先日出かけた 【日帰りアート遠足＠熱海】では
MOA美術館にも行きましたが
ここには『尾形光琳』の絵”紅白梅図屏風”が所蔵されています。
尾形光琳といえばその他にあまりにも有名なのは【風神・雷神図屏風】
ですがこれは元々、『俵屋宗達』が江戸時代初期に描いたのが最初で
その後、このモチーフを『尾形光琳』や『酒井抱一』が伝承していったのです。
屏風の向かって左側には雷神
右側には風神が描かれ
どちらも雲に乗って、今にも嵐
を引き起こしそうな勢いです！この２人の神が乗っている雲
これは銀泥と墨を【たらしこみ】と云われる技法によって
もやもやっとした感じに描かれ
それが空中に浮いた荒々しい神の様子にとてもマッチしています。
この”たらしこみ”というのは
墨や絵の具、水を塗って紙を濡らし、
それが乾かないうちに他の色をにじませる
という手法らしいのですが
なんと！！
これが今、ジェルネイルの世界で流行っているそうなのですヨ(知ってました？)
いつもジェルネイルをお願いしている自由ヶ丘のネイルサロン『blanc』さんにて
今回やってもらったのがそれです
ん～、解りますかね？
うす～いブルーグリーンと黄色が下に塗られているのです
私、今回はデザイン云々というよりも【たらしこみ】がネイルの世界にもある！
という事だけで、即！飛びつきました(笑)
なんだか、江戸時代の宗達に近づいてる気分･･･って違うか(≧▽≦)
春らしい色は、それだけで気持ちが上向きますね
さて、７日に終了した
【アートナビゲートツアー～ルーブル展】の開催レポは後日アップするとして
次は
３月２９日(日)の【若冲と蕪村展】です！
こちらは、六本木のサントリー美術館にて
午前10時半頃の集合にてツアー開始の予定です。(詳細はこれから)
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