短歌のようなひとりごと -18ページ目

おかえりなさい♪

背をまるめ扉あければ 「おかえり!」 の明るい声に救われる夜

2006.8.30

病忘れる

両チームともに優勝させたいとテレビの前で病忘れる
作 2006.8.20・・・8月20日の早実、駒苫戦(1対1、延長15回引き分け)を見て

入院治療

この次は入院治療すると言うきみの苦しさ知らずにいたり
2006.8.14

孝行 #2

孝行が救いとならむ 微笑みをめざしてきみの気力戻りぬ

孝行

孝行のできる自分がうれしくて少し早めにきみは出かける

変わらぬように

これまでと変わらぬように過ごさむと限りある日に夕餉をつくる

夕食の用意

限りある時と知りても夕食の用意はするとまめに動かむ

光あり

苦のなかにときどき見える光あり こちらを向いてきみが微笑む

お構いなし

誰彼のお構いなしにきみの歌詠める時間を味わつている

ふくらはぎ

きみの身に初めはだるきふくらはぎ痛みがついに住みつきにけり

2006.8.20