君と吉祥寺
まだ
君がこの世からいなくなったこと
受け止めきれない
まだどこかでフラフラしてるんじゃないかって…
突然思う
あの日の君が
あの時の君が
もうどこにもいないのかな…?
今日は思い出の吉祥寺の話
吉祥寺は大好きで何度も行った
初めて行った時は行列のできる焼き鳥やに夕方から並んでオープンと同時に入った
君はまず最初必ずビール
そんで酎ハイ
そんで日本酒
美味しそうに呑むよね
そのあとぷらぷらしてバッティングして帰った
あの日は寒かった
次に吉祥寺に行ったのは君の友達の演劇みたいなの
吉祥寺で待ち合わせして
君は商店街入口のマック近くの角に立っていた
演劇みて 居酒屋に入った
君はお金がないからあの時は私のおごり
終電ギリギリでホームで長く話したのを覚えてる
あの日はね
言えなかったけどバイバイするのがすごく名残惜しかった!
この日は夏の手前で2人薄手の長袖を着てた
君はチェック柄の長袖のシャツにデニム
私はグレーのマキシワンピに白シャツはおって
吉祥寺のサンマルクでお茶をしたこともあった
地下に入る喫茶店も行った
ヤマダ電機むかいのペットショップも行くと必ず寄った
ビューティ&ユースで私はショッピングしてた
君は途中抜け出し外の石段に座り電話をしていた
あの並びの回転寿司に行った
この魚何?この魚何?
って私が魚屋だった君に聞くんだ
PARCOの屋上のフリーマーケットも何度か行った
そこで私が君にみつけたレイカズンのブルーのコーデュロイのパンツを君は300円で買った
あれ すごく似合ってた!
PARCOのむかいの三階建てくらいの雑貨屋は2人とも大好きで
何も買わないけど2人で長々みてた
駅ビルにあるフランス雑貨
そこで行く度に1つ200円の指人形を買って全種類集めた
この前用事があって吉祥寺に行ったら新しい指人形出てたよ
買えなかった
2人が大好きだったPARCOのむかいの雑貨屋は閉店セールやってたよ
あのお店閉まっちゃうんだね
君に
伝えたいのに伝えられない
君はどこに行っちゃったんだろう・・・
大好きだった吉祥寺も
今はトラウマの街に姿をかえたんだ
君を占う
君が亡くなってから何度か占いに行ったんだ
タロットとかスピリチュアル
遺書がなかったんだ
だから君が自ら死を選んだ理由を必ず聞く
『彼の場合七割が事故みたいなもので、試してみたら本当になってしまった・・・』
ナニソレ
どこに行ってもそんな感じのこと言われる
君は生前
日々何を思い
何を考えた?
『自分でしたことは理解してるようで後悔はある…
でも彼は生きることがしんどかったんでしょー
彼はやっとゆっくり眠れてます
例えるならあの世へのパスポート発行の順番待ちをしながら眠りについています
あなたの想いが強すぎて眠っている彼に「起きてよー!」って揺すぶってる状態
眠ってるところを起こさないであげてください
それと彼を責めるのか許すのかあなたの感情がぶれないようにしてください』
そんなこと言われたモンだからふと我にかえる
私の感情が君を苦しめるのか・・・
よく自殺したら地縛霊になって自分の生きるはずだった寿命まで何度も何度も同じことを繰り返すって聞く
あれはウソで
『死んだらみんな行くところは一緒です』
その言葉に救われた
私は君がワンワン泣いているんじゃないかと心配で心配で・・・
君が今辛かったり苦しんでいないのならそれでいいと思おう
私が君の足を引っ張ることをしてはいけないね
いつか!
いつか君に
会えるといいなッッ☆
また
私をたくさん笑わせて!!
昨日の夢とハゲ
昨日夢に君がでてきた
君と私はいつものように並んで歩いた
ふと気付くと君がいない
私はキョロキョロしながら探した
そのときの私不安でいっぱいの顔をしてる
見つからないから
最後に君の名前を一度だけ大声で呼んだんだ
曲がり角からひょこっと出てきた君は顔にたくさんの葉っぱをつけて現れた
私はゲラゲラ笑って君の腰に手を回した
いつものように2人ゲラゲラ笑ってくっついた
プツリと夢は終わった
会話はしてない
ただただ君は
そうやっていつも私を笑わせてくれた
物陰に隠れて私を脅かしたり
わけのわからないものを買ってきたり
私が風邪で寝込んだときは自分のTシャツに刺繍して
胸には私が必ず書く私のマーク
袖にはハゲって刺繍してあった写メを送ってくれた
ハゲは君のマーク
洋服屋でお買い物をしたら君がいなくなった
お会計中に帰ってきた
どこに行ってたのー!
といつものように私は言うんだ
家に帰ってショッピングバッグから買ったものを取り出すと
お人形がコロコロ転がった
えーいつの間に?
君は私を楽しませようといつもいつも何か仕掛ける
高価なものなんてもらったことない
100円とか500円のものを毎回毎回いなくなっては何か私に買ってきた
これが私の最高の楽しみだった