愛の課題は
異性とのつきあい、
夫婦関係上の悩みのこと。

人生の課題の中で
最も難易度の高い課題です。

最高難易度だからこそ
解消できたときは
最も深いやすらぎを得られます。

そしてその解消の方法は
自分たちにとっての
「今ふわさしい形」を
見つけ、実現すること。



夫婦となる相手と出会ってから
関係が変わらない人はいません。

結婚してから
妊娠してから
子が生まれてから

他にも、
年齢や仕事の影響、
社会情勢など

いろんなことで
関係は変化していきます。



つい
「これまでうまくいってた関係」
を持ち出して、
今後もこれでうまくいく、と
信じたくなります。

でも、自動車社会になってから
馬車で旅行しようとする人が
いないように、

今の自分たちに
ふさわしくない形を持ち出しても
うまくいきません。

良好な関係を継続するには
関係自体を更新し続ける必要が
あります。

この更新が
「今ふさわしい形」を
見つけて実現する、
ということです。



「今ふさわしい形」は
夫婦の目的と役割を
確認することです。

お互いに価値観は違いますから
話し合って
お互いに満足できるものでないと
継続は難しくなります。


その価値観はそれぞれに
時間の経過とともに
移り変わっていきますから

確認は定期的にすると
常に目的と役割を
最新のものにすることが
できます。



ほとんどの悲劇は
この確認をせず、

すでに古くなった目的と役割を
今の自分たちの関係に
適用することで起きます。

お互いに価値観が変わっているのに
古いままでいると
「〇〇って言ってたじゃないか」
なんてことを言いたくなったり。



あまりにも当然なことになると
意識にも上がらなかったりします。

例えば、
いつもやさしくされてると
やさしくされることが当然になり、
その「やさしさ」が見えなくなります。

いつも家計を支えてくれてると
それも当然のこととなり、
感謝を感じられなくなったりします。

いつも時間通りに
電車が来ることに
いちいち歓喜しないように、

当然なこととなると
感謝が減って
不満が増えたり。



お互いの最新の価値観を
定期的に共有して

今自分たちは
どこへ向かっているのか。

そこに着くと
何が起きると信じているのか。

そして、
今の自分たちに
最もふさわしい実現の方法は
何か。

これらを常に最新のものに
しておきたいですね。

まるでソフトウェアの
アップデートみたい。

しなくても進めるけど
した方が安心して進める感じ。



夫婦関係の正解は
夫婦それぞれに違います。

自分たちのものは
自分たちで築きあげる他に
正解をみつける方法はありません。

そして、正解は
やってみて初めてわかるもの。

試して、試して、
また試して、
ダメでも、また試して、
うまくいくまで
方法を変えて試してみる。

やがて、今の自分たちに
ピッタリの方法がみつかります。


でも、この試すことって
夫婦関係を深めてくれるし、
すてきな思い出にもなります。

そう思うと、
とても楽しいし
わくわくします。




お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。



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