学校見学_早稲田中学 | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

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あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。


早稲田中学の説明会に参加しました。


一昨年だったか、長男が都電荒川線に乗りたいというので早稲田大学そばの荒川線の早稲田駅から乗りました。


道中、早稲田駅のすぐ近くに早稲田中学があり、一体この学校はなんだろう?と思っていたのです。


四谷の偏差値は65ほど。
御三家の滑り止め的位置付けですが、そこそこ勉強しないと入れない難関校の部類なのですね。



早稲田の駅前にどんとそびえているので、てっきり公立中学かと思っていました。

星

早稲田といえば、ハンカチ王子やZOZOの前澤さんの出身である早稲田実業のイメージが強いのですが、早稲田中学は純粋な附属高ではないとはいえ、毎年生徒の半分ほどは早稲田大学の推薦をもらい大学へ進学するそうです。


しかし毎年、教育学部やスポーツ科学部など一部の学部は定員割れとのこと。
それぞれの学部定員は20名ずつで、慶応大学の指定校推薦枠も4名。


生徒を上中下で成績で区分けしても、推薦で大学へ進学する人数は変わらないそうで、成績不振のため推薦をもらえない生徒はほぼいないとの話でした。好きな学部を選べるかは別でしょうけど。


当然ですが、推薦をもらうならば大学受験はできないため、ギリギリまで生徒たちは推薦を受けて早稲田へ行くか、一般受験をするか、非常に悩むとのこと。


推薦を受けず一般入試で大学を目指す生徒は、当然ながら東大などの難関国立大学や私立の医大などだそうで、浪人率も比較的低いとお話しされていました。


そもそも慶応のように大学へ全入できる学校ではないことから、大学受験を見据えた授業が展開されており、生徒たちは一般入試でも早稲田に受かるくらいの学力はあるとのこと。


夏休みや冬休みなどの長期休暇には講座があり、高校3年になるまで塾に通う生徒はほとんどいない予備校泣かせの学校だそうで、かつ授業料も私立中学校の中では指折りの安さのようです。


入学後半年以降に親の都合で授業料が払えなくなった場合も、早稲田らしくOBOGの縦の繋がりがあるため奨学金制度が充実していて受けることかできるそうで、かなりありがたい制度だと思います。
 

授業料が格安で、塾も高3まで必要なく、奨学金制度も充実している上に、学部にこだわらなければ大学の推薦をもらえる可能性は限りなくある学校。


実質的に附属校でありながら、大学受験をする可能性を残せるというのは、都内の私立中学校見渡してもないのではないかと思います。


また、基本的に進学実績を重視した進路指導していないため、成績の良い生徒に東大を目指すように強いることもない。


授業も、これからは男性も家事や育児を担う時代であることから、家庭科が数学や英語と同じコマ数あるそうで、学業だけでなく生活面にも力を入れているという話でした。


アクセスは早稲田駅からすぐということで、雨でも傘を持たずに駆け込む男子も少なくないそうです。

星

長男は、やはり慶応のような附属中に興味を示しています。

基本的に競争を好まないこと、一回勝負のテストが緊張すること、とにかく心配性なので、人生に保険をかけたいのだそうです。何と子供らしくない。


夫は、とにかく上昇思考を持つためにも、成長には人との競争、つまり大学受験は必須と考えているようですが、やはり長男は父とは別人格。気がすすまないようです。

慶応に行けば、受験ルートを外れて違う大学を目指す可能性はほぼゼロに近くなりますが、早稲田ならその可能性を残せるという点がいいなと感じます。


入学後、考えが変わった場合も対応できる。

星


ただ、早稲田っぽくないんですよね、長男が。


この、早稲田っぽいという感覚が、一体どこから来るのかわかりませんが、海城にも感じましたが、長男はバンカラな感じではないんですよね。


条件はすべて合致しているのに、通っているイメージがわかないというのは困ります。


そもそも希望する条件と偏差値を合わせることも至難の技なのに、それに加えて本人の雰囲気に合うところと思えば、もう選択肢が狭まりすぎてしまいます。


公立中高だった私からすると、都内私立中学、偏差値問わず、どこを切り取っても公立より充実した時間を過ごせると思うのですが、学校選びもなかなか難しいですね。