アメリカの歌手ピート・シガーが亡くなった。1月のことで一般紙にも掲載されていた。公民権運動や反戦運動のテーマソングになった歌を歌った歌手で、同時代の人にとっては有名だったのだろう。
残念ながら、同時代ではない自分にとっては、ベトナム戦争すら物心付く前の出来事。ピート・シガーで知っているのは、たった1曲しかないが、何度も勇気をもらい、前向きにさせてくれた1曲だ。
その曲はWe Shall Overcome(勝利を我らに)。洋画の音楽やアメリカのカントリー、フォークなどのオールディーズ集に入っていた。非常に単純な曲だが、単純ゆえに魂に響き、心に染み込んでいる。この曲を思い出して口ずさむのは、自分が修羅場に立たされた時が多い。もがき苦しんでいる時に、無意識のうちに、必ず克服できる、打ち勝つことができると自分に言い聞かせるように、この曲が聞こえてくる。
本当の歌詞はWeだから、ピート・シガーが歌ったのは、個人の問題よりも社会問題だったのは間違いないのだろうけど、聞く側の自由として、そんな難しいことよりも、自分の内心のために役立っている。3.11の時も口ずさんだし、身近なところでは2月の首都圏大雪の時も、この曲を口ずさみながら吹雪の中を30分ほど歩いて家にたどり着いた。
作詞作曲や歌い手など曲を出す側の意図はもちろん重要だけど、その曲を聴く受ける側が自分に照らして曲を聴くのもアリでしょ。そうやって曲や芸術作品は広がるものだと思う。
結成25周年だから活動再始動(Re)なのだそうだ。LINDBERGというバンド。懐かしい。
それほど熱心に聴いていたわけではなく、数曲にハマったという程度のプチ級だった。何の時か忘れたが、事あるごとに「♪GAMBAらなくちゃね~」と口ずさんでいた時もあった。ボーイッシュな小さい女性ヴォーカルの真っ直ぐに一直線な歌いっぷりが印象に残っている。
その女性ヴォーカルは、当時、伊勢弁?関西弁?を隠さず、しゃべり出すと純な関西の姉ちゃん風で、歌いっぷりとのギャップも魅力だった。人としての美しさもあったのだろう。
いつ解散したのかは知らないけど、ネット情報を見ると2009年に1年限りで再結成。そして今回、継続的な活動再開に入ったらしい。
しかし、こんなReもあるんだな。解散して活動も休止し、一旦ピリオドが打たれているのに、結成XX周年は毎年刻まれ続け、節目を迎え、再び音楽を奏で始める。
理由は何であれ、懐かしい音楽が戻り、ずーっとやってくれるのはうれしいことだ。
詳しくは、こちら 。
それほど熱心に聴いていたわけではなく、数曲にハマったという程度のプチ級だった。何の時か忘れたが、事あるごとに「♪GAMBAらなくちゃね~」と口ずさんでいた時もあった。ボーイッシュな小さい女性ヴォーカルの真っ直ぐに一直線な歌いっぷりが印象に残っている。
その女性ヴォーカルは、当時、伊勢弁?関西弁?を隠さず、しゃべり出すと純な関西の姉ちゃん風で、歌いっぷりとのギャップも魅力だった。人としての美しさもあったのだろう。
いつ解散したのかは知らないけど、ネット情報を見ると2009年に1年限りで再結成。そして今回、継続的な活動再開に入ったらしい。
しかし、こんなReもあるんだな。解散して活動も休止し、一旦ピリオドが打たれているのに、結成XX周年は毎年刻まれ続け、節目を迎え、再び音楽を奏で始める。
理由は何であれ、懐かしい音楽が戻り、ずーっとやってくれるのはうれしいことだ。
詳しくは、こちら 。
空港内の電動カートが走る時に流している音楽は、童謡「森のくまさん」のメロディーだった。混み合う空港ロビーを走るカートは、特に背後から近付いて楽々と抜いていかれると、驚いたり妬みの気持ちもわきかねないが、森のくまさんのメロディーは心を和ませる。
年に何度か航空機を使うけど、「森のくまさん」に気づいたのは初めてだった。あらためて耳を澄ましてみると、森のくまさんに限らず、空港と機内には色んな音楽が流れている。音量も押し付けがましくなく、気づかないことの方が多いが、案外心が落ち着くものが多い。何の音楽なのか分からないけどね。
昔からお気に入りなのは、「ポーン、ポーン、ポーン」という機内の音。機種や航空会社によって違うのかもしれないけど、シートベルトサインの時とか、滑走を始める直前に流れる音。電子合成音のように聞こえるが、心を穏やかにさせ、落ち着かせる嫌味の無い音だ。ガラ携時代には、着信音に欲しくて探し回ったけど見つからなかった。
心和ませる音楽は、別に童謡だけじゃない。昔見て感動した舞台演劇で使われていた音楽は、曲名は思い出せないけど、多分、ザバダックだったと記憶している。プリンセスプリンセスで言えば、今野登茂子さんの世界かも。今野さん作詞・作曲の「月夜のできごと」や「海にひとしずく」などは童謡の世界だった。
大音量で血わき肉踊らせる音楽は好きだけど、寒くなると、温かい音楽もいい。
年に何度か航空機を使うけど、「森のくまさん」に気づいたのは初めてだった。あらためて耳を澄ましてみると、森のくまさんに限らず、空港と機内には色んな音楽が流れている。音量も押し付けがましくなく、気づかないことの方が多いが、案外心が落ち着くものが多い。何の音楽なのか分からないけどね。
昔からお気に入りなのは、「ポーン、ポーン、ポーン」という機内の音。機種や航空会社によって違うのかもしれないけど、シートベルトサインの時とか、滑走を始める直前に流れる音。電子合成音のように聞こえるが、心を穏やかにさせ、落ち着かせる嫌味の無い音だ。ガラ携時代には、着信音に欲しくて探し回ったけど見つからなかった。
心和ませる音楽は、別に童謡だけじゃない。昔見て感動した舞台演劇で使われていた音楽は、曲名は思い出せないけど、多分、ザバダックだったと記憶している。プリンセスプリンセスで言えば、今野登茂子さんの世界かも。今野さん作詞・作曲の「月夜のできごと」や「海にひとしずく」などは童謡の世界だった。
大音量で血わき肉踊らせる音楽は好きだけど、寒くなると、温かい音楽もいい。
この「初の東京ドーム公演 DVD発売決定!!
」を予約しようとしたら、昔から通っていたレコード店が店仕舞いしていて困った。今風の「レコード店」って、どんな店のことを言うのか分からない位、音楽といえばココだった店。
昔は本当にレコードを置いていた老舗で、別館には楽器も置いていたのに、その後、売り場はCDとビデオに入れ替わって楽器の別館はなくなり、最後の頃はCDとDVDとゲームソフトになっていた。音楽を聴かなくなったためか、しばらく店の前を素通りするだけで、今年の夏前に閉店のお知らせの張り紙を見たのが最後。
大きくも小さくもない普通の街の1軒だけのレコード店で、チケットや特典ポスターなんかも手配できた由緒正しいレコード店だった。周りのジャズ喫茶や中古CD・ゲームソフト店が閉店しても残っていたのに・・・。いざ、レコード店といわれても、どこに行ったらいいのか分からない。
このDVD、BDが欲しいのは、別に特典狙いではなく、記録に残しておきたい舞台裏の話やステージ上の話があるから。うわさではステージ裏のドキュメント映像が収録されているとされ、ひょっとしたら、それが含まれているかもしれないという期待が持てるため。
予約販売じゃないから、予約しなくても手に入れることはできるのだろうとは思っているけど。久しぶりにレコード店に行ってみたい気持ちもある。
昔は本当にレコードを置いていた老舗で、別館には楽器も置いていたのに、その後、売り場はCDとビデオに入れ替わって楽器の別館はなくなり、最後の頃はCDとDVDとゲームソフトになっていた。音楽を聴かなくなったためか、しばらく店の前を素通りするだけで、今年の夏前に閉店のお知らせの張り紙を見たのが最後。
大きくも小さくもない普通の街の1軒だけのレコード店で、チケットや特典ポスターなんかも手配できた由緒正しいレコード店だった。周りのジャズ喫茶や中古CD・ゲームソフト店が閉店しても残っていたのに・・・。いざ、レコード店といわれても、どこに行ったらいいのか分からない。
このDVD、BDが欲しいのは、別に特典狙いではなく、記録に残しておきたい舞台裏の話やステージ上の話があるから。うわさではステージ裏のドキュメント映像が収録されているとされ、ひょっとしたら、それが含まれているかもしれないという期待が持てるため。
予約販売じゃないから、予約しなくても手に入れることはできるのだろうとは思っているけど。久しぶりにレコード店に行ってみたい気持ちもある。