みなさん今年のゴールデンウィークは楽しめましたでしょうか??
おうちでゆっくりでしょうか?
中3日間はお仕事の人も、
普段と変わらず連休中もずっとお仕事の人も多かったでしょうか?
それとも思い切って旅行ですかね?
わたしは先月の記事の【GWは富山と東京に行って参ります】でもお伝えした通り、
富山旅【GW富山旅】の後、
東京へ行ってきました!!
記事では6か所に行く予定でしたが…
寝坊しちゃって結局行けたのは2日間で4か所!
そんなわけで【GW東京美術館巡り】と題して
本日から4日間、シリーズで一か所ずつ紹介していこうと思います。
【GW東京美術館巡り】第1弾:根津美術館
日程:2024年4月30日
場所:根津美術館
以前から知人にお勧めされてて、
ずっと行ってみたかった根津美術館!!
この日は火曜で、(GW中とはいえ)休館の美術館等も多い中
根津美術館は開館しててかなり人気でした!
道路側を竹格子で囲うことで、涼しさを演出しつつ、入り口までの道筋を作り出してますね。
この空間が素敵…。
外国の方も多かったですし、お着物を着た麗しい日本人女性の方も数人見かけました。
青山のド中心にこんな素敵な美術館が突如として出てきてびっくり。
人気なのも分かります。
※今回すべての展示作品が写真撮影禁止でしたので
作品については解説と私の感想のみとさせていただきます。
国宝・燕子花図屏風 デザインの日本画
チケットかわいい~
このフライヤーにもある、国宝「燕子花図屏風」が見たくて行ったのも半分あります。
まじで綺麗すぎて感動した…
尾形光琳ってやっぱりすげえや…
国宝「燕子花図屏風」は金箔の背景に燕子花だけが描かれたシンプルな屏風なのですが、
ほんとうに青色と緑色しか使ってないの!!!
陰影をつけるわけでもなく、
色味の違う別の青・緑を使っているわけでもなく、
同じ青、同じ緑で、色の濃淡だけで燕子花を描いてます。
それでサイズがすごいのよ。
教科書で見るのと感覚が、体感が全然違う!!!
6曲1双でおっきい!
この国宝「燕子花図屏風」が今回の目玉ですが、
実はテーマがひとつ、”デザインの日本美術”。
光琳が描いた国宝「燕子花図屏風」は絵とデザインの境界線上に位置する作品と言われているそう。
以前、中之島美術館でもやっていた【デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン】なんてありましたが、それに通ずるものでしょうか?
たしかに光琳の描く作品には、デザイン性および装飾性が感じられます。
一般的な(もしくは有名な作品の)日本画の草花図・花鳥図などとは違う雰囲気なのは素人でも分かる気が。
日本の美術が古来、内包してきたデザイン性をこの国宝「燕子花図屏風」が示しているというのです。
”デザイン性”という視点で作品を見ていくのもかなり楽しいです。
他にも、文学に通ずる扇子図や、襖、工芸品などもたっぷり楽しめる特別展となってます!
和歌とリンクする作品や豪華な草花図が、暗めの展示室でライトアップされてて
なんだか夜桜を見に来たかのような幻想的な空間に浸れます。。
あともうひとつ、根津美術館に来てみたかった理由の半分が庭園!
知り合いの方も「行って本当に良かった!」と太鼓判を押してました。
庭園は写真OKだったのでこちらどうぞ。
わたしもちゃんとお参りしてきましたよ。
水面に映った葉・木々が美しい…
本物の燕子花が!
この時ほど望遠レンズ持ってこれば良かったと悔やんだ日はない(泣)
画像をスマホに転送して、それを拡大→トリミングした写真
庭園の中に、茶室という名の喫茶店?があるのですが、
行列ができていたので断念…
緑に囲まれてゆっくりお茶できるのでいいかもです。
▼ミュージアムショップ購入品
今回もグッズ買ってきました~!
まずはポストカード。
燕子花図屛風はもちろん買いますよね。
通常サイズは4枚。
以下2つは燕子花図をモチーフにしたもの
■燕子花ハンカチーフ
こちらは素材も光沢があってすべすべでなんだか高級品のような代物…
横浜手捺染といった型を取って一枚一枚丁寧に手刷りでプリントする技法で作られたもの。
熟練の職人技が光るハンカチーフ。
持ってるだけで自分の格が上がったかのような気分にさせてくれるものですね。
■天然石のイヤリング
こちらは¥6,800!かっちった(笑)
左右で石の色が青と緑で違って、まさに燕子花図のイメージ。
石は天然石で、ショップに置いてあるものだけでも少しずつ模様が違うので
お店の方が選ばせてくれました。
あと、イヤリングは2種類(だったはず)、ピアスは1種類の販売でした。
早く着けてみたい~!
今まで購入したミュージアムグッズの中で一番高い代物かも(笑)
めっちゃ楽しかった~!
私も本当に行って良かった…!
シリーズまだ続きます。
ではまた。