【バベルの塔から散らばった多くの民の子孫は今いずこへ?】
世間でのGW初日の5月3日
混雑する上野の一角にある東京都美術館にて
【ブリューゲル展ナビゲートツアー】を
夕方より開催致しました!
天地創造の頃、同じ言葉を話していたはずの人間が
天にも届くほどの塔を建てようとしたことから
主によって言葉を乱され、通じ合えなくなった人々が
建設を辞めてしまったことで
名付けられたといわれる「バベルの塔」
謎めいたシンボルや
摩訶不思議なモンスターなど
奇怪な絵を描いた
ヒエロニムス・ボスやピーテル・ブリューゲル一世
オランダの”ボイスマン美術館”所蔵の90点近くに及ぶ所蔵品は
16世紀ネーデルラントと云われた地域の絵画から
当時の美に対する価値の視点や
人々の信仰に対する意識
そして暮らしぶりなど
さまざまなものを読み取ることができ
ナビゲーターの 土岐 綾子 (Ayako Toki)さんによる
事前の1時間近くに及ぶカフェでのレクチャーで
◎なんのためにこれが描かれているのか?
◎ここに置かれたシンボルは何を現すのか?
などを知ることができ
実際の絵を観る上で、とても解りやすく
楽しく絵を観ることができた
という感想も頂きました。
私たち日本人は、西洋絵画を観る上で
キリスト教という馴染みのない宗教の約束事や
儀式など知らずに観ることが多いのですが
そういうことを、レジュメなどを用いて
事前のレクチャーで知った上で絵を観ると
俄然、視点が広がったりもするものなのです。
一人でじっくりと絵を観る楽しみもありますが
時にはこんな風に
専門の知識を持った人のガイドを聞きながら
数人で同じ絵を観て感想をシェアしあう
そんな見方も面白いものです♪
ナビゲートをしてくださった 土岐 綾子 (Ayako Toki)さん
ご参加いただいた
菅江 順子 (Junko Sugae)さん
Teiko Utsumiさん
ありがとうございました!
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