先日、
ロードバイクが欲しい、という
息子を連れて、
サイクルショップをハシゴしてきました
サイクルショップの店員さんから受けた接客で、
マネしたい!
と思う考え方、声掛けの仕方があったので、
シェアさせていただきますね。
わたしたちのような、
小さな教室の先生をやっている人にとって、
参考になったらいいな~と思いながら
書いてみます。
まず最初に行ったのは、
ネットで下調べしたときに真っ先に目についた、ロードバイクの専門店、Aショップ。
お店にズラリと並ぶ、おしゃれなバイクたちを見て、息子は大興奮!
「これかっけえ!」「これ乗りたい!」
ちょっと落ち着けとなだめつつ、
どうやって選べばいいか分からないので、
店員さんに聞いてみたんですね。
わたし「12歳、身長150cmの息子でも乗れるロードバイクはありますか?」
Aショップの店員さん
「基本的にロードバイクは大人用です。
一番小さなタイプでも(息子が)適正身長に届いていないので…。
ジュニア向けのものを扱っているメーカーもありますが、在庫がありません。
ちなみに〇〇というブランドの△△というモデルです。」
チラシをもってきてくださったけれど、
もらって帰ることはできないものだったので、
そのブランドのサイトを確認して、終了。
続いて、近くにあった、
ファミリー向け、キッズ向けの自転車を取り扱うBショップへ。
わたし「12歳、身長150cmの息子でも乗れるロードバイクはありますか?
さっきAショップにも行ったんですが、身長が足りないから難しいと言われまして。」
Bショップの店員さん
「申し訳ないのですが、
あいにく当店ではロードバイクを取り扱っておりません。
ロードバイクは確かにもう少し成長してからの方がいいかもしれませんね。
それはこれこれこういう理由からです。
今乗っているジュニア用自転車がこのタイプで、
いずれロードバイクに乗りたいのであれば、
今のタイミングで買い換えるなら、
こういったタイプのクロスバイクがおすすめですよ。
クロスバイクは
ジュニア用自転車と比べて~です。
ロードバイクとクロスバイクの違いは~です。
気になるものがあればお試しくださいね。」
一般的な事実だけを伝えてくれた
Aショップの店員さんに対して、
Bショップの店員さんは、
事実とその理由、
さらに息子の現状と望む未来を踏まえて
今できることを提案してくれたんですね。
こういう接客はとても参考になるし、
自分はできているかな、と我が身を振り返りました。
自分が店員さんの立場なら、
どんな声掛けをするだろう。
なぜお客様はロードバイクが欲しいのかな?
今は乗るのが難しくても、先を見据えてできることはないかな?
目の前のお客様の現状と望む未来をしっかりとみる。
現在地から未来へ行くために、
どんな方法があるだろうか?
役に立てることはなんだろう?
想像力、観察力を働かせていきたいですね。
ではまたー!