今日は、
夫婦という対人関係を
うまくいかせるための前提
について書きました。
夫婦という共同体を良きものとするには
その共同体の利益に貢献することが
とても役に立ちます。
その活動をするのに適切な
”関係に臨む姿勢”が役立つのです。
それが「うまくいかない前提」です。
もくじ
・うまくいかない前提が役に立つ
・ふたつの関係、適切な割合
・”これからどうするか”を話すこと
■うまくいかない前提が役に立つ
夫婦という対人関係が
うまくいかないと感じるときは
その関係が「うまくいく前提」で
臨んでいることがほとんどです。
なぜなら、
「うまくいく前提」なので
夫婦関係がうまくいくように
努力しようとしなくなるからです。
夫婦という対人関係は
結ばれたその日から
通常はずっと続きます。
まさに「よく使う関係」です。
そんな夫婦という対人関係は
「よく使う部屋」に似てます。
よく使う部屋は
はじめは快適でも、
散らかってきたり
ごみやほこりがたまったりして
その快適さはどんどん減ります。
その快適さを維持したいなら
適度に「手入れ」をする必要があります。
掃除をしたり
より使いやすくなるよう
配置を変えたり、
使わなくなったものを部屋から除いたり、
より便利になるものを部屋に入れたり、
といった「手入れ」です。
もし、その部屋を使う人が
「常に快適である前提」でいたら
その快適さが減っていくことに
自分の責任は感じず、
感じるのは不満となるでしょう。
でも反対に
その部屋を使う人が
「常に快適でない前提」でいたら
感じるのは不満よりも
自分の責任となるでしょう。
夫婦関係も
「うまくいく前提」で臨むと
うまくいかなくなったときの責任を
相手に求め、不満を感じがちです。
だから夫婦関係を
うまくいかせようとするなら
「うまくいかない前提」で臨むことです。
その責任の下でなら、
「手入れ」の必要性も
自然と感じられることでしょう。
■ふたつの関係、適切な割合
夫婦関係は、
他の対人関係と違うのが
二重関係であることです。
・恋愛関係
・家族の共同経営者
恋愛関係は
性的に互いを満たし合う関係です。
性的、とは、
セックスだけではありません。
男女のつながりを
感じ、深めていくことです。
一方で、
家族の共同経営者とは、
通常は互いに父親、母親となり、
互いに協力して家族という共同体を
しあわせなものにしていくものです。
それは主に、
健康な子育てによって
子を健康に育てると同時に、
それを通じて自らも
健康になっていく活動により
実現していきます。
そこでは
性的なものは控えられ、
家族愛を盛り上げていくことに
なるでしょう。
このふたつの関係を、
互いに適切に
よい発展をさせていくことで
夫婦関係はしあわせ無限大になります。
しかし、反対に
不適切に発展させると
大きな困難を抱える状況になり
大変です。
適切な発展の第一歩は
夫婦の間でいつも
「今はふたつの関係のどちらか」を
確認することです。
そして、
ふたつの関係の割合を相談して
常に最新の割合にしていくことです。
■”これからどうするか”を話すこと
夫婦関係をうまくいかせるなら
「うまくいかない前提」で臨むことです。
そうすることで
互いに自分の責任で
夫婦・家族に協力しようと
できるからです。
もし、
夫婦関係がうまくいなくなったら
「自分は何が足りないのか」
「何をすればうまくいくのか」と
考えることができます。
自然と
「自分より相手優先」な心と
なることが簡単になります。
反対に「うまくいく前提」だと
「あなたの〇〇が悪い」とか
「あなたが〇〇さえしてくれたら
うまくいくのに」とか、
さらに強度が増すと、
「あなたさえいなければうまくいくのに」
とまで思ってしまうことすらあります。
家庭の外ではついつい
「悪いあの人の話」や
「かわいそうな自分の話」を
話したくなってしまいます。
これでは関係を改善する活動に
なっていないために、
うまくいかない状況が
深まっていくことになります。
「相手より自分優先」な心が深まり
感じるしあわせも増えないどころか
減る一方と感じてしまうことに
なりかねません。
だから夫婦関係は
「うまくいかない前提」で臨むことです。
そうすれば
夫婦関係の改善に向けて
「これからどうするかの話」を
したくなる自分に気づけます。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ１０年目、常楽でした。
・関連記事
夫婦関係の合わせ方
夫婦で、よりしあわせになるために
夫婦の対等は、行動しないと手に入らない
交際する、とは、二重関係を持つ、ということ
恋愛や結婚の相手の傾向
社会の利益となるものが、適切な結婚
夫婦でも一緒にお風呂に入る必要はない
ACE COACHING's Services here
夫婦という対人関係を
うまくいかせるための前提
について書きました。
夫婦という共同体を良きものとするには
その共同体の利益に貢献することが
とても役に立ちます。
その活動をするのに適切な
”関係に臨む姿勢”が役立つのです。
それが「うまくいかない前提」です。
もくじ
・うまくいかない前提が役に立つ
・ふたつの関係、適切な割合
・”これからどうするか”を話すこと
■うまくいかない前提が役に立つ
夫婦という対人関係が
うまくいかないと感じるときは
その関係が「うまくいく前提」で
臨んでいることがほとんどです。
なぜなら、
「うまくいく前提」なので
夫婦関係がうまくいくように
努力しようとしなくなるからです。
夫婦という対人関係は
結ばれたその日から
通常はずっと続きます。
まさに「よく使う関係」です。
そんな夫婦という対人関係は
「よく使う部屋」に似てます。
よく使う部屋は
はじめは快適でも、
散らかってきたり
ごみやほこりがたまったりして
その快適さはどんどん減ります。
その快適さを維持したいなら
適度に「手入れ」をする必要があります。
掃除をしたり
より使いやすくなるよう
配置を変えたり、
使わなくなったものを部屋から除いたり、
より便利になるものを部屋に入れたり、
といった「手入れ」です。
もし、その部屋を使う人が
「常に快適である前提」でいたら
その快適さが減っていくことに
自分の責任は感じず、
感じるのは不満となるでしょう。
でも反対に
その部屋を使う人が
「常に快適でない前提」でいたら
感じるのは不満よりも
自分の責任となるでしょう。
夫婦関係も
「うまくいく前提」で臨むと
うまくいかなくなったときの責任を
相手に求め、不満を感じがちです。
だから夫婦関係を
うまくいかせようとするなら
「うまくいかない前提」で臨むことです。
その責任の下でなら、
「手入れ」の必要性も
自然と感じられることでしょう。
■ふたつの関係、適切な割合
夫婦関係は、
他の対人関係と違うのが
二重関係であることです。
・恋愛関係
・家族の共同経営者
恋愛関係は
性的に互いを満たし合う関係です。
性的、とは、
セックスだけではありません。
男女のつながりを
感じ、深めていくことです。
一方で、
家族の共同経営者とは、
通常は互いに父親、母親となり、
互いに協力して家族という共同体を
しあわせなものにしていくものです。
それは主に、
健康な子育てによって
子を健康に育てると同時に、
それを通じて自らも
健康になっていく活動により
実現していきます。
そこでは
性的なものは控えられ、
家族愛を盛り上げていくことに
なるでしょう。
このふたつの関係を、
互いに適切に
よい発展をさせていくことで
夫婦関係はしあわせ無限大になります。
しかし、反対に
不適切に発展させると
大きな困難を抱える状況になり
大変です。
適切な発展の第一歩は
夫婦の間でいつも
「今はふたつの関係のどちらか」を
確認することです。
そして、
ふたつの関係の割合を相談して
常に最新の割合にしていくことです。
■”これからどうするか”を話すこと
夫婦関係をうまくいかせるなら
「うまくいかない前提」で臨むことです。
そうすることで
互いに自分の責任で
夫婦・家族に協力しようと
できるからです。
もし、
夫婦関係がうまくいなくなったら
「自分は何が足りないのか」
「何をすればうまくいくのか」と
考えることができます。
自然と
「自分より相手優先」な心と
なることが簡単になります。
反対に「うまくいく前提」だと
「あなたの〇〇が悪い」とか
「あなたが〇〇さえしてくれたら
うまくいくのに」とか、
さらに強度が増すと、
「あなたさえいなければうまくいくのに」
とまで思ってしまうことすらあります。
家庭の外ではついつい
「悪いあの人の話」や
「かわいそうな自分の話」を
話したくなってしまいます。
これでは関係を改善する活動に
なっていないために、
うまくいかない状況が
深まっていくことになります。
「相手より自分優先」な心が深まり
感じるしあわせも増えないどころか
減る一方と感じてしまうことに
なりかねません。
だから夫婦関係は
「うまくいかない前提」で臨むことです。
そうすれば
夫婦関係の改善に向けて
「これからどうするかの話」を
したくなる自分に気づけます。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ１０年目、常楽でした。
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