おはようございます
月例で開催している…
日本酒セミナー
今回は、1月15日(土)17時から。
(東京都にまん延防止重点措置が適用される1月21日に先立っての開催でした)
場所は、いつもの…
八丁堀 朋
この日も貸切営業としてくださいました
第15回となる今回のテーマは…
鳥取・島根の日本酒
当日配布資料の表紙
そう、直近2回に亘ってご紹介した鳥取県と島根県の日本酒です
1月16日アップのブログ「鳥取の日本酒」
1月28日アップのブログ「島根の日本酒」
今回は12名ものご参加をいただきました
八丁堀 朋のお料理と共に…
当日のお品書き
テーマに沿った日本酒をテイスティングしながら、それぞれの味わいを語り合うという楽しい企画です
鳥取県には18蔵、島根県には30蔵の酒蔵がありますが…
今回は鳥取県3蔵、島根県5蔵の日本酒を揃えました
試飲カップを置くシート
17時の開始に向けて、皆さん続々とご到着
それでは…
はじまり、はじまり~
まずは先付けで…
いとより燻製といろいろ野菜の
和風テリーヌ 黄身酢掛け
色彩も鮮やかで、とてもオシャレな一品
1杯目は鳥取県八頭(やず)郡の諏訪(すわ)酒造が造る…
諏訪泉 純米吟醸 満天星
すわいずみ まんてんせい
当日配布資料
諏訪酒造【安政6(1859)年創業】
蔵名・酒銘の一部にもなっている「諏訪」は、蔵の裏手にある諏訪神社に因んで命名されました
諏訪神社(弘安元(1278)年創建)
それでは…
乾杯~
右奥の方が、八丁堀 朋の山口オーナー
次なる珍味は…
雲子(白子)有馬煮、子持ち昆布、
つくね燻製、クリームチーズ酒盗掛け、虎河豚煮凝り
(右上から時計回りに…)
クリームチーズ酒盗掛け、子持ち昆布、虎河豚煮凝り、
雲子(白子)有馬煮、つくね燻製
この「少しずつ」がウレシイ~
珍味とともに…
2杯目は鳥取県東伯(とうはく)郡の大谷酒造が造る…
鷹勇 強力 純米吟醸
たかいさみ ごうりき
当日配布資料
大谷酒造【明治5(1872)年創業】
大谷酒造の契約農家が栽培している
鳥取県原産の“幻の米”、「強力」
3杯目は鳥取県境港市の千代むすび酒造が造る…
千代むすび 純米 強力60
ごうりき
当日配布資料
千代むすび酒造【慶應元(1865)年創業】
千代むすび酒造は「こだわりの酒造り」を続けています
境港市と言えば、ゲゲゲの鬼太郎で知られる漫画家、水木しげるが育った街。
街中にゲゲゲの鬼太郎ゆかりのモニュメントが並んでおり…
千代むすび酒造でも「ゲゲゲシリーズ」と銘打った日本酒を製造販売しています
昨年4月の日本酒セミナーで、
きよこちゃんが差し入れてくださった「ゲゲゲシリーズ」
3皿目は刺身で…
本まぐろ(熊本天草)、天然平目(茨城大洗)、
鰆焼霜造り(千葉館山)、〆真鯖(北海道羅臼)
(右から…)〆真鯖、鰆焼霜造り、本まぐろ、天然平目
新鮮でプリップリ
4杯目は島根県松江市の李白酒造が造る…
李白 特別純米酒 辛口 やまたのおろち
りはく
当日配布資料
李白酒造【明治15(1882)年創業】
蔵名そして酒銘にもなっている「李白」とは唐の詩人李白に因み、島根県初の総理大臣若槻礼次郎(1866~1949年)によって命名されました
5杯目は島根県雲南(うんなん)市の竹下本店が造る…
出雲誉 本醸造 酒蔵原酒
いずもほまれ
当日配布資料
竹下本店【慶應2(1866)年創業】
島根県で“竹下”と言えば、同県出身の竹下 登元総理(1924~2000年)が浮かびますが…
なんと…
竹下本店は彼のご実家で、竹下 登自身は12代当主であったのです
左:竹下登元首相ラベル 右:孫のダイゴさんのラベル
4皿目は焼物で…
鰆の二色焼き
(蕗味噌田楽焼き・柚庵焼き)
キャラ蕗 菊花蕪
右:柚庵焼き、左:蕗味噌田楽焼き
日本酒には最高のアテですね
6杯目は島根県益田市の桑原酒場が造る…
扶桑鶴 純米酒 高津川
ふそうづる
当日配布資料
桑原酒場(くわばらさかば)【明治36(1903)年創業】
桑原酒場の仕込水は、高津川の伏流水(軟水)を
敷地内の井戸から汲み上げて使用しています。
7杯目は島根県鹿足(かのあし)郡の古橋酒造が造る…
初陣 津和野 純米酒
ういじん
当日配布資料
「山陰の小京都」津和野の町並み
古橋酒造【明治11(1878)年創業】
5皿目は煮物で…
新竹の子若竹煮
菜の花・木の芽
“春”を感じますねぇ
8杯目は島根県隠岐(おき)郡の隠岐酒造が造る…
隠岐の海 純米辛口
おきのうみ
当日配布資料
日本海に浮かぶ隠岐の島(人口1.9万人)にある酒蔵は隠岐の島酒造1軒のみ。
隠岐酒造【昭和47(1972)年創業】
仕込水には、環境庁の「名水百選」に指定された隠岐の湧水「天川の水」(軟水)が使われています
隠岐酒造のラインアップ
6皿目は揚げ物で…
海老真丈 蓮根挟み揚げ
海老真丈を蓮根で挟んだ天ぷらと蕗の薹(ふきのとう)の天ぷら。
これをレモンと塩でいただくとお酒がどんどん進みます
でも、四合瓶(720㎖)を(八丁堀 朋の山口オーナーを入れて)13人で分けているので、一人当たりわずか55㎖
すると…
八丁堀 朋の山口オーナーから…
「鳥取と島根の酒がありますよ 」
との嬉しいオファーが
それがこちらです
左:瑞泉(鳥取県) 右:出雲富士(島根県)
追加の1杯目は鳥取県岩美郡の高田酒造場が造る…
瑞泉 純米酒
ずいせん
高田酒造場【明治40(1907)年創業】
追加の2杯目は島根県出雲市の富士酒造が造る…
出雲富士 純米吟醸
五百万石 無濾過生原酒
酒銘「出雲富士」(いずもふじ)は、「出雲の地で富士山のように愛される日本一の酒を」と願って、初代の今岡正一当主が命名しました。
富士酒造【昭和14(1939)年創業】
中央の方が今岡稔晶杜氏
最後は〆の食事で…
氷魚(鮎の稚魚)と生姜の炊き込みご飯
ここで、画像を貼付するところ…
撮り忘れてしまいました
いやぁ~、すっかり飲み過ぎたようです
今回も大盛り上がりの日本酒セミナーでした
今日の一句です。
ではでは
唎酒師ろっきぃがお送りしました