プロ野球をこう変えてくれ
今年のストーブリーグの目玉だった広島の黒田投手がFA宣言をしないで残留を決定した。これは「来年のオフにはメジャーに行くかもよ」という意思表示だな。彼は他球団のユニフォームを来て広島相手に投げることは考えられないと言った。でも広島に骨を埋めるつもりならばFA宣言して再契約ってのが当然の流れだ。もちろん広島はFA宣言したら契約しないっていう球団方針があるので、それを守るために黒田にFA宣言をしないようにお願いしたという見方もできるが、事前の報道ではその方針を変えてでも慰留すると伝えられていた。つまり黒田は金よりもFAの権利を優先したわけで、すなわちそのうちにもっといいところへ移籍したいと思っているんだろう。
もし今年FA移籍してしまったら、広島ファンは黒田に怒る以上に球団に対して憤りを露わにしただろう。そうなれば球団身売り問題が再燃したことは必至で、そういう意味ではすべてを丸く納める大人の話し合いが行われた。これでおそらく黒田が来年FA宣言してメジャーへ行くと言っても、もう誰もが仕方ないと思うことだろう。来年もエースとして働き、タイトル獲ってチームが最下位だったら、さすがにかわいそうだという論調になるはずだ。あとは黒田にメジャー指向があるかどうかで、もしやっぱり読売に行くってことになると話は違ってくるが。こうして考えてみると広島球団の存在理由ってなんだ?っていうことになるよな。1リーグ6球団しかないのにコンペティティブじゃないチームがいくつもあったらしょうがない。改善策は支配下登録選手を55人ぐらいに減らすことだ。一軍登録27人なら二軍だって27人でいい。併せて54人がプロ登録選手。だいたい2軍選手が2軍の試合でもベンチに座ってるんじゃ上達するのは野次だけで時間の無駄だよね。2軍戦はベンチ入り15人ぐらいでないと練習の意味がない。一軍で働く場もなく、二軍で育てる場もない選手たちは経営的に見ると全くの無駄。広島だってもっと効率よく少ない軍資金を使いたいはずだ。
だからここを外部に委託しちゃえばいい。四国アイランドリーグと協力して岡山、島根、鳥取あたりにあと2チームつくって中四国リーグを展開し、広島球団は中四国リーグからしか新人を獲らないようにする。地域限定じゃレベルが低くなると思うんなら、子供のときからプロが指導すればいい。これからは地方の時代だし、もういい加減高野連を含めて野球機構を改革する必要がある。北海道日本ハムファイターズは北海道全域で少年野球リーグを展開し、全面的に協力をするべきだ。プロが指導することになんの問題もない。甲子園の出場資格がないかもしれないだけだ。でも政府ですら必修課目を履修していなくても救済策を考え出してくれるんだから、高野連もそのくらいの救済はできるだろう。
野球人口の減少が言われているが、定職に付かないフリーターはわんさといるわけで、彼らに野球をやらせればよいのだ。環境を整えてやりさえすればよい。今の若者がコンビニの前で座りこんでいるのはやることがないからで、それはもう中学高校から始まっているわけだ。高校野球は連帯責任とか丸刈りとか制約が多すぎる。そんなものとは無縁の野球ピラミッドを作ればいいのだ。今だって少年野球はみんなボランティアで運営しているんだから、資金的には問題ないだろう。野茂だってイチローだって野球協約からはみ出してメジャーに行った。“とにかく始めて事後承認”がこの国のスタイル、少年野球リーグをプロ球団が主催しても誰も文句なんか言えないよ。
もし今年FA移籍してしまったら、広島ファンは黒田に怒る以上に球団に対して憤りを露わにしただろう。そうなれば球団身売り問題が再燃したことは必至で、そういう意味ではすべてを丸く納める大人の話し合いが行われた。これでおそらく黒田が来年FA宣言してメジャーへ行くと言っても、もう誰もが仕方ないと思うことだろう。来年もエースとして働き、タイトル獲ってチームが最下位だったら、さすがにかわいそうだという論調になるはずだ。あとは黒田にメジャー指向があるかどうかで、もしやっぱり読売に行くってことになると話は違ってくるが。こうして考えてみると広島球団の存在理由ってなんだ?っていうことになるよな。1リーグ6球団しかないのにコンペティティブじゃないチームがいくつもあったらしょうがない。改善策は支配下登録選手を55人ぐらいに減らすことだ。一軍登録27人なら二軍だって27人でいい。併せて54人がプロ登録選手。だいたい2軍選手が2軍の試合でもベンチに座ってるんじゃ上達するのは野次だけで時間の無駄だよね。2軍戦はベンチ入り15人ぐらいでないと練習の意味がない。一軍で働く場もなく、二軍で育てる場もない選手たちは経営的に見ると全くの無駄。広島だってもっと効率よく少ない軍資金を使いたいはずだ。
だからここを外部に委託しちゃえばいい。四国アイランドリーグと協力して岡山、島根、鳥取あたりにあと2チームつくって中四国リーグを展開し、広島球団は中四国リーグからしか新人を獲らないようにする。地域限定じゃレベルが低くなると思うんなら、子供のときからプロが指導すればいい。これからは地方の時代だし、もういい加減高野連を含めて野球機構を改革する必要がある。北海道日本ハムファイターズは北海道全域で少年野球リーグを展開し、全面的に協力をするべきだ。プロが指導することになんの問題もない。甲子園の出場資格がないかもしれないだけだ。でも政府ですら必修課目を履修していなくても救済策を考え出してくれるんだから、高野連もそのくらいの救済はできるだろう。
野球人口の減少が言われているが、定職に付かないフリーターはわんさといるわけで、彼らに野球をやらせればよいのだ。環境を整えてやりさえすればよい。今の若者がコンビニの前で座りこんでいるのはやることがないからで、それはもう中学高校から始まっているわけだ。高校野球は連帯責任とか丸刈りとか制約が多すぎる。そんなものとは無縁の野球ピラミッドを作ればいいのだ。今だって少年野球はみんなボランティアで運営しているんだから、資金的には問題ないだろう。野茂だってイチローだって野球協約からはみ出してメジャーに行った。“とにかく始めて事後承認”がこの国のスタイル、少年野球リーグをプロ球団が主催しても誰も文句なんか言えないよ。