、消費税の計算過程で面倒なことがおこる。

 先が思いやられる。

 すでにインボイスを申請しておきながら「インボイスを止めたい」という御仁が数名いた。

 仕方がないので税務署長あてにその旨を記載した書類を提出した。

 

 岸田に告ぐ。

 税制は簡素なものにしてもらいたい。

 岸田は所得税の減税を構想しているようだが、その減収分を消費税で補うのは本末転倒である。

 インボイス制度を導入するくらいなら、全ての取引に消費税10%を課してもらいたい。

 

 

 昨日から風が強かった。

 時折、雨音がする。

 墓参りへゆくが、風で蝋燭に火がつかない。

 御先祖様に申し訳ないので、数十本の線香に火をつけて供えた。

 

 夕刻に菩提寺の和尚がお経を唱えに来る約束だが、やってこない。

 予定時刻から90分遅れで、和尚が登場した。

 開口一番、遅刻の弁明が始まる。

 「えらいすんません。今年は新仏が3人もいはりましてな。新仏は時間がかかりまんねん。ふー、暑いわ、ホンマ」と。

 

 そういえば、分家の隠居が今年逝去した。新仏の一人である。

 本人の姿よりも声が先に登場する御仁であった。

 悪い御仁ではないが、癖の強い変わった性格の持ち主であった。

 過去に何度か「この世から税金がなくなりますように」と言っていた。

 小生はその分野の仕事で糊口をしのいでいる。

 隠居のこの発言を未だ許せずにいる。

 

 和尚は仕事を終えると「まだ次がありまんねん」と言い、足早に去った

 布施は忘れずに手早く懐へおさめた。

 封筒に入っている布施は課税されることなく、和尚の収入となる。

 高野山大学へ行き、坊さんになって課税されないカネで生きてみたい。