進路、受験を前にして
自分のやりたいことを
考えてみるものの見つからない・・・
生き方迷子だった私が
わたしらしさを見つけるまでの
２５年間を振り返りつづっています。
私が悩んで迷ってきた経験が、
読んでくださったみなさんの
自分らしさを見つける
ヒントになればと思っています。
では、
の続きです。
自分の好き・得意よりも
嫌い・苦手を追求して
平均点を上げる
これが
私の生き方のスタンダード
になっていきました。
文武両道がモットーの高校で
３年生の秋まで
部活に明け暮れた私は、
（勉強はだいぶおろそかになってましたが）
将来のこと受験のことは
見て見ぬふり、
後回しにし続けていたので
いよいよ部活も終わって
いざ受験！となったものの、
行きたい学校もやりたいことも
よく分からない・・・
目標が定まらないから
やる気もでない。
どんどん気持ちが
腐っていきました。
そんな状態だったから
大学受験も不合格。
一浪することになりました。
ざんね～ん！
さすがに次は失敗できないぞ・・・
となって、自分の将来について
真剣に考えるようになりました。
でも、やっぱりよく分からんのです。
苦手なことばっかり
克服しようと一生懸命
やってきたから、
すべてが平均的。
突出して得意なこともない。
心からやりたいと思えることもない。
（教員になりたかった夢なんて思い出しもしませんでした）
まあ、高校生で
将来の夢がしっかり決まっている人
の方が少ないのかもしれないけど。
でも、分からなさ過ぎて
「学部一覧」みたいな本を
パラパラめくって答えを探していました。
その時、
「心理学部」というページは
なんとなく興味を惹かれたんですよね。
他のページよりもなぜか
スラスラ読める。
イメージできる。
頭に入ってくる。
「なんとなく惹かれる」
って実は大事なポイントだよー！
潜在意識はキャッチしてるんだよー！
と、当時の私に教えてあげたいところだけど。
他にピンとくるものもないし、
心理カウンセラーって
かっこよさそうだし♡
という理由で心理学を目指すことにしました。
ところが、一年後
私が受験したのは「経済学部」でした。
あらら・・・なんで？
ある日、知ったのです。
「心理学カウンセラーの資格をとっても
カウンセラーとして生きていけるのは
一握りの人だけ」
そっかぁ・・・じゃあ無理じゃん。
やめとこう・・・
あっさり終了。
もし今の私が聞いたら
「いやいや、そんなことないよー」
「心理を扱う仕事も色々あるよー」
って全力で突っ込んだのに・・・
でも、当時の私は否定するだけの
材料を持っていなかった。
大学を卒業したら就職するんだから、
就職できそうなところにしよう。
就職に潰しがききそう
という理由で
経済学部に変更しました。
自分のやりたいことよりも
世の中に求められそうなものを
選んだのです。
これが苦難の始まりでした・・・
「苦手ばかり頑張った結果」に続く。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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