カスタムハーレー 異国で頑張るカスタムビルダー
CHICAの103Bobberです
Yasuyoshi Chikazawa さんの作品です(頂いた名刺に漢字表記無いので失礼ですがそのまま記しました)
かなり前に一度お店を訪問したことがあります
ロスの南のハンティントンビーチというとてもいいロケーションの所にユニット(長屋)形式の工場の一角でお店やられておりました、いまもあそこで営業されているかは音信無いのでわかりません、
たしか関西出身の方だったと思います
私とはふた回りほど年が離れているせいか話が合わずそれっきりになりましたが、海外暮らしの大変さはよく判ります、ましてや事業を起こすことも、頑張ってもらいたいと思います。
残念ですが今のアメリカの流れとは少しずれているとしか思えません、
日本で大流行し、北欧でも絶賛されたグースネックもアメリカでは不発でしたし
小排気量車大好きだー ⑦ 完成まで今一歩
昨年末のアメリカ旅行で友人に貰ったセルフアッセンブリのおもちゃです、一応ストリートリーガルでタイトル付きです。
箱のまま別送品扱いで持ち帰りましたが、日本での登録には通関証が必要なのでそれを取る為に通常の別送品とは全然違う扱いになり、手続きがかえって面倒でした
ほぼ完成(70%)してますがアメリカの保安基準と日本の保安基準は違うのであっさりナンバー付くとはかぎりません。
いろいろ問題出てくるかも?
あと一番の心敗はエンジン:中国製の110ccです、明らかにホンダのコピーです(輸出用のCT110;ポジット郵便カブ)、今ホンダはこの件で争ってます(完成車を違法コピーとして訴えている)、エンジン単体まで訴訟対象だど大問題です
まあこの辺は登録作業してみないとわからないかも・・・
完成予定ではこうなる筈です(組み立て説明DVD内のカタログ写真より)
ビックツイン 2 マッチングケースの話
ベビーツイン4でマッチングケースの話しをしました
マッチングケースはある意味では純正の証でこだわることに異議を唱えるものではありません
(快適に且つ調子よく走って楽しむ上で重要ではないと言ったまでで)
美しい完璧なまでに美しいナックル74です
超レアな戦中物(WW-II:最中の1944年製)です、
残念なことにクランクケースはデカルロンです、コンロッド折れてケース左右共に破損してしまいました
そこでケースを取り替えた訳ですが、デカルロンのケースをオリジナルに見せる為総てを面取りし削り、その上にアルミパウダーを全体的にプラズマ溶射してから荒いブラストをかけると言う作業をしました
勿論友人で金属加工全般に精通しているプロのV8エンジンビルダーの仕事です
私は私でいつの日にかもっとアルミ溶接技術が進み修復できる日がくることを信じて、破損したケースSet(44FLXXXX)を大事に仕舞い込んでいます
オリジナルかどうかは別として、やはり最新の工作機械や材料で作られているアフターマーケットのケースは調子いいです、ナックル用のケースはS&S/STD/デカルロンで出しています、他の2社も試すべく友人に同じ加工を依頼中です
気持ちよく走れればOK派の私が何故そんな見栄を張るかと言えば・・・・・彼の加工技術があまりにも素晴らしくそのことにある種惚れたからです
その辺をまあ判ってもらえれば・・・・・・・・・・・・・・・
ベイビーツイン 4 マッチングケースの話
昔乗っていたWLAのモディファイです 1943です
ハーレーのエンジンのクランクケースは縦割りです、つまり左右に割れます(ホンダ等のツイン/マルチは横割りです)
そこでよくハーレー乗りの方が気になさるのがマッチングケースかどうか ってことです
マッチングケースとは製造過程でまず左右ケースが其々鋳造されます、
そして冶具に収められ必要な部分だけ面取りしたり穴加工されたりします、
ここからが最も重要でここまでは個々に加工されていた左右のケースを合体させ冶具に収めてクランクシャフトの芯をだす加工をする訳です、
縦割りケースの場合は左右のケースで3D的に最も重要な位置関係がクランクシャフトの軸受け部分となります、
そして合い加工した左右のケースには其々同じ番号が打刻されてマッチングケースかどうかの識別ができるようになります
私の場合はマッチングケースであればそれに越したことは無い ってくらいの重みしかありません
何故なら戦時の即席大量生産のWLAの場合、ハーレーの工場以外にも多数の協力工場でつくられた関係で初めからマッチングケースで無い物が相当数混じっていると思わざる得ない事例が多々あるからです、
そしてそんなWLAもそこそこ走って生き残ってきているからです
また
生産から60数年一度もエンジンを開けたことの無いWLAなどある筈もなく、むしろその時の修理工の腕によってマッチングケースでありながらその利点が生きていないと言う事例を数多く見てきました
WLAではありませんがビックツインの場合よくクランクの振れからクランクケースが割れることがあります、今はアルミ溶接も凄い進歩しましたがそれでも修復不可能な場合があります、つまりせっかくのマッチングケースも合い方を失うことになります、
こんな未亡人のようなケースでもとりあえず左右ありさえすれば、腕の良いエンジンビルダーであれば専用冶具に収め再加工することでマッチングケース化することが出来るわけです
過去の修理に因ってマッチングケースでありながらアンマッチングケース以下の実力しか出せないバイク/エンジンをありがたがってマッチングケースだと言っていることの方が滑稽だと思ってみています
このWLAもアンマッチングケース車です、購入した時はオリジナルのオリーブ塗装のバスケットケースでした、不思議な事に1948年の軍払い下げの時からの1オーナーでしたがアンマッチングケース車でした、ケースの打刻も末尾が2番しか違わないナンバーで、どう考えても出荷時からのアンマッチングケース車としか思えません
勿論再加工済みです、マッチングケース車など屁の河童です















