■夫婦関係も対人関係
夫婦関係は
「関係を合わせる協力」があると
うまくいきます。
その”関係”とは
対人関係です。
アルフレッド・アドラーは
対人関係は３種類と言っています。
・仕事の関係
・交友の関係
・愛の関係
仕事の関係は
学校や職場などを介した
間接的な関係です。
交友の関係は
友人として直接つながる
関係です。
そして愛の関係は
結婚する関係です。
仕事の関係と
交友の関係は
生活の一部を共有します。
対して
愛の関係は
生活の全部を
共有する関係です。
生活の全部を共有するので
さらに関係は３種類に分かれます。
お互いに相手に求める関係が
その３種類の中の同じものなら
うまくいきますが、
違うものを求めていると
うまくいかない感じを感じます。
■関係をすり合わせる
夫婦関係は愛の関係ですが
これをさらに
「仕事」「交友」「愛」の
３つに分けることができます。
「仕事」の関係は
家族という共同体の利益に
お互いが貢献する関係です。
それは例えば
夫が仕事して生活費を稼ぎ
妻が家を守る、という
役割分担を決めたりすることです。
また例えば
妻が子供をお風呂に入れて
その間に夫が食事の支度をする
ことだったりします。
そんな家庭の利益に
協力して貢献する関係です。
「交友」の関係は
性欲以外の欲を
お互いに満たし合う関係です。
別の呼び方をすれば
友人の関係です。
夫の趣味に妻がつきあったり、
妻の趣味に夫がつきあったり、
２人でお酒片手にゆったりすごしたり
といった２人で楽しむことです。
そして「愛」の関係は
端的に言えば
性欲を満たし合う関係です。
これらのうち
相手と接するときに
相手はどの関係と認識していて
自分はどの関係と認識しているのかを
確認して合わせることで
夫婦関係を良好に維持継続できます。
もしお互いの認識が違って
確認せずにやりとりを続けると
悲しいことになりがちです。
例えば
疲れて帰ってきて
今日大変だったことを
妻に聞いてもらいたいと
思っているところに、
家庭の今後についての話を
急に切り出されたら
つらいです。
この場合は
夫は「交友」を望んていたけど
妻は「仕事」を望んでいます。
やりとりの前に
お互いにどの関係を望んでいるのかを
確認できると、つらくなりにくくなります。
訊かれて答えるときも
どの関係を望んでいるのかを
伝えられるとわかりやすいです。
その上で
自分の望む関係も伝えられると
穏やかに調和が進みます。
それは例えば
夫が疲れて帰ってきたように
見えたので「今日は大変だったの？」と
訊いてみたりすることです。
逆に妻が真面目な顔で
何か言いたそうにしていたら
「何かあったの？」と
訊いてみたりすることです。
「今日は一日大変で疲れちゃったよ。
そんな話を聞いて欲しいと思ってた。」
「それは大変だったね。
私も今後の家庭のことで相談したいことが
あってね。」
そうして
「今はどの関係か」を
確認しながらやりとりをする協力を
していくことで
関係の良好さは深まっていきます。
生活の全部を共有するので
間違うこともあるでしょうが
基本姿勢が「自分より相手優先」なら
そんな間違いも穏やかに
乗り越えていけます。
■思い出になる
結婚すると
あらゆることが
欲求通りに起こる
天国だと信じて結婚した人は
その後にそれは間違いだと
よくわかるでしょう。
結婚とは
「課題が終わること」ではなく
「新たな課題が始まること」です。
生活の一部を共有していた２人が
生活の全部を共有するために
今までに経験したことのない困難に
直面することになります。
その困難のひとつに
お互いの関係を
良好なものに維持継続することが
あがるでしょう。
その困難は
自分一人でいくら頑張っても
克服していくことは難しいです。
でも協力してくことで
克服はしていけます。
そしてそんな
困難と直面し、克服すること自体、
それらひとつひとつが
２人の思い出になっていくんですよね。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ９年目、常楽でした。
夫婦関係の正解は「今ふさわしい形」を共に築き続けること。
夫婦の対等は、行動しないと手に入らない
夫婦で、よりしあわせになるために
結婚する、とは新たな課題へ挑戦する、ということ
夫婦関係は
「関係を合わせる協力」があると
うまくいきます。
その”関係”とは
対人関係です。
アルフレッド・アドラーは
対人関係は３種類と言っています。
・仕事の関係
・交友の関係
・愛の関係
仕事の関係は
学校や職場などを介した
間接的な関係です。
交友の関係は
友人として直接つながる
関係です。
そして愛の関係は
結婚する関係です。
仕事の関係と
交友の関係は
生活の一部を共有します。
対して
愛の関係は
生活の全部を
共有する関係です。
生活の全部を共有するので
さらに関係は３種類に分かれます。
お互いに相手に求める関係が
その３種類の中の同じものなら
うまくいきますが、
違うものを求めていると
うまくいかない感じを感じます。
■関係をすり合わせる
夫婦関係は愛の関係ですが
これをさらに
「仕事」「交友」「愛」の
３つに分けることができます。
「仕事」の関係は
家族という共同体の利益に
お互いが貢献する関係です。
それは例えば
夫が仕事して生活費を稼ぎ
妻が家を守る、という
役割分担を決めたりすることです。
また例えば
妻が子供をお風呂に入れて
その間に夫が食事の支度をする
ことだったりします。
そんな家庭の利益に
協力して貢献する関係です。
「交友」の関係は
性欲以外の欲を
お互いに満たし合う関係です。
別の呼び方をすれば
友人の関係です。
夫の趣味に妻がつきあったり、
妻の趣味に夫がつきあったり、
２人でお酒片手にゆったりすごしたり
といった２人で楽しむことです。
そして「愛」の関係は
端的に言えば
性欲を満たし合う関係です。
これらのうち
相手と接するときに
相手はどの関係と認識していて
自分はどの関係と認識しているのかを
確認して合わせることで
夫婦関係を良好に維持継続できます。
もしお互いの認識が違って
確認せずにやりとりを続けると
悲しいことになりがちです。
例えば
疲れて帰ってきて
今日大変だったことを
妻に聞いてもらいたいと
思っているところに、
家庭の今後についての話を
急に切り出されたら
つらいです。
この場合は
夫は「交友」を望んていたけど
妻は「仕事」を望んでいます。
やりとりの前に
お互いにどの関係を望んでいるのかを
確認できると、つらくなりにくくなります。
訊かれて答えるときも
どの関係を望んでいるのかを
伝えられるとわかりやすいです。
その上で
自分の望む関係も伝えられると
穏やかに調和が進みます。
それは例えば
夫が疲れて帰ってきたように
見えたので「今日は大変だったの？」と
訊いてみたりすることです。
逆に妻が真面目な顔で
何か言いたそうにしていたら
「何かあったの？」と
訊いてみたりすることです。
「今日は一日大変で疲れちゃったよ。
そんな話を聞いて欲しいと思ってた。」
「それは大変だったね。
私も今後の家庭のことで相談したいことが
あってね。」
そうして
「今はどの関係か」を
確認しながらやりとりをする協力を
していくことで
関係の良好さは深まっていきます。
生活の全部を共有するので
間違うこともあるでしょうが
基本姿勢が「自分より相手優先」なら
そんな間違いも穏やかに
乗り越えていけます。
■思い出になる
結婚すると
あらゆることが
欲求通りに起こる
天国だと信じて結婚した人は
その後にそれは間違いだと
よくわかるでしょう。
結婚とは
「課題が終わること」ではなく
「新たな課題が始まること」です。
生活の一部を共有していた２人が
生活の全部を共有するために
今までに経験したことのない困難に
直面することになります。
その困難のひとつに
お互いの関係を
良好なものに維持継続することが
あがるでしょう。
その困難は
自分一人でいくら頑張っても
克服していくことは難しいです。
でも協力してくことで
克服はしていけます。
そしてそんな
困難と直面し、克服すること自体、
それらひとつひとつが
２人の思い出になっていくんですよね。
お読みいただき、
ありがとうございます。
プロコーチ９年目、常楽でした。
夫婦関係の正解は「今ふさわしい形」を共に築き続けること。
夫婦の対等は、行動しないと手に入らない
夫婦で、よりしあわせになるために
結婚する、とは新たな課題へ挑戦する、ということ