うつ病の完治 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

最近、うつ病の方とお話しする機会があり、感じたことがあったので書いてみます。

わたしがうつ病を治そうと思っていた時「一体、どういう状態になったらうつ病が完治したといえるのだろう?」

と真剣に考えていました。

精神科では、治癒という言葉が使われません。

いくらよくなっても「はい、あなたはうつ病が治りましたよ」とは言ってもらえないのです。

その代わりに使われるのが「寛解」

寛解を辞書で調べると

病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽減した状態。または見かけ上消滅した状態。

お医者さんに完治って言ってもらえないなら、どうしたら完治したってわかるんだろう?

う~ん、わからん(ーー;)

わからなくてよかったのです。後になってわかる時が来たから(笑)



実は、わたしのうつ病が治ったことを教えてくれたのは周りの人だったんです。

わたしの場合、2006年の年末「もう、わたしのうつ病は治った」と自分で決めました。

「決めたから、うつ病は治った」とこの時は思っていましたが、後から考えるとまだこの時期は寛解だったのかもしれません。

それから半年後、仕事をはじめたのですがはじめたばかりの頃、上司に「体力的に無理がありませんか?」と聞かれたことがありました。

他人から見て、やっぱり不安定なところがあったのでしょう。

こうやって周りに心配されたり、腫れ物に触れるように接してこられる時期って多分寛解という状態だと思うのです。

病気が治ってから3年経った頃、習い事をしていた時にうつ病の話題が出たので「わたしも長いこと重症のうつ病だったんです」と言うと、みなさんびっくりされたんです。

その中のお一人が「あなた、完全に治ってるわね!だって、目が違うもの。うつの人の目って、違うのよね。どうやって治したのか教えてちょうだい。わたし、あなたの言うことなら信じる!!」

そうしたら、もう一人の方が「あなた、そうだったのね。習い事をはじめた頃、確かにまだちょっと元気なかったような気がしたは。わたし覚えてるもの」

そう、おっしゃったので今度はわたしがちょっとびっくりしました。

みなさん、よく見てらっしゃる~

そうかぁ、目で判断したり様子で判断しているのね。

それからしばらく、仕事やプライベートで出会った人にカミングアウトしてみると、100%の確率で「全然、うつ病だった感じがしないね」と言われるようになりました。

周りの人が自分のことをどう思っているのか注意深く聞いてると、わたしの場合はうつ病が治ったと決めてから1年半ぐらいはまだ寛解の状態で、その後治癒したようでした。

心屋塾の先輩カウンセラーサトーマサトさん が以前、うつは見た目が9割 という記事を書いていらっしゃいました。

うつの診断には客観的な指標はなく、主治医となる先生の判断であるという内容。

そう、うつ病って先生が見た目で決めているのです。

だから、治ったかどうかも見た目でわかるのです(笑)

うつ病の診断は精神科のお医者さんがしてくれるけれど、完治は周りの人が教えてくれるんですね(笑)

うつは見た目が9割

言い得て妙だなぁと思いました(笑)

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