短歌のようなひとりごと -20ページ目
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坂の道

だんだんと登れなくなる坂の道 君の体に生きものの住む

君の歌

隠したき気持もありて君の歌詠めぬ月日の長くありたり

限られた時間

限られた時間(とき)を父にも使わむと二泊の旅に君は出かける

2006.8.4?

こほろぎ

こほろぎのエネルギーさえなくなりて うつむいたまま君はつぶやく

笑顔

外泊の許可で一日帰り来てよく眠れたと笑顔戻りぬ


外泊の許可で一日帰り来て朝食つくる君に戻りぬ

2006.7.23

しんとした部屋

しんとした部屋を残して君と行く すぐに戻って来れぬ気がして

2006.7.15

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