こんにちは!
のんたんです。
今回はおもしろかった本のご紹介です!
「ヘルシンキ 生活の練習」
という本。
韓国人の父と日本人の母
との間に生まれた筆者(日本育ち)が
子どもたち(6歳と2歳)を
フィンランドの保育園に預けて
ヘルシンキで働きはじめるお話です。
(旦那さんは京都在住)
ちょうどコロナが始まった時期で
とっても大変そう(><)
☑︎新学期新たな環境へ身を置く方
☑︎フィンランドに興味ある方
☑︎子育てしている方
☑︎子どもの教育に携わっている方
☑︎才能を伸ばすには?ということに興味のある方
におすすめです。
このブログは
才能を伸ばすには!?
に注目したいと思っているので
役立ちそうなページをご紹介します
(フィンランドの保育園では…)
「正直さ」「忍耐力」「勇気」「感謝」「謙虚さ」「共感」「自己規律」などなどを「才能」ではなく「スキル」と取ることについてなんとなく狐につままれたような気分だった。
でも、数日経つとなんとなく納得してきた。眼から鱗が落ちるような感じだった。
私は思いやりや根気や好奇心や感受性といったものは性格や性質だと思ってきた。
けれどもそれらは、どうも子供たちの通う保育園では練習するべき、あるいは練習することが可能な技術だと考えられている
4 技術の問題
保育園での教育・その2
119ページから引用
(注※私が勝手に改行しています。)
筆者のお子さんの通っている
ヘルシンキの保育園では
なにかができないことが
「才能がない」のではなく
「まだスキルが足りないだけ」
と捉えるそうで、
スキルをこれから磨けばいい!
という方針のようです。
しかも一見「才能」でしかないようなことも
「スキル」と捉えている!と筆者は感じたそう。
そう!!!
才能は(ある程度)
作れるのだよ!!!!
「まだスキルが足りないだけ」
という考え方は
今の自分(or子ども)を否定しないで
未来を見るかんじが
素敵ですよね〜〜〜!!
もう一つ引用します!
これから練習の必要なスキルがあれば、それらが話題になるだけだ。それも、「できていない」「能力がない」「才能がない」と評価されるのではないし、目標達成に向けて努力しているか否かすら、
おそらく問題にされていない。
もっとあっさりと
「ここはもうちょっと練習しましょう」
と言われるだろう。
「感受性が豊かだ」「好奇心が強い」「共感力がある」「根気が続く」といった、通常なら性格や才能と結び付けられてしまいそうな事柄が、「スキル」と呼ばれている理由は、この辺にありそうだ。
私は根気がないのを子供の頃から気にしている。これが私の性格でないのなら、「根気がない」という「性質」は、単に「何かを続けるスキルに欠けている」ということになる。
そして、そのスキルを身に付ける必要があると感じるなら、練習する機会を増やせば良いことになる。
なんと盛り上がりに欠ける話だろう。でも「あなたはすごい」だの「お前はダメだ」だの評価されるより、淡々と「これを練習しましょう(したければ)」と言われる方が気が楽ではないだろうか
(注※私が勝手に改行、色付け、太字にしています。)
この文章たちは
お子さんがフィンランドの保育園に通っていて
三者面談する場面ででてきます。
お父さんお母さん(←筆者)は
「なんだか褒められちゃったね〜」
と最初は思ったけれど
後になって
「あれは褒めてたのじゃないかもしれない…」
と気づいた。
という場面があるのですが
私もそれは褒めたのではなく
フィンランドの保育園の先生が
事実の確認を
してくれている…!!
と思いました。
ここまでできていて
ここができていない
そのためにはこういうことをするといい
っていうのがいちばん才能や技術を伸ばすのに効果的だと
やっぱり私は思うんですよね〜〜〜。
自分を否定するのではなくて
事実を確認して淡々と行動!
フィンランドの保育士さんも
それをやってくれているのでは?
と思いました。
は〜またとりとめなくなってしまいました(><)
どうしたら
人それぞれの魂が自由に
才能が伸びるかな〜〜〜???
と思っているので
とってもおもしろい本でした!
(余談)
ちょいちょい挟んだ匂わせ写真は
以前ムーミンバレーパークに行ったときの写真です😂
北欧っぽいかとおもって…😂😂😂