あれから6年・・・ | 本音で生きる人生の愉しみ方~ライフナビゲーション

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6年たつ。


変化したこと
そのまま置き去りになったこと

色々あれど

 


6年たつ…

 

 

私は本日、会社主催で
【石牟礼道子の宇宙(コスモス)】と題した
作家・石牟礼道子先生の卒寿を記念した
大掛かりなシンポジウムにて
スタッフとしての仕事。

 

 

それぞれの場所で
それぞれの思いで
6年

アナタハナニヲオモウダロウ?

 

 

あの日、石巻に住む実家の母は
仙台からの病院の帰り、この電車に乗っていた。
同じ車両にいたこの少年のことを、よく覚えているという。
  


《記憶》津波逃れた孤立列車 あの日の「切符」捨てられない

  
 

あれから6年
 

震災だけでなく、自分の身体にも生活にも
色々なことが重なり合って辛く苦しくて
半ば地を這うような思いで喘いでいたあの頃
 

 

その2年ちかくあと、私は一編の詩に出会った。
ブログで紹介をしていたのは、エイミーさん こと 大関 恵美さん 
 


涙が後からあとから溢れて止まらなかった・・・
生きているということは
独りではないということだ。
 
 

「足あと」  作者:マーガレット・パワーズ

 

ある日、男は夢を見た。
浜辺を神と共に歩いている夢を。
男の今までの人生の光景がはっきりと映しだされ、
どの光景にも浜辺を歩いている
神と男の二組の足あとがあった。
 

最後の光景まできたとき、
ふり返って見ると、
ところどころ足あとが
ひとつしかないことに男は気づいた。
そして、それはいつも、
彼が悲しみに打ちひしがれている時だった。
 

男は神に尋ねた。
 

「いつもそばにいると約束されたのに、
 どうしてわたしを見放されたのですか」
 

神は答えて言った。
 

「わたしの大切な愛する子よ、
 わたしは決しておまえのそばを離れたことはない。
 あの一つの足あと、それは、
 苦しみや悲しみに傷ついたおまえを、
抱き上げ歩いた私の足あとなのだ」