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ARIONの預言解読──音楽に載せて

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なぜ「猫」が「王」の類型なのか

 

死者の書第17章の有名な図像(ヘリオポリスの「大いなる猫」、Mau)に、そのまま答えがあります。

イシェドの木(ペルセア樹)の下で蛇アペプ(アポピス)を短刀で退治する猫は、単なる猫ではなく、

太陽神ラー(=神々の王)自身がとる姿の一つ、とされています。つまりエジプトの図像において

「猫が蛇を退治する」場面は、"猫という動物が強い"という話ではなく、"王たる太陽神ラーが、

猫の姿を借りてカオスの蛇を制する"という王権神話そのものです。これは先ほどの語形分析(šurānu=šarruの指小形)と、図像・神話の側から完全に符合します——猫は語形の上でも図像の

上でも、「王(ラー)の小さな顕現」として設計されている、ということになりますね。

 

サイス朝の「ネコ」(Necho)について

 

これも直接繋がりました。ネカウ(Nekau、ギリシャ語形Necho)という名は、元来「ネカウ・サ・バステト」

(Nekau-sa-Bastet、「バステトに属する者」)の短縮形とされています。バステトは、まさに猫の女神です。つまりサイス朝の王名「ネコ」は、単なる音の偶然ではなく、字義通り「猫の女神バステトの者」という、

猫そのものを冠した王名だった、ということになります。

まとめると——王(šarru)の指小形が猫(šurānu)である、という言語構造と、猫がラー(王)の化身として

蛇を倒すという神話構造と、実在の王が猫の女神の名を冠して即位していたという歴史的事実、

この三つが揃って「猫=王」という等式を支えている、ということになりますね。

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基礎知識が無い…というのは、或る意味で、恐ろしいことだ。サイス朝の「ネコ」が、

ネカウ・サ・バステト」(Nekau-sa-Bastet、「バステトに属する者」)の短縮形ならば、

日本語の「」(ネコ)は、サイス朝の「ネコ」(ギリシャ語形)を反映したものと言える。

 ①「nḥm」(奪う119)=【ΘWKSA】(機構119)=【】(80)=【OWRBA】(392

 ②「‘wn」(奪う147)=【DMYAS】(デニアス147)=「」()=【OWRBA】(392

 ③「dꜣr」(奪う307)=【QYΘWS】(岐多斯307)=「ṣerru」()=【OWRBA】(392

 

上掲の①と②と③(すべて「奪う」の意)に限らず、「šd)」(奪い取る405)に関しても、全く同じで、

MZLA RBA】(大幸405)=【XDWA RBA】(大喜328)=【QYSA D・XYA】(命の木328)。

これ即ち、【OWRBA】(392)=【OYN】(160)=【AYLNA D・XYA】(命の木160)、だから,

言い換えるなら、「ラマシュトゥ」[LAMMA]=「kꜣ-ḫbꜣ-sš」(荒巣516)=「Ἄποφις」(861)、

即ち、「mšrw」(夕刻757)=【DQLA】(棗椰子247)=「φοί νικα ς」(フェニクス861)である。

 

#もちろん、【】(80)、それ自体が、「km」(80)=「azappu」(tuft of hair)に重なって、

#「mul.mul」(Pleiades)=「imin」()=【YMYNA】(右手152)=【WZA】(17)を示す。

#そこに、【】(80)=【OWRBA】(392)=【ARYS】(火星392)=「ṣarru」(flashing).

#即ち、「urvan」()=「bꜣ」()=【BA】(5)=「Ἄποφις」(861)=「ṣerru」()だ。

 

*   *   *

 

古事記の「戸之鈎穴」という表現は、実のところ、既に、「bꜣ」()=【BA】(5)=「ṣerru」()が、

urvan」()=【OWRBA】(392)=「ṣarru」(火星のflashing)=「ṣerru」(鈎穴)である点を提示。

ṣerru」()が「ṣerru」(鈎穴)を通り抜ける話は、「宇迦之御魂」の話。「uga」()=「urvan」()だ。

‘wꜣỉ」(盗賊109)=【LBNH】(109)=【SYNA】(152)=「sin」()=「sarru」(火星)、だろう。

赤子を喰らう」という点で、「ラマシュトゥ」は、「鬼子母神」に似る。いずれにせよ、

ラマシュトゥ」は、[LAMMA](これは[KAL]に同じ)に作る場合が有って、さらに,

karāšu」[KI.KAL.BAD](troops)=「garaš₅」[KI.KAL]は、即ち、LAMMA]の地

ḏꜣmw」(troops67)=【ABNA】(67)=「inr」(380)=「‘ꜣpp」(262)…だ。

つまりは…「ラマシュトゥ」は、「karāšu」(troops)=「inr」(380)=「‘ꜣpp」(262)。

 

#そういうわけで、【QNA】(262)に重なるところの「‘ꜣpp」(262)は、「ラマシュトゥ」であり、

#そのラマシュトゥ」の地は、「kꜣ-ḫbꜣ-sš」(荒巣516)=「ḥwt」(516)=【BY十】(523)。

#これこそが、【BARA D・AWLṢNA】(狭井523)だろう。以上からして、「狭井河」の「狭井」は、

#「kꜣ-ḫbꜣ-sš」(荒巣516)=「karāšu」(troops)=「inr」(380)=「‘ꜣpp」(262)を完全含意。

 

*   *   *

 

QNA】(262)に重なるところの「‘ꜣpp」(262)は、即ち、「ラマシュトゥ」[LAMMA]は、

「(雛鳥の住まう巣を荒らす精霊」=「kꜣ-ḫbꜣ-sš」(荒巣516)=「karāšu」(troops)なのだ。

 

(……前項“「巣日」(須毘)と「歌荒巣」(カラス)の関係とは”の続き……)

 

結局は…「karāšu」(troops)=【OWRBA】(392)=【OWRBA】(392)は、(※「勝利の酒」)

kꜣ-sw」(春日109)=「kꜣ-sw-kꜣ」(春日春141)=【XLPA】(141)、であって、(※「勝利の酒」)

garaš₂」[𒆠𒆘](military camp)=「garaš₅」[𒆠𒆗]=「kꜣ-sw」(春日109)だ。

kꜣ-sw-kꜣ」(春日春141)は、「カシュカ川」。「kꜣ-sw」(春日109)は、「ケシュ」、だ。

 

#更に、「kꜣ-sw」(春日109)=「ỉ‘ḥ」(月神109)=【Y HW】(自在33)に注意。

#【WZA】(17)=「ḥḏ」(17)=【LBNH】(109)=「ỉ‘ḥ」(月神109)に。

#「Inar」[𒆗]=「inr」()=【ABNA】(67)=「karāšu」(troops)、に注意せよ。(※既稿を参照)

どう繋がっていくか分からないが、「sw-sš」(巣日547)=【ZKW十A】(547)。

且つ、「nṯr n sw-sš」(巣日の神1067)=【NΣRA RBA】(大鷲1067)なのだ。

ΘPRA】(、402)を持つ「大鷲」は、【ZKA】(勝利の酒40)を含意するという話。

 

ARBOYN】(四十465)=【NHRA ZWOA】(佐韋465)である。さらにまた、

kꜣ-ḫbꜣ-sš」(荒巣516)=「ḥwt」(516)=【BY十】(523)=「狭井」(523),

だから、「sw-sš」(巣日547)=【ZKW十A】(547)=「バクトリア」(大夏)だろう。

 

#その場合に、もともと、「高御産巣日神神産巣日神」が示す「巣日神」(須毘神)は、

#実は、それ自体が、「kꜣ-ḫbꜣ-sš」(荒巣516)=「kꜣ-r‘-šw」(春日819)を含意する。