暴力の根っこには
悲しみがある。

それは、
大切にしてもらえなかった悲しみ。





その悲しみは
相手を大切にしない行為で
紛らわすことができる。

紛らわせると
安心する。
癒されたと勘違いする。




そこで紛らわすことができても
その悲しみはそのまま。
何も癒されてないし、何も変わらない。

対処療法のようにして
悲しみが高まってくると
暴力したくなる。

薬物やタバコ
アルコールなんかの
依存症に似ている。


行為→安心→不安→行為って感じ。
無限ループにはまってる。


紛らわせるよりも
その悲しみをちゃんと扱ってあげないと
暴力→安心→不安→暴力、のループから
抜け出すことはできない。





治療、とか、対策、とか
しなくていい。
悲しみは病気じゃない。

ただ、内に悲しみがある。
それを感じている自分がいる。
そう認識すれば、変わる。




そして、大切なのは
「どんな生き方を望むか」

根っこの悲しみは本気だから
「本当は〇〇を大切にしたかった」を
引き出してあげると
その生き方も見えてくる。

そして、
本気で望む目的を理解したとき
「紛らわす」は一切いらなくなる。

その目的に向かう以外、
余計なこととなり
必要性をまったく感じなくなる。


目的がわかれば
できることを
できる範囲で
日々継続して更新して
重ねていくだけ。

どんどん自分が充実していく。


自分が充実していくと
当然、他の人の充実も
手助けしていける。


そうして
暴力なんてする必要がなくなって
平和が深まって広がっていく。



悲しみをちゃんと扱うこと、
大切ですね。



お読みいただき、
ありがとうございます。

プロコーチ7年目、常楽でした。



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