何となく回想
真面目か!
続・幸せな仕事あらため恐怖の仕事
aloha!
ワイハにもハワイにもいない、品川区のモトキです。
いや〜昨日の台風すごかったね!
久しぶりに豪雨のなか運転して、
久しぶりにワイハじゃなくてワイパーがフルスピード稼働しました。
あれ、超目がチカチカするのよね。
さて。
前回、幸せな仕事について語り、好感度をあげようと目論んだモトキでしたが、
今回は真逆で、したくない仕事の話です。
CDやDVD、グッズでもなんでも、完成品が送られてきたとき。
まず、開封がファーストハードルね。
お化け屋敷で言うと、人形が「ワッ!」て出てくる、いわゆるしょっぱなね。
そこでまず、けっこうドキドキする。
ジャケットはちゃんと印刷されてるか?
デザインは正しく完成されているか?
でもまだこの時点ではワクワクの方が大きいので、
人形お化けも余裕でパンチ。
問題はその先。
グッズの場合はここでほぼ「できた!以上!売る!いや売れろ!」なのでその先はないけど
問題はCDやDVDね。
開封してPCのトレイに乗せて、実際音や映像を出すとき。
わたしのハートはストップモーション。
(↑これジャ○ラック来ますかね)
もうね、いや。
齢50越えのイヤイヤ期。
作品を一番にチェックするこの仕事だけは、誰かに代わってほしいといつも思う。
頭にへんなノイズが入ってたらどうしよう。
チャプターがずれてたらどうしよう。
修正したはずのここあそこが直ってなかったら...
キャアアァァア〜!!(効果音・スクリーム)
そう。
それはまるでお化け屋敷のハイライト。
地下の手術室を手探りで進むかのよう。
いやだ〜手術台に誰か寝そべってるみたい...髪の長い白い女。
きっと起き上がるんだよ。起き上がってこっちに歩いてくるんだよ。
起きもしないことで心臓は縮み身は痩せ細り、
頬はこけ、喉はからから、声も出ず。
(問題)上記二行の文章のなかに間違いが二つあります。
それだけ、怖い仕事なのです。
ああ小心者。
ビクビク、オロオロ、ワンワン、フラフラ、ゲラゲラ。
(問題)上記の文章のなかに小心者の例えとして間違いはいくつありますか。
これだけはいつになっても慣れません。
物を作るというのは怖いことです。
ワクワクだけじゃないぞ陸王よ!こはぜ屋よ!
ごめんなさい八つ当たりしました。
陸王見てます。池井戸潤ダイスキ。
まあ最近は肝も体も太くなってきて、
制作費をちらっと見ながら「弁償はできるな」と図々しさを見せることも。
そんな風に思わないとやってられないし、ほんとにノイズひとつで心臓止まりそうになるもん!
お化け屋敷も怖い。心臓止まりそうになる。
だからお化け屋敷入らない。
でもこの仕事はまだまだ続く。
毎回、ふうっと息を吐いてよしっ!と気合いれて。
待っている人がいる限り。
アタシ頑張る(キラッキラッ)
と、二回目ともなれば好感度アップにも無理のあるブログの巻でした。