私が大切にしているカウンセラーとしての姿勢 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

カウンセリングをしている時に私が大事だと思うのは、クライアントさんのお話しに集中するということです。

集中してお話しを聴きながら共感、受容することです。

こうやって集中してお話しを聴く姿勢を持っているからこそ、集中できない自分を発見することも多いのです。

集中してお話しを聴くために、一旦自分のこころ(軸)に戻ってくる必要があります。

自分のこころ(軸)に戻って、集中できるように立て直しを図ります。

私はまだカウンセラーとして経験が浅いので、この立て直しができないことも多く、自分の価値観や信念といったものを戦わせてしまうことが多々あります。

戦ってしまう時は、やはりカウンセリングもうまくいきません。

それは、クライアントさんをみていると感じるので、わかるのです。

私が戦うとクライアントさんも自分を守らなければいけないので、戦わざるを得ません。

人は鏡です。

クライアントさんの戦う姿勢を感じた時は、先に私が戦っているのです。

こんな時は、ついクライアントさんのせいにしたくなります。

実際クライアントさんのせいにしたりもします。

そんな時、私はいつも自分の目的に立ち返ります。

「違うなぁ、自分だなぁ」

というところにほとんどの場合、戻ってこれます。

たまに正当化が長引くこともありますが。。

目的に立ち返ることも大事ですが、自分を正当化すると居心地がよくないですよね。

それは自分に嘘をついていからです。

カウンセリングで大事なのは、自分の気持ちを誤魔化さずに正直であることだと私は思うのです。

カウンセリング後に、「今日はカウンセリングがうまくいかなかったなぁ、原因はあそこで私が戦ってしまったからだよなぁ」と振り返ります。

そして、そのことで「自分はなんてダメなんだ」と責めずに、今の自分をしっかり認めます。

「今日は戦ってしまったなぁ、ああいう場面で自分は戦いやすいんだなぁ」

と現状を認めて、その失敗からの学びを次のカウンセリングに活かそうと思うのです。

カウンセリングをする度に自分の未熟さを思い知るのですが、同時に「私は大丈夫だなぁ、カウンセラーとして今後もやっていけるなぁ」と思うのです。

それはちゃんと、自分が戦っていることに気づいているからです。

自分を正当化していることに気づいているからです。

自分が自分を誤魔化そうとしていることに気づいているからです。

そして、今はそういう自分なんだということを認めているからです。


カウンセリングというのは、そんなにすぐにうまくできるものではないと私は思うのです。

表面上うまくいってみえるけれど、実はそうでもないというケースはたくさんあり、勘違いしていることも多々あります。

何事もそうですが、経験というものは、大切なんですね。

クライアントさんには正直言って迷惑を掛けまくります。

迷惑掛けないでできれば、それが一番いいですが、それは無理な話しじゃないかと私は思うのです。

もちろん、その時の最善は尽くします。

そうした上で、やはり迷惑は掛けると思うのです。

もしかすると、高い料金払って迷惑掛けられるクライアントさんの身になったら辞めた方がいいんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私もそう思う時はありますが、そんなことを思っているくらいなら、さっさと迷惑掛けて、自分のできないところを認めながら、課題に向き合って、戦わないでカウンセリングをできるようになることだと思うのです。

自分のやりたいことなのに、人に迷惑掛けるからやらないというのは、自分の気持ちに嘘をついていることです。

職人さんと一緒で修業は終わることがないと思います。

そういう意味で一生迷惑掛けることになるとは思いますが、迷惑掛ける度合いは経験を積み、自分と向き合って学ぶ中で小さくなるはずです。

最初と同じように迷惑掛け続けるわけではないのです。

それはどんな仕事でも同じだと思います。

クライアントさんの怒りを買うこともあるかもしれません。

そういうことがあれば受けとめますし、自分に至らない点があればいつでも私は謝ります。

謝って、至らなかった点を帳消しにしようというものではないのです。

私が至らなかったことで、クライアントさんを傷つけてしまったり、嫌な思いをさせてしまったならば、そのことに対して謝るのです。

自分がそうしたいと思うからです。

自分の気持ちを誤魔化さず、正直であること。

私がカウンセラーとして一番大切なのは、そういう姿勢だと思います。

いろいろな考え、立場の方がいらっしゃるので、この考えが正しいとい主張するわけではありませんが、私はこういう姿勢をこれからも大切にして行きたいと思っています。

みなさまの参考になれば嬉しいと思い、書かせていただきました。


今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー



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