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ゆうゆうねこの感想ブログ

「会計ねこ子の感想ブログ」から
ゆうゆうねこの感想ブログとなりました。
内容は、本などの感想です~~

ここは国際問題に発展するかもしれないので、

イニシャルでお話しさせていただきます…。

 

不倫略奪婚で世界的ヒールだったC夫人。

「皇太子妃にはならないし、将来も王妃ではなく国王夫人で」

ということでした。

 

あまりよく知らないし、私もあまり好きな人ではなかったのですが、

(D皇太子妃も好きではない)

現国王Cと結婚されてから、

TVなどで観る限り、

現国王Cの表情がとても明るくなり、

ほっぺが真っ赤で、太り、

「やはり結婚によって幸せになったのではないか」

と感じるようにもなりました。

 

慈善活動なども熱心にしているということです。

 

しかし、それだけでは、彼女は「王妃」にはなれなかったかもしれません。

 

ところが突然、彼女以上の「ヒール」「嫌われ者」が登場したのです。

前皇太子妃の息子H王子夫妻です。

 

王室を自ら去ろうとする彼らに対して、

現国王夫妻は「ジーンズ」をはいた写真を発表。

それは夫妻が彼らの「海外移住」を支持しているという意味なのだ、

と解説では語られていました。

 

……

 

 

そして、女王が崩御され、

現国王の治世がやってきました。

 

その前に女王は、今年の2月に

「C夫人が王妃と呼ばれることを望んでいる」

と発表していました。

 

それからわずか、7か月。

ちむどんどん。

 

色々ありましたが、時々見ていました。

 

イタリア料理のフォンターナで修業したのに、

沖縄料理の店を開業、

しかも妊娠しているのに、

とか、

変な展開は感じていました。

 

しかしフォンターナの主人は、無邪気な主人公に寛容です。

妊娠中に、新しくお店をやるのは無理だと

開業を伸ばして、フォンターナの経理をやることをすすめてもくれます。

 

けれども「ちむどんどん」と、

フォンターナの主人が悪いようなことを言って開店します。

つわり一つなく、

いつの間にか沖縄の妹が来て、

(沖縄の人は、なぜかすぐ来て助けてくれる)

夫も寛容で、開店します。

 

おめでとうございます。

 

そして主人公と夫は、子供を連れて沖縄移住へ。

 

一人息子が沖縄に行くことになって、

「さようなら」と言う、義理の母、重子さん。

 

そして最終回。

 

重い病気になった妹。

主人公とお兄さんが海に叫びます。

 

それから、40年後、

いきなり白髪になった妹が登場し、

「あれから、風邪一つひいてない」と。

 

海に叫んだことで奇跡が起こって病気が治り、

それから「風邪一つひいていない」と。

 

そういうことなのでしょうか。

 

そういう幸運に、主人公兄弟たちは恵まれている。

 

このドラマの沖縄の人たちは、仲間と親族に囲まれ、

謎の幸運に輝いている。

うらやましい世界。

 

けれど、東京にいる重子さんはどうなのだろう。

一人ぽっちで、孫にもほとんど会えないけど、

誰も気にもしていない。

 

中原中也が好きだという、繊細な重子さん。

大切なオルゴールをお兄さんに壊されても、怒ったりはしなかった。

 

「さようなら」っていう言葉を聞いた時、

胸が締め付けられ、苦しかった。どうしてこの人は、脇役なのか、と。

 

だけど、重子さんには腹心のお手伝いさんもいる。

うるさい親戚はいなくても、どんなときにも、詩の一節が重子さんを助けるだろう。

すごーくいい職場に転勤したのです。

4月からなんですけどね。

何十年かぶりに電車通勤。

 

頑張って通っていて、少し長い夏休み。

 

なので、どこからか、全く分からないのですが、

とうとうコロナになってしまいました。

 

38度熱が出て、のどが痛く。

漢方薬ももらいました。

 

3日目くらいから熱も下がり、少し元気に。

けれど、やっぱりまだふらふら。

気づくと寝ていました。

 

一週間の自宅療養が終わって。

 

とっても寝てました。

 

寝るって、すばらしい。

自分を引き立ててくれた竹御所を亡くし、

鎌倉に出てきた比企能本。

 

その頃、鎌倉には新仏教が興隆し始めていました。

 

「探訪 比企一族」(まつやま書房)には、

「そして能本は鎌倉で日蓮に出会うのである」

「もし建長六年に二人が逢っていれば日蓮は三十二歳、比企能本は二十歳上の五十二歳である」

と書かれています。

能本は若き日蓮に深く帰依し「比企一族の菩提を弔ってくれるのはこの聖人しかいない」

と、比企ヶ谷に自分が建立した寺をまるごと日蓮に寄進したのです。

それが今も残る、妙本寺なのです。

 

北条家は建長4年には鎌倉大仏、建長5年には建長寺を建立しているので、

もしかしたら、比企能本には、かつての

同朋北条に対する抵抗の気持ちもあったのかもしれない、

と思いますが、どうでしょうか。

 

日蓮は、やがて書きあげた「立正安国論」を真っ先に能本に示した、ともいわれています。

比企一族の無念と、能本の心をよく分かっていたのだと思います。

 

その後の、能本のことは筆者には不勉強でよく分からない。

 

分かっていることは、能本は弘安9年(1286年)85歳まで生きた(日蓮より長生き)ということ。

 

そして、絶対的権力者だった北条は、能本の死からわずか47年後の正慶2年/元弘3年(1333年)に滅亡したということ。

 

最後は、妙本寺の隣(のように思いますが、違うのでしょうか)東勝寺に北条一族800人あまりがたてこもったと。

 

あまりにも「比企一族の最後」に似ていて、怖かったのです。

「因果応報」という言葉が浮かびました。

 

 

突然ですが。

 

皆様、「鎌倉殿の13人」は見ておられますか?

草笛光子さんの「比企尼」。

おそらくずっと筆者の心に残ると思います。

 

先週の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、

比企能員が殺害され、二代将軍頼家の子一幡君も殺害され、

比企一族が滅亡しました。

 

「吾妻鑑」では建仁3年(1203年)9月2日のことと言われているそうです。

(たった一日で??)と私も思うものの、

ここでは「吾妻鑑」の記述に従ってみようと思います。

 

しかし、この時、能員の2歳の男の子と頼家の娘竹御所が助かったとされています。

この男の子こそが、比企大学三郎能本(ひきだいがくさぶろうよしもと)。

 

「探訪比企一族」(まつやま書房)によると、

この能本は、房総の安房(和田義盛の領地)か四国の安房かで育ち、

一度は出家したものの、還俗して儒者となったということです。

しかし、29歳の時、竹御所が4代将軍頼経の妻になることになり、比企郡の郡司となります。

比企の家は郡司として復活するのです。

 

けれども、竹御所は婚姻してわずか4年で亡くなってしまいます。

「役人である限り、北条氏の下で働かざるを得ない」

「それを快く思わなかった比企能本は、比企の郡司をやめて鎌倉に戻り、元の儒者として生活していた」(「探訪比企一族」p157より)

とありますが、

北条からすれば、自ら滅ぼした比企氏の復活がうれしいはずがありません。

竹御所亡き後、圧迫もあったのでしょう。

 

そして、鎌倉に出た能本は、日蓮に出会うのです。

色々な人に、支えられながら生きています。

 

27日は、本当にそのことを痛感しました。

 

進化した存在であるウルトラマン・リピア。

先に進んでいた彼のように

そっと、たすけてくれていた存在があるはず。

 

自分にも、大きく地球にも。

 

今、ありがたかったそういう存在を忘れ、失おうとしているのではないか。

 

帰りがけに、そう思えてならなかったのです。

 

今からでも間に合うかもしれないので、

感謝し、大切にしていこう。

 

劇中で、たった一度しか呼ばれなかった、彼の名前。

「リピア」

それが聞けて良かった。

(ネタばれです。気になる方はご注意ください)

 

「リコリス・ピザ」は、やってませんでした。(その映画館では)

 

そこで、やはり「シン・ウルトラマン」をまた観たのです。

 

色々気づいたのです。

 

まず一つは、元のウルトラマンと違って、

このウルトラマンには「リピア」という名前があること。

 

そして元のウルトラマンには、ゾフィーが2つ命を持ってきてくれていて、

人間と分離した後も生きてるけど、(その後に上映された「宇宙怪獣ゼットン」で分かりました)

ここでは「リピア」はやはり、命を神永新二に譲っていること。

 

だけど、神永新二は「リピア」と融合する前に、怪獣を見て「生物兵器…」とつぶやいているので、

「??」という感じ。

このようにつじつまが合わないことも、何かの計算なのかもしれません。

 

その後、続編が作成されたら、いろいろな謎が解けるのかもしれませんが、

私はこれでいいのではないか、と思います。

「見返りを求めない愛」

それこそ、最もかっこいい愛だったと思います。

 

格好良さにしびれた。

 

そして、匂いを嗅ぐのは「変態」と、宇宙人(メフィラス)も思っているんだな、という。

 

(誰もが気づいていることかもしれません、お許しください)

 

 

(ネタばれなんで、気になる方はご注意)

 

 

 

最後、お帰りなさい、と彼女は言ったけど、

 

それはあなたが愛し、あなたを愛したあの人ではないんだよね。

 

彼女はいつか気づくのか。

もう、いないんだ、ということに。

 

もう、いないんだ、と。

 

だけど、もしかしたら、

気づかないまま、その人と結ばれてしまうのか。

 

切ない~~~。

 

と思っていたけれど、

 

M八七の歌詞で、慰められた。

 

明日、講座が終わったらもう一回観に行こう。

自分のために。観てあげよう。

 

 

 

やっと落ち着いてきて、時間が取れるようになってきました。

 

しっかり積読本を読もう~~。

そんな積読本のなかに~~。

 

「八条院の世界」(永井晋著 山川出版社)がありました。

八条院は

鳥羽天皇・法王の娘。

近衛天皇の姉。

そして、村上源氏の血を引く美福門院の娘。

 

太田道真・道灌、資正たちの祖先である、

源頼政は、この八条院家に仕えていたのです。

 

歌人としても名高い頼政。

鵺退治の恩賞として近衛天皇から賜った剣「獅子王」。

 

江戸時代「獅子王」を取られてしまう?太田尹資。

 

八条院は、父を失い、弟を失い、

帝位への期待もありながら、結局

帝位を踏むのは後白河に。

 

しかし、その出自の正統性から、

後白河もうかつには手を出せなかったという。

 

あの時、八条院が天皇となっていたら、

歴史はどう変わっていたのか。

 

以仁王との深いつながり。

 

「鎌倉殿の13人」の時代の、平安朝最後の宮廷。

 

そんな気がしながら、読んでいます。