鈴木おさむさん
「木村拓哉のドラマはいつも内容よりも他の部分を評価ばかりされますよね。ちょっと視聴率が落ちると散々叩くのに、先日、20%に上がってもそれを取り上げるネットニュースなどは少ない。なぜ??」
「雑誌とかのドラマ批評見てると、木村拓哉主演というだけで、「どう斬るか?」ばかりを主にしてるものが多い。木村拓哉をこう斬ってやったぞ!ってことを利用して自分のことをアピールしてるドラマライターがいるからタチが悪い。お前のアピールはいいから、もうちょい冷静にドラマを見てくれよと思う」
「今回のドラマPRICELESS、僕はかなり好きです。コメディってすごく難しいし、コメディを寒くなく出来る俳優って本当に少ない。しかも、格好いい人となるとさらに少ない。それは、間が難しいから。鍛えてもどうにかなるものでもない」「スマスマで体感エレベーターというコントがあるのですが、あのコントをあんなにうまく面白く出来る俳優さんって他にいないです。今回はドラマの物語が明るいから、よりそのコメディの技のうまさが出ている」
木村さんはこんな脳天気コミカルドジ仕草ではなく、もっとしっかり者で大人でかっこいい。
金田一は皆に呆れられ、ツッコまれることが多いが、木村さんは鋭く的確にツッコむ兄貴肌タイプ。
ふみくんは女性と川の字で寝てもいやらしくなく、子どもに見せられる雰囲気を醸し出している。
これがもし空から降る一億の星のエロセクシー過ぎる涼や、ギフトのエロセクシー過ぎる由起夫だったら、子どもには見せられない禁断の場面になっていただろう。
眠れる森の直季や、2046のタクや、プライドのハルや、若者のすべての武志や、拓哉や、
ラブジェネの哲平、蓮介、柊二、安兵衛、シタオ等々だったとしても、
全く違うエロすぎるアダルトな場面になっていただろう。
九十九や、九太郎や、言葉のない部屋の青年等々だったら、セクシーさの欠片もないので余裕だが。
ふみくんは超早口でポンポンポンポンリズミカルなテンポで会話するが、木村さんはもっとゆっくり話すことが多い。
でも、演じているように感じさせないほど自然なのは流石。
性格の良さ等については、共通点もある。
木村拓哉「ここまで屈託のない役は初めてじゃないかな。金田一はあまり歯を食い縛ったりするようなタイプではなく、色々と表情に出やすい。一つのシーンでも6こくらい感情のスイッチがあったりするので、見落とさないように気を付けて演じています。
漫画から実写になる、の逆で、先に漫画のキャラクターをドラマでやってしまうような」
というようなことを雑誌で語っていた。
●
脳天気口調。会話のテンポが速い。木村拓哉より早口でかなりコミカル。
声は大きめ。高さは普通。
●表情。よく笑うか。明るいか。人によって態度を変えるか。
よく笑う。
目を見開きやすく、色々と表情に出やすい。
考えたことを内に秘めずすぐ口に出すし、能天気で熱くなりやすく屈託がない。
独特なタイミングで、目を無くして急にニカッと上下の歯を見せる脳天気な笑い方をしたり、「グフフフ」とあえてカッコ悪くしたりして親しみ易く、ミステリアスさがない。
口いっぱいにホットドッグを詰め込みすぎるコミカル動作は、涼や直季や鉄平などなどは絶対にしない。
●仕草
コミカルドジ仕草、三枚目。
ドジに頭をぶつけて痛がったり、紙を取られた手がビヨヨヨンとバウンドしたり、9話で左肘にご飯粒を溢してお箸でつまんだり、後ろから来られて急にコミカルにビビッて更に色々溢して慌てたり、かっこよくないお笑い。
社長の椅子でクルクル回りはしゃいで遊び、「子どもみたいだな」というようなことを言われ、呆れられる。
●家庭環境、家族に対する思い、生い立ち
社長である実の父親が、愛人との間に作った子ども。
父親は、兄より二三男に社長の器があるから、後継者は二三男に、と遺言を遺して死ぬ。
それ故兄に嫉妬され、逆恨みされ、家を爆破される。
父に会ったことは幼少期に1回しかなく、記憶が曖昧だが、広島カープの試合で北別府のサインボールをもらったこと。(9話の4分20秒より)
★★「カープが4年ぶりに優勝した年だから(だからが早口すぎて聞こえないくらいなのが超絶リアル)せ!んきゅうひゃくぅ、ななじゅう……く年ですね!」の思い出す間や言い方、上を向く表情などが超絶リアルで自然なのが流石。
そのボールを長年大切にし、宝物にしていた。
でも、子どもが屋台でおもちゃを欲しがり、その大切なボールを投げてしまう。
物欲がなく、脳天気で人の良い二三男らしい。
最後に、そのボールが手元に帰って来る。
●仕事に対する思い、職歴、収入
サラリーマンが会社をクビになり、極貧生活へ。
将来に対する不安や、保身の気持ちも一切抱かず、地位・名誉・権力・金に価値を見出さず、物欲もなく、貧乏暮らしを楽しむ。
●恋愛観、どういう点でチャライか、抱くか、キスの仕方★
キスはなく、恋愛はあまり描かれない。チャラくない。
彼女にあからさまにデレデレ。でも性欲は強くなく、セクシーさはないし描かれない、濡れ場なし。
素直。
二階堂を異性として意識し始め、布団を二人でかぶりながら見つめ合う場面は、シャイで奥手な二三男らしさが出ている。グイグイ行かない。
女性を強引に口説いたりせず、ラブジェネの哲平のようなセックスしたいしたい願望はない。
かといって、若者のすべての武志のような深い理由で禁欲していて手を出さないわけでもなく、
上々の一馬のように元カノが自殺したトラウマで手が出せないわけでもなく、
眠れる森の直季のように、他に好きな女性がいるのに叶わず、悩み苦しんでいるわけでもない。
10話でキスをしようとして、モアイさんに見られていることに気付きやめる。
キスの仕方は、空から降る一億の星の涼の真逆。ぎこちない。奥手。
●既往歴
描かれない。
●過去の傷、トラウマ、ネガティブな感情の具体例。
複雑な家庭環境で育ったが、トラウマや傷は抱えていなく、全然屈託がない。
ネガティブな感情を抱かない。
ミステリアスさがない。
木村拓哉「ここまで屈託のない役は初めてじゃないかな」
●イジラレか、いじりか、どちらでもないか
イジラレ。
脳天気で、年下の二階堂にもいつも呆れられる。
イジリもする。
●友人、仲間に対する思い。交友関係は、狭く深くか、広く浅くか、狭く浅くか、広く深くか。
かなり仲間想い。
広く深く。
●自殺願望、殺人願望、復讐心、自責の念の有無
家を爆破された際、「俺が自殺なんかするわけない」という脳天気発言。
自殺したのは、
・華麗なる一族の万俵鉄平、
・古代進、
・上田淳一郎、
・堀部安兵衛、
自殺志願者は、
・武士の一分の新之丞
・空から降る一億の星の片瀬涼(結局殺されたのだが、遺書には自殺するつもりだったことが書かれている)
・南極大陸の倉持(自殺志願ではないのだが、犬達を救うために自らの命を犠牲にしようとする)、
・Beautiful Lifeの柊二
etc
殺人願望なし。
自責の念もなし。
復讐心や恨みも、他の多くの役や木村拓哉なら当然抱き、怒り狂うはずだが、
家を失っても悩まず、家を爆破した兄を簡単に許す。
兄が社長に再び就任出来るよう、社員全員を説得。
●世の中に対する思い、
世の中のことも、ほどほどに考えている。
日本のために という正義感はあまり描かれない。
●オーラの色
完全暖色系。寒色は一切なし。
向日葵のような黄色いオーラ等のイメージ。
強烈なオーラではなく、かといって柔らかすぎることもなく、固くもなく、派手でも地味でもない感じ。
●知的ではない。持ち前の明るさと人柄の良さで、仕事は出来る。
年上にも年下の二階堂にも、イジラれる。
●特に感動する回、部分、どこがどう感動するか
●思ったまま口に出すか、表情に出すか、内に秘めるか。基本冷静か、感情的か。明るいか暗いか、お喋りか無口か。
思ったまま口や表情に出す。かなり出す。内には秘めない。
感情的で明るく、暗さは全くない。
かなりお喋り。
●子どもっぽいか、大人びているか。渋いか、クールか、可愛いか、面白い要素あるか。
子どもっぽいが、心は広い。渋さはない。クールさもない。
可愛さはある。
かなり面白い。
●ひねくれか、まっすぐか。どういう点で真面目か、不真面目、優等生、不良。負けず嫌いか譲り合いの精神か。
まっすぐで、ひねくれた要素はない。
不良っぽさもない。優等生。
あまり負けず嫌いではなく、兄に社長の座を譲るような形で、自分は会社をあっさりと辞めてしまう。
将来に対する不安や、保身の気持ちも一切抱かず、地位・名誉・権力・金に価値を見出さず、物欲もなく、貧乏暮らしを楽しむ。
●犯罪歴
なし。
●危険な香りはするか、セクシーか
危険な香りは皆無。
セクシーさもなく、二階堂が呑気に一緒に布団で眠れるほど。
●
私は、影がある暗くミステリアスな男が超タイプ。
ドジやコミカルな仕草をしない、クールな男が超タイプ。
なので三枚目で脳天気な金田一はあまりタイプではない。
ただ、ふみくんは可愛かった。
夫、兄、弟、息子など家族、上司、担任、クラスメイト等、もし周りにいたら、根暗な私を明るく励ましてくれそうな存在。
憎めないキャラ。
後にまた見て追加・修正。
国内外の偉大な監督や名優の方々による分析
受賞歴・視聴率・興行収入・国際映画祭・演じ分け
洗脳・偏見・先入観
開いているのに景色を見ていない視線の分類
大規模なまとめ
予想が2回的中…通じ合えた運命
精密機械のように正確な九十九の法則