短歌のようなひとりごと -16ページ目

きみを残して

無理をして朝食つくり横になるきみを残して重い足どり

突然にきみは苦しく咳をして私の脈がまたひとつ跳ぶ

演技

親にまで演技をしてた二日間 わが家へ帰りすぐ横になる

一瞬の事故

一瞬の事故で亡くなる人よりも病のほうがいいのかと問う

寝顔

頬こけていても寝顔はうれしそう 家族四人が揃いし夜は

300cc

胸に水300cc溜めながら孝行せむと顔見せに行く

してやりたい

充分に大人になった娘らにしてやりたいと好物を煮る

2006.9.12

7時25分

靴磨きしなくていいと言ったのに7時半まえマスクしており

よく眠る

豪雨にも気づかぬほどによく眠る 足をひきずり治療した夜
2006.8.30

デカビタC

点滴を3時間してごほうびにデカビタCをうまそうに飲む

2006.8.14