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Y’s Lab.

当研究所は、すべての方を対象に、社会で生きぬくための有効なスキルをご提案、ご提供するための施設です。
臨床心理士が独自に開発したSSTプログラムを提供し、皆さまの「生きる力」の育成に尽力いたします。

プログラムを実施していく際、対象のお子さんができそうな課題を敢えて選び、自信をつけさせるという方法があります。しかしながらある程度自信がついたのちに、能力以上の課題にチャレンジさせなければ更なる成長はありません。ただ、間違えることや否定されることに敏感なお子さんの場合、激しい抵抗があるものです。その激しい抵抗に伴走することは並大抵のことではないのですが、そこで踏ん張ることができなければ目の前のお子さんの成長は見込めません。心理士魂を熱く燃やしながら、踏ん張りを見せることが今の自分にできることなのだと思います。

#木漏れ日

 

グループワーク

前回から新しいアクティブワーク「リーダー育成ワーク」が始まりました。

コミュニケーションが苦手であると認識しているお子さんに社長役を担ってもらい、コミュニケーションが得意であると認識しているお子さんに社長を補佐する秘書役をやってもらいました。

また、講師がクライエントになり「市長として街におどろきの公園を作りたい」という意思のもと、営業役のお子さんにインタビューをしてもらい、どのような公園を作りたいのか引き出してもらいました。それをグループに持ち帰り全員でシェアする中で、チーム一丸となっておどろきの公園のプレゼン資料を作成してもらい、最後にそれを社長がプレゼンし、質疑応答に臨んでもらいます。

前回は社長のプレゼンで時間がかかってしまったため、そこでタイムオーバーとなってしまいました。今回はその続きとして、今一度チームで社長をサポートしながらプレゼンの練習をし、質疑応答に耐えうるためのチーム練習からスタートしました。チーム内で協調し、みんなで成長していくという強い意志を持ち、助け合いの精神のもと、互いをサポートし合うお子さんたちの姿に頼もしさを感じました。プレゼン発表と質疑応答は保護者さまにもご参加いただき実施し、現在のお子さまの姿を見ていただくこともできました。

 

通常ワークでは、コミュニケーションを通してさまざまなことを学ぶワークを実施しておりますが、今回のテーマは「物をもらうこと」です。

欲しいと思ったものを友だちにお願いして、気軽にもらったは良いけれど、その後大きなトラブルへと発展してしまった会話文を通し、なぜ人から気軽にものをもらってはいけないのかというテーマについて改めて考えました。

 

5つの情報と優先順位

ものごとの定義を思考したのちに、優先順位を思考するワークです。

今回のテーマは「パン」です。

日常生活でよく目にしたり、触れたりするものをテーマにしておりますが、パンは朝ご飯やおやつとして食べているお子さんも多々います。そんな身近なテーマであるパンを構成する5つの情報について出してもらいました。逆に身近過ぎてなのか、パンのどの情報がベスト5に入るのかが分からず、色々な形、味、種類を入れるお子さんが沢山いました。これはある意味どのような食べ物にも当てはまる情報なので、パン特有の情報というわけではありません。改めてパン特有の情報についてじっくりと思考してもらいました。

 

小作文

今回のテーマは「趣味の良い点と悪い点」です。

何を趣味にするかは人それぞれですが、趣味はストレス発散やリラクゼーション、時には自分を主張する大切なものだと思います。

一方でやり過ぎてしまうと日常生活が成り立たなくなってしまうこともあり得ます。趣味を持つことは良いことなのですが、ある程度の節度も持つこともまた求められるのですが、その節度の設定が難しいまま大人になってしまう人も見かけることがあります。

今回の小作文を通して、節度が大切であること、節度の設定をどこにするのかを自分自身で考える力を養うために必要なことなどを考えてもらいました。

 

 

 

 

今月から高学年対象のアクティブワークが、「リーダー育成プログラム」という新しい内容になりました。

コミュニケーションに苦手感をもつ人を、グループ全員でサポートし、全員でレベルアップしていくことを目指すプログラムです。コミュニケーションに苦手感をもつ人のレベルアップはもちろんのこと、得意な人にとっても誰かをサポートする中で自分自身がよりレベルアップすることができます。まさに一石二鳥の内容となっております。

 

役割は、コミュニケーションに苦手感をもつ人が社長役、得意な人が秘書役、グループ全体を底上げしていく営業役の3つの役に分かれています。

社長は、最終的なプレゼン、質疑応答(約10問)が仕事です。秘書は社長の人間性をよく理解し、最高のプレゼンができるよう練習のサポートをしたり、的確に質疑応答がこなせるよう事前に予想質問と回答を社長と一緒に考え本番に備えます。さらに、営業役の人と綿密な打ち合わせを行い、その意図を社長とシェアします。営業は出たテーマについて、クライエント役の講師にインタビューを行い、それを形にしてプレゼン資料を作成します。なぜそのような資料になったのか、秘書に説明し社長に意図理解をしてもらえるよう尽力します。

今回のテーマは「おどろきの公園」でした。

設定として市長であるクライエントにインタビューをして、クライエントが望む「おどろきの公園」を提案してもらい、最後は3つのグループの社長のプレゼンでコンペを行うといった内容となります。

大切なことは、自分たちの作りたいものを作るのではなく、クライエントが希望するもの、いわゆるニーズをきちんと理解し、それをベースにしたものを作ることができるかどうかが大切になります。そのため、インタビューは合計3回実施しました。インタビュー内容を毎回グループに持ち帰って次の質問を全員で考えることにより、次にどのような質問をすればニーズを理解できるかを分析してもらっています。

言うまでもないですが、協調する力の高い人で構成されたグループはよくニーズを理解できていました。一人で考えると偏ったものの見方や考え方をしてしまうことがあっても、それをグループでシェアすることにより、指摘し合い、偏りを修正し合い、互いにサポートし合うことができるのです。

 

さて、次回はいよいよ社長のプレゼンと質疑応答になります。

またレポートいたします。

 

 

 

急に寒くなりました。

一年で一番過ごしやすい気候となり、モチベーションも上がるためか色々なことへの関心も高まります。

好きなことや趣味に没頭したり、新しいことを始めてみるのも良いかもしれませんね。

#秋めく

 

グループワーク

今週はアクティブワークを行いました。

今回から新しい内容のワークになります。ワーク名は「リーダーを育成せよ」です。

人前でプレゼンしたり、質疑応答を苦手とするお子さんに社長の役割を担ってもらい、逆にそれらを得意とするお子さんには秘書の役割を担ってもらいます。秘書役のお子さんは社長の相談に乗ったり、さまざまなサポートを行い、またそれ以外の企画や制作役のお子さんたちとの間を調整し、グループ全体で社長役のお子さんにプレゼンや質疑応答をやり遂げるために手厚くサポートしていくような内容となっております。

今まで実施してきたワークの中で、得手不得手が明確となりお子さんたちもそれを認識して言語化することができるようになってきました。そうすると、得意であると認識しているお子さんは良いですが、苦手であると認識しているお子さんは苦手感が強まる傾向があります。そういった課題を解決していくためには、苦手感をもつお子さんのサポートを集団全体の課題として受け止めていくことが大切であると考えました。集団の中では比較が生まれますが、一方で助け合いや思いやりの先にある成長もまた得られることができるのです。

 

今回の通常ワークのテーマは「掃除の意味と悪ふざけ」です。

掃除の時間が楽しみだというお子さんは少ないと思います。むしろ掃除の時間真面目に取り組んでいるお子さんは、どれくらい存在するのだろかと考えることもあります。それは掃除の意味をきちんと思考したことがないことも理由の一つなのかもしれません。

今回は会話を通して掃除の意味や、真面目な雰囲気の中でつい悪ふざけをしてしまったとき(今回の場合掃除をしなかった際にそれを指摘されたとき)の意味や、その対処法などを学びました。

 

「場合」から考えるワーク

「~の場合」という他視点でものごとを思考することにより、ものごとの見方や考え方の回路を増やすことができます。あることについて、ずっと一つの可能性ばかりを思考し、そのことばかりが気になって何も手につかなくなったり、苦しい思いを抱いてしまうという方もいらっしゃるかと思います。しかもそれが、ネガティブな可能性であるならば余計に苦しいと思います。

今回は、7歳の女の子、50歳の女性、90代の女性があなたを見て泣き出した場合、そこにどのような理由があるのかを複数思考してもらい、原因と結果が状況や環境などによって多くの可能性があるということを体感してもらいました。

 

小作文

今回のテーマは「おやつの良いところと悪いところ」です。

大半の人にとっておやつは、楽しみなことだと思います。そうすると良い点は思いつきやすいですが、おかしを食べることによる悪い点を考える機会は少ないでしょう。

一方で「ご飯が入らなくなるからおやつは控えてね」ということを言われたというお子さんは割と多いはずです。そのことが記憶になり、それを悪い点として挙げるお子さんがたくさんいました。ご飯が入ればおやつをたくさん食べても良いのか、そもそも量を少なくしさえすれば食べたほうが良いのかという視点で考えれば、結果それは良い点となります。このように「食べ過ぎると」という条件付きの悪い点(もしくは良い点)を出す癖のある人をよく見かけますが、条件をつければどんなテーマも多くの情報を得られます。テーマそのもののメリットとデメリットと向き合うためには、条件のつかない良い点と悪い点を出す訓練が必要なのです。

 

 

スタッフのかずです。
今回も宿題がテーマです。
前々回→夏休みの宿題はいつ終わらせる?
前回→宿題よりも大切なこと

今回は小学館が運営する子育てサイトHugKum(はぐくむ)より「宿題の量は学力に関係ない⁉ ショッキングな研究結果から考える、効果的な宿題のやり方とは」という記事の紹介です。

米国のレテンドル教授とベーカー教授の研究チームが40~50カ国の小学4年生、中学2年生、高校3年生を対象に、1994年と1999年の2回にわたって行った調査では、「宿題の量と学力には、相関関係がない」(=宿題をたくさんやったからといって、子どもの学力には関係なかった)という結果となったそうです。
また、2016年、宿題の研究においての第一人者である、アメリカ・デューク大学のクーパー氏も同様の調査を行い「宿題が学力向上に効果を与えるのは高校生以上であり、小学生や中学生においては、宿題をどれだけやっても成績が向上するという証拠は見つからなかった。」という報告をしています。
筆者の今木氏の意見としては、効果的な宿題のやり方として「宿題は一人でやらせないこと」を挙げています。
それによって、適当に終わらせた間違いだらけの宿題で自尊心を傷つけるくらいなら、分からないことがあればすぐに質問できる環境にし、「宿題嫌い」から「勉強嫌い」にならないようにサポートをすべきと述べています。



学力を伸ばすためには、適切な課題の難易度、無理なくこなせる分量、高いモチベーションの維持といった条件が揃うことが大事だと考えます。
もちろん言うは易く行うは難しで、その課題調整およびモチベーションを高める働きかけが簡単にできれば誰も困らないのですが…
そう考えたら、宿題の量が多ければ良いとはならない研究結果もうなずけます。一律に宿題を出せば、多すぎる、難しすぎると感じる人もいれば、その逆もいるでしょう。
皆が適切な分量だと思える宿題なんてありえないのだから、宿題の問題は難しいと改めて感じました。

実際、勉強に苦手感を持っているお子さまの保護者さまに宿題の話を聞きますと、保護者さまがつきっきり宿題を見ているという話はよく聞きます。
お子さまからしても、保護者さまからしても、宿題をやるのもひと苦労ということで本当によくやってみえるなと感じます。

改めて前回の内容の繰り返しにはなりますが、宿題はやった方が良いのは当然ですが、調子を崩すくらいなら、無理をしないのも一つの手段かと思います。
そして、何より少しでも抵抗感なく前向きに取り組んでもらえるよう、お子さま一人ひとりに向き合って、サポートしていきたいと改めて感じました。

少しだけ将棋の話。
王座戦が始まった時にも話題に出しましたが、藤井聡太竜王名人が王座戦5番勝負に勝ち、八冠制覇を達成しました。
前人未到の大記録を21歳にして成し遂げてしまうというのは、凄いとしか言えません。

将棋というのは、優勢に進めていても、一手のミスで逆転してしまう恐ろしいゲームです。
この王座戦も永瀬王座が終盤まで優勢に進める対局が多かったですが、藤井竜王名人が混戦に持ち込み、わずかなミスをとがめて、勝ち切ってしまうという結果となりました。
 

詰めがあまく、うっかりが多い私からすると、棋士の先生方の集中力は到底敵うものではありませんが、見習うべきことも多いなと感じました。


 

先週は小学生から大学生までの縦割りグループワークを実施しました。

今回は年齢がバラバラのグループを3グループ作り、その中でコミュニケーションの基礎となる「聞く、理解する、伝える」の3点を評価するためのワークでした。コミュニケーションが苦手なお子さんがこの3つの力のうち、どの部分ができていて、どの部分に苦手感を持っているのかなど細かく理解することができました。

#秋桜

 

グループワーク

高学年はアクティブワークのやり直し回を前回実施し、更にパワーアップすることができましたが、その振り返りを行う中で新たな課題を見いだすことができました。リーダー、企画、制作営業と大きく3つの役割を通して、いまの自分がどの役割を担うとうまくいきやすかったり、やる気になれたり、楽な気持ちで作業ができるのかという視点で振り返りをしてもらいましたが、全員のお子さんが明確な意思をもって、自分にはこの役割が合っているということとその理由を細かく自己分析して発表してくれました。実際の社会に近いワークを経験していくことによって、子どもたちの中で自分と向き合い、自分の資質や特性などをポジティブに捉え、それを活用させるための方法を思考し、分析することができるようになってきました。自分と社会を繋げていくために、必要な条件や環境を整備していく力を養ってもらいたいという目標を達成するために、目まぐるしく成長しております。

そのような中、個の力(自分一人でどれくらいできるのか)を過信するお子さんや、反対に苦手な役割に対して、自信を喪失してしまうお子さんの乖離が広がっている部分があることは否めませんでした。今回はその点を考えてもらうため、集団の中の自分と個の自分とでは、作業の質や量がどれくらい変化するのかを理解する必要性があると感じたため、すべての役割を自分一人で実践してもらうワークを行いました。その中の’気づき’を、今後のワークに活かしてもらえるようサポートしております。

通常ワークは、会話を通してコミュニケーションのトレーニングを行っております。

今回のテーマは「悪口」です。その場に居ない人の話しをしているときに、事実を伝えていたところ、その人の行動を否定したり、さらに人格を否定するような内容となってしまったら、それ悪口や陰口になります。そういった場合の注意する点、なぜそれを言ってはならないのか、その場からの上手な去り方などを通して、適切なコミュニケーション方法を学びました。

 

 

5つの情報と優先順位

ものごとの定義を思考したのちに、優先順位を思考するワークです。

今回のテーマは「はし」です。

はしを構成する5つの情報に大切な順番に並び替えます。情報の重要度を認識する力は日常生活において不可欠です。抽象化や具体化をさせる力は、日常的に必要とされますし、大人であってもこの力が身についていないと、話しが分かりずらかったり、誤った理解を招くこともあります。この力の礎の一つとなるのが、こちらのワークとなるため、丁寧に取り組んでおります。

さらに、チャレンジ問題では「はしを初めて使うへの3つの情報」と「はしをプレゼントとして買いたい人への3つの情報」を考えてもらいました。

 

小作文テーマ

今回のテーマは「ペットの良い点と悪い点」についてです。

ものごとのメリットとデメリットを思考し、作文を通してアウトプットする練習をしております。

ペットを飼いたいと駄々をこねるお子さんは多いと思いますが、なぜ親はそれに反対をするのか、そのことをメリットとデメリットを整理しながら冷静に考える機会をもつご家庭は少ないのではないでしょうか。感情的になってペットを飼いたいと言う子どもに対して、色々大変だからだめ、お世話が大変だからだめという理由は受け入れがたいものです。なぜだめなのかを思いつくままにその理由をたくさん挙げるならば、それと同じだけ思わず飼っいたいと思わせるほどの良いところも思いつくままにたくさんの理由を挙げなければなりません。そうした上で、家庭の環境や条件と照らし合わせながら、飼うのか飼わないのかを全員で考えていかねばなりません。

こういった思考方法は、将来的にものごとを選択する際、有効な方法として役立ちます。