私は子供の頃から感受性が強く、自分の感情に自分が振り回されてきました。
よく他人に振り回されると言いますが、本当は他人に振り回されるのではなく、自分の感情に自分が振り回されているのです。
自分以外に自分のことを振り回すことができる人は、本当はいないのです。
いまだに私は自分の感情に振り回されやすく、この課題を乗り越えているとは言い難い状況です。
最近はいつも、ここに向き合って生活をしています。
どうして、私は長いことこの課題を乗り越えられずにいるのか。
そこには、ある一つの性質が関わっていることを2年前に知りました。
心理カウンセラーの佐々川咲菜さん
とスピリチュアルカウンセラーの蓮美咲さん
の駆け込み(コラボ)カウンセリングを受けた際に私がエンパスという性質を持っているということがわかりました。
エンパスというのは共感能力者、エンパシーは共感能力を指した言葉です。
エンパシー(共感能力)は特別な能力かというとそうではなく、誰もが持っている力ですが、エンパス(共感能力者)の場合はその度合いが強いという傾向があるということです。
一言で表現すると「感じやすい人」ということになるのだろうと思います。
人に共感するあまり、人の感情に巻き込まれやすかったり、人との境界線が曖昧になりやすいという傾向があったり、人の感情(特にネガティブなもの)をもらってしまうこともあります。
感じやすさから、空気を読んで周囲の期待に無意識に応えてしまい、自分の気持ちを伝えるということが疎かになりやすかったりもします。
共感能力が強いので、自分の問題と他人の問題を混同しやすいということもあります。
この辺は、私の場合ここ何年かでだいぶ分けて考えられるようになってきました。
エンパスについて詳しく知りたい方は↓の本を参考にしていただけるとわかりやすいと思います。
- エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう/ヴォイス
- ¥2,160
- Amazon.co.jp
子供の頃から感じやすく、感じやすいが故に傷つくことも多く(人は人に傷つけられることはなく、自分で傷つくのです)傷つくことから自分を守るために、さまざまなルールで自分を縛り、自分の世界を狭いものにしてきたのかもしれません。
最近になって思うのは、ずっと周囲の人のネガティブな感情に自分がフォーカスして、そこに共感能力を発揮してきたのではないかということです。
人にはネガティブな感情だけでなく、必ずポジティブな感情もあるはずなのに、何故かネガティブな感情ばかりにフォーカスして反応してきました。
それは恐れからくるものだと思います。
自分は愛されていない、愛される価値がないというところから、ネガティブな感情にフォーカスして、共感してきてきたのだと思うのです。
私もいまだに他人のネガティブな感情に共感しやすいのですが、ここ数年で、「私はすごく愛されているなぁ、愛はあったんだなぁ」という他人のポジティブな感情にフォーカスして共感できるようにもなってきました。
エンパシー(共感能力)が強いために、ネガティブな感情も人より感じやすいですが、ポジティブな感情もまた、人より感じやすく、ポジティブな感情に共感できている時はとても満たされた気持ちになりますし、その感動もひとしおです。自分は愛される価値がある人間だったんだということも理屈抜きに感じることができます。
決してマイナスな性質ではないと私は思うのです。
私の場合はカウンセリングでもエンパスであるということを有効に活用できていると思います。
私のカウンセリングを受けてくださった方で、「いつもはこんなに話しをしないのに、自分が思っていたよりたくさん話してしまった」と感じる方や「短時間しか話しをしていないのに、どうしてこの人は私のことがこんなにわかるのだろう?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
こういう場面でも私のエンパシー(共感能力)が働いているからです。
私は、エンパシー(共感能力)が強かったので、傷つくことから自分を守るために感情に蓋をして、自分が何をしたいのかわからず、自信を失ってきました。
そんな私でしたが、うつ病になったことを切っ掛けに、勇気を出して子供の頃のように感じるということに許可を出しはじめました。
許可を出してからは、今まで封じ込めてきた、自分がみたくない自分をみたり、それとは反対に自分の意外な一面を知ることができたり、今まで知らなかったったことが、少しずつわかるようになってきました。
そうやって感じて行動することを繰り返すうちに、いろいろな情報が自分の中に溜まっていきました。
知識はあまり入れずに、自分の感覚を頼りにしばらくの間生きてきました。
あとから他の方に教えていただいた知識と私がそれまで感じて行動してきて得た情報が結びついて、私だけの知恵として溜まっているのだと思います。
感覚が人と大きく異なる私は、他の人の考えや世間でうまくいくといわれる方法に違和感を感じることも多く、迷いも生じやすかったので、一時期は自分の感覚を信じることができなくなっていました。
うつ病になる以前のように、恐れから、感じるということをしなくなっていたのです。
他の方の力をお借りして、自分が恐れから感じることをやめてしまっていたことに気づきました。
それからは、自分の感覚を信じてやっていこうとまた思えるようになりました。
自分の感覚が私を新しい世界にどんどんと導いてきてくれていたことを思い出したからです。
私のカウンセリングでは、私が生きてきた中で得た知恵という情報をお伝えしていますが、そういうことが今できるのも私が感じやすいエンパス体質であったからだと思うのです。
ずっと、感じる力が強かったことが原因で生きづらさを抱えてきたと思っていましたが、今は感じる力が強かったからこそ、自分のことをより深く知ることができて、徐々にですが、生きやすい人生へと方向転換できていることを感じています。
正直、今もまだエンパス体質で苦しむこともありますが、そのことで得られた掛け替えのないものもあり、みなさんに提供させていただけることに喜びも感じています。
私自身がエンパスなので、私のカウンセリングにみえる方は、エンパス体質の方が多いです。
そういうクライアントさんは、エンパスであることで私と同じように悩み続けてきた過去があるので、エンパスであることをネガティブにしか捉えられず苦しい思いをされていらっしゃいます。
今日はそんな方に向けて、エンパスであることの可能性と希望をお伝えしたくて、このような記事をお届けしました。
ご自身がエンパスであるか知りたい方は、先ほどご紹介した本を読まれるか、スピリチュアルカウンセラーの蓮美咲さんのスピリチュリティカウンセリング、スピリチュアルクレンジングコース
をお勧めいたします。美咲さんのカウンセリングでは、エンパシーの調整もしていただけます。
http://ameblo.jp/spirituallife7/entry-11407898192.html
http://ameblo.jp/peacefulsakina/entry-11407937874.html
私も一昨年の10月にエンパシーの調整をしていただきました。
この時は咲菜さんと美咲さんの駆け込み(コラボ)カウンセリングで扱っていらっしゃいましたが、今は美咲さんの↑のカウンセリングでエンパシーの調整をしていただけます。詳しく知りたい方は美咲さんのホームページ
よりお問い合わせください。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
自信を育てるカウンセリング
詳細・お申込み
http://ameblo.jp/yuzuwoman/entry-11886229384.html
7月後半のスケジュール
http://ameblo.jp/yuzuwoman/entry-11893419264.html
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