今できることは何?ドローンレースの将来を考えてみた | Yuzuiro FPV スポーツドローンライフ

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ドローンを始めて6年が経ち昨年はドローンレースチームも結成しました。
ドローンレースの練習会開催など、皆さんのお役に立てるよう少しづつ活動しています。

私の体験や記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです!

 

 

 

 

 

ドローンレースを、どのカテゴリーに分類するのか?

 

色んな考えがあると思いますが、レースを実際にやっている者として、やはりモータースポーツだと私は考えています。

 

ただ、ドローンという近未来のロボットを使用しているという点で既存のモータースポーツとの違いがあるかもしれません

 

モータースポーツと言えばやはり頂点に立つのF1でしょう!

世界的にも有名で、実際に日本で行われる鈴鹿サーキットには多くのファンが集まります

 

車以外にもバイクやカート、飛行機のエアレースなんかもそうでしょう

 

ちょっと悩むのがボートとかですかね?あとラジコンカー、、、これをモータースポーツと言う人は逆に少ないかなぁ、ドローンレースがモータースポーツと簡単に認識されないのは、やはりこのラジコンカーに影響されている部分が多いかと思います

 

 

えっ何が違うの?ラジコンカーと同じで、陸上を走るか空を飛ぶかの違いだけじゃん?

 

 

と思ったあなた、そう一般の方の感覚ってそうですよね、、、キョロキョロ

 


でも大きな違いがあります、それはパイロットの視点です!

 

 

 

機体を目視で見て操作するのではなく、他のモータースポーツと同じパイロット視点にてレースを行いますので、私はモータースポーツと同じジャンルだと考えています。

 

 

さて、今日の本題ですがドローンレースはもちろんここ数年の歴史しかない新しい競技であり、まだまだマイナーな競技です、競技人口も少なく、観戦なんていうエンターテイメント性においてもまだまだです

 

 

私としてはもっとメジャースポーツに推し進めていきたいというのが想いです。

その為に、少しづつですができることをやっていきたいと思っています!

 

 

さて、では何をどうすればいいのか???

 

私は2つの視点があると考えていますニコニコ

 

 

まず1つ目は競技者からの視点、これはまず競技人口を増やすというのが一番の目標となります。次に2つ目ですがこちらは観客者の視点からの検討です、プロスポーツは競技者だけでは成り立ちません、それを見て楽しむエンターテイメントとして成立する必要があるのです

 

 

私一人の力では非力ですが、それぞれの視点で出来ることを考えて、実行していくことで少しづつ仲間が増えて、大きな流れになればいいなぁと思っていますおねがい

 

 

そういう視点で私の最近の行動を見て頂けると、全ての動きに納得いくかもしれませんよ、知らんけどwwwチュー

 

 

もちろん試行錯誤の連続ですし、何かやれば新しい課題が見つかるの繰り返しではありますけど、実行しないとわからない事も多々ありますので、最近のロケット発射じゃないですけど失敗はありません、そこから学ぶことがあるからです!

 

 

まず競技者の増加という事ですが、一番大きな課題は場所の問題です!


やりたいけど、どこも飛ばす場所がない、、、ということで、場所を絶えず探していますwww

何とか練習会も開催できて、少しづつ参加者も増えてきたかな~

 

 

 

初心者で何からやっていいのかわからない、、、これは最近ですがWTW京都というTinyWhoopの練習会でカバーしようとしています、少しでも始めたい人の手伝いが出来ればと考えています。

 

 https://ameblo.jp/yuzuiro5/entry-12836728258.html


 

各種申請や機体のメンテナンスなどがわからない、、、ブログでなるべく解説しています、ただ自分ひとりでは全てをカバーするのは難しい、、、滝汗のが現状です、、、色々多すぎるので

 

 

あと、スポーツとして取り組むのにチームを作るのは非常に良いと考えます、仲間増えると楽しさも一気にあがりますし、他のチームと切磋琢磨するきっかけにもなります。

 

 

 

また情報共有が非常にスムーズになります、将来的にドローンレースの全国組織ができた場合に、トップの事務局の下に各チームが参加する形が望ましいと考えています、先ほど言った情報共有という面もありますし、組織がわかりやすくなります、現状はいくつかあるそういった組織も組織というにはあまりにも形が小さく、そう名乗った事務局があるだけなので、全国を隅々まで取りまとめるには、やはりドローンレースチーム単位での管理になった方が良いと思います。

 

もちろん、個人で協議に参加することを否定している訳ではありません!ニコニコ

スポンサーの関係などで、チームに所属できない人もいるかもしれませんので、その辺りは救済方法を考える必要はあります、また現状はまだまだドローンレースチームというのは一般化されていませんので、あくまで未来の私の考えと思って頂ければ結構です。

 

このチーム制度ですが、もう一つ利点があると考えます

 

それが若者、特に小中高くらいの年齢の競技者についてです、この年代は一人で練習に参加したり、情報を集めるハードルが高いです、例えば5インチのドローンを飛ばせる場所だと、ほとんどが車でしかいけそうにない郊外になります、つまり家族のサポートが必須となります、現在トップで活躍している少年少女レーサーのほとんどが親子でドローンを楽しまれているパターンです、しかしこのパターンだと競技者の人口が増えません、、、そこでチームに入って頂き、チーム内の大人たちがサポートする事で、親がそこまでかかわらなくても少年少女レーサーが活動できるようになると考えています。もちろん親子で楽しんでもらうのが一番良いパターンですが小中学生ならまだしも、高校生くらいになるとね、、、爆  笑

 

最後にお金の問題についても触れておきましょう、まず大前提として理解して欲しいのがモータースポーツは、一般のサッカーやバスケットよりお金がかかるという事です、その中でもまだドローンレースは安い方だと思います、車やバイクのレースだと維持費だけでも相当かかりますよね、とはいえドローンレースで勝てるような機体を作ったり機材を揃えると普通に数十万円かかりますし、バッテリーやプロペラなど消耗品も多数あります、、、つまり、お金が結構かかるという事です、今後ドローンレースがモータースポーツとして確立していくには、各個人の力だけでは金銭的にも裾野を広げるのは難しいのが現状です、そこでやはり必要になってくるのが企業のスポンサー制度です、現在もトップレーサー達は個人でスポンサーを獲得していますが、それはほんの一握りです、もちろん企業側として露出の高いレーサーや、勝つ確率が高いレーサーに投資するという考えは理にかなってます、しかしそれだけでは競技人口の増加には直結せず結果として企業側のメリットも少なくなってしまう可能性があります。

 

そこで私が考えたのがチームスポンサーです、チームをスポンサードすることで多くの競技者のサポートができます、またチームがしっかりとPRしていくことで露出も増えます、たった一人のユニフォームに名前があるより、10人とかのユニフォームに名前がある方が露出も10倍ですwww


また、地域の活性化などにもつながる可能性が高いですよね、鹿嶋市でのSNWさんの取り組みなどもありますし、各地域でドローンが盛り上がることで、企業としてのメリットも出てくるのではないかと考えています。その他にも、ドローンレーサーの飛行技術などが利用できる可能性もありますし、何か良い形の連携ができれば良いですね!

 

 

 

だいぶ長文になってきましたねwww

ここまで読んで頂いていありがとうございます、でもまだ続きますてへぺろもう少しお付き合いください

 

 

ここからは、観客者視点での話になります。

正直、私も詳しくない分野ですので、もっと専門家に助けてほしいと思っています

 

ただ観客としてドローンをレースを見て、こうすればいいのになぁ、、、というのは、見えてきたので、その辺りを書いていきたいと思います。

 

現在のドローンレースの観覧方法は大きく2つになります、①現地で観戦②ネットでのLIVE配信、この2つとなります、がしかし、、、

 

現地で観戦というのは、ほぼありません!

 

理由は様々ですが、やはり告知が少ないのと観覧できるようにレース場を作ってない場合が多いからだと思います、ドローンレースはかなりの高速で飛行するわりに機体が小さく、観客席から目で見て追いかけるのは至難の業です、、、滝汗

 

そこで近年では、LEDを機体に搭載して見やすくしたりする取り組みが始まっていて、これは非常に有効です、もう1点追加で私が提案したいのは、視点についてです

 

現状、予算的ににも基本観客席なんてものはありません、ある大会もありますが観客席はグランドに椅子を並べるだけです、、、選手と同じ位置でドローンレース体験できるので、それはそれでいいのかも知れませんが、、、サッカーでも野球でも、グランドレベルで真横から見て見やすいですか??キョロキョロ

 

どこの球場やスタジアムでも、すり鉢状になっていて、少し上から見ますよね!!

 

これなんですよ!やはり少し上から見ないと、見にくいし、特に詳しくない人は全くわかりません、、、大和高田であったTinyWhoopのレースは、吹き抜けの場所で2階から見下ろせたんですよね、これが本当に見安くて楽しかったので、観客席が少し高いところに作れれば絶対に良いと思います、私が考える最高の会場は、学校の中庭みたいな所ですね、両サイドに校舎があって窓から見下ろせて最高に良いと思いました!

 

 

 

もう一つはやはり実況でしょう、これがあるかないかで見てる人に伝わる伝わり方が非常に変わります、とくにルールなども浸透していませんし、こまかな技術の話や、レーサーの紹介などもあれば最高ですよね、そしてこの実況と解説者は、②のLIVE配信でも非常に重要だと思います、私の妻がLIVE配信で応援してくれるのですが、アナウンスで説明してくれないと全く誰が飛んでるのか、どういう状況か全くわからないと言ってました、その反面熊本のレースのようにアナウンサーがついていたLIVE配信は、見てて楽しかったと言ってました

 

LIVE配信についても、パイロット目線の映像が今はメインですが、これも改善が必要だと思います、誰がどこを飛んでるのか?とか、パイロット目線映像だけでは我々でも見分けが困難です、飛ばしたことない人間はなおのことわからないと思います。

 

LIVE配信については、MADさんが本当に色々試してくれたり、システム(MADシステム)を作成してくれたりと、めちゃくちゃ頑張ってくれていますよね、本当に頭が下がりますし感謝しかありません。

 

 

 

また俯瞰的な視点のカメラ映像も最近は試す方が増えてきたので、少しづつですが視聴しやすい配信になってきています、あと希望としては選手のインタビューとか上手く取り入れると楽しいと思います、トップレーサーの顔も見てみたいし、顔をみて声を聞いたらファンも増える可能性もありますよね、FAIの世界戦でも選手をアナウンサー席に読んでインタビューしてましたよね、ああいうのは本当にいいなぁと思いました。ニコニコ

 

 

ただ、LIVE配信にしても、観覧についてもお金がかけられないという課題があります。

例えば観覧席をつくるにしても、現地で席を作るとなると、安全対策が必要になります、ネットを張るだけでも費用がかかるんですね、反面お客様から入場料を取る仕組みはまだほぼできていません、このあたりのエンターテイメント化をやってやろうという企業があれば、超うれしいんですが、まぁ無いですよねwww

 

LIVE配信も、生中継ではなくて編集して番組化して1時間くらいにまとめれば、視聴者も増えるのでは?と思ったりしてるので、いつかチャレンジしてみたいと思っています。誰か一緒にやりたい人いませんか?ニコニコ

 

 

このように、ドローンレースのエンタメ化、、、一般人も楽しめるコンテンツになれば、ドローンレースも、もっともっとモータースポーツとしての地位が向上して認知されるようになるのではないでしょうか。

 

 

 

最後まで読んで頂きありあがとうございました

徒然に私の思ってることを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

こういう未来が来ればいいなぁ、、、と思いながら、日々できることをやっていきたいと思います。もし共感してもらえる方がいらっしゃれば、同様に出来ることをやっていってください、もちろん一緒に出来れば最高に幸せです!照れ

 

 今後とも応援の程よろしくお願いします!