こんにちは。円満離婚カウンセラー・行政書士のゆらこです。
夫婦の間で問題が起こっているときに、何かをして一瞬で問題が解決するということはまずありません。
問題解決のためには、”積み重ね”が大事です。
小さなことでも毎日少しずつ積み重ねることで、流れが変わってきます。
夫婦の悩みを解決するためには、とにかく動け…ということはここでも再三申し上げていますが流れを良い方向に変えたかったら、動くしかないのです。
→夫婦のことで悩んだら動かないと解決しない
→夫婦関係修復に必要なこと
と言っても、いざ問題が起こったときには、動けなくなってしまうこともあります。
やっぱり、下手に動いてもっと悪い方向へ行ってしまったらどうしようと思いますからね。
その気持ちは、私もよくわかります。
それでも、いろんな夫婦の動向を見てきた経験から言いますが、動かないよりは動いた方がいいです。
夫婦の問題は、放置しておくのがいちばん問題なんです。
動かないということは、すなわち、何もしない状態を積み重ねているということです。
何もしないことの”積み重ね”が、結局、もっと悪い方向へと流れを変えてしまうのです。
たとえば、夫が浮気したときに「そのうち熱が冷めるだろう」と見て見ぬふりをしてしまったり、ケンカして妻が実家に帰ってしまったときに「そのうち戻ってくるだろう」と思って放置してしまったりしている人もいます。
けれど、少なくともやり直す意思があるのであれば、こういうのはNGです。
また、こういう場合、動く気はあってもタイミングを見計らっているうちに動けなくなってしまうことが多いですから、思い立ったらすぐに動いた方がいいです。
夫婦問題で悩んだときに、自分の思いどおりの結果を出している人というのは、試行錯誤しながらでも、自分で考えながら動いている人です。
相談に来られる方でも、既にいろいろ動いた上で来られる方は、その後の流れが非常にスムーズです。
「自分でこういうふうに動いてみたけれど、この動き方でいいですか?」と確認の意味で来られますから、こちらとしてもアドバイスしやすいですし、アドバイスしたことがすぐに結果につながります。
もちろん、どう動いて良いかわからない状態で相談に来られてもいいのですが、統計的にみると、そういう方は何を言っても結局は動きません。
悩みを解決してくれる魔法を探して、専門家を渡り歩いてしまっているパターンが多いです。
夫婦問題に限りませんが、悩みを解決するのはカウンセラーではなく、自分自身なのです。
そのためには、自分が考え、自分で動くということをしっかり意識しておきましょう。