鯖街道花折 In 京都 | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

 

 

 

 

今年5月の出来事の備忘録です

 

今回の家族旅行はホテルでの朝食は付けずでした
 

そもそも2泊3日なので朝食は2回のチャンス
 

初日は『瓢亭』にて《朝がゆ》を堪能

 

(↑クリックすると過去のブログ記事へ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目は鯖寿司でも前日に購入して食べることにする
 

いつもなら大好きな『いづう』の《鯖寿司》だけど
 

(↑クリックすると過去のブログ記事へ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はお茶をした『旧三井家下鴨別邸』の近くに
 

美味しい《鯖寿司》があると聞き訪問してみました☺
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その『鯖街道花折』さんは創業110年
 

一汐のサバに拘る伝承の製法を守り続ける京鯖寿し店
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京の町衆のご馳走といえば”鯖寿し”と夏は”鱧寿し”
 

江戸時代、防腐剤も冷蔵技術もなかった当時には
 

鯖を京都まで運ぶ際に内臓を取り出して
 

腹に塩を抱かせていたため塩鯖はとても塩辛く
 

保存食としての限られた食材でしかなかったものを
 

京の町衆が鯖の旨味を引き出そうと考えついたのが
 

《鯖寿し》と云われています(*^^*) 僕の大好物🩷
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若狭から京都まで最短でも18里(72㎞)
 

京都は海がないんですよね😨
 

そのため京都で食する魚はすべて一汐してある
 

だから大阪と京都では実は大阪の方が薄味なんです
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『鯖街道花折』の《鯖寿司》は
 

日本近海産の脂ののった良質の真鯖のみを使用
 

身の肉厚、〆具合、脂ののり具合に拘ってるそう
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米は滋賀県産「日本晴」と「こしひかり」を独自配合

 

「日本晴」は滋賀県で古くから作られてきた品種で
 

寿し飯に適しているのだそう☺
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芯まで酢と良く馴染み、作って丸一日の食べ頃でも
 

お米がに固くなり難い特性があるらしいのですが
 

粘りが少ないので補うため《こしひかり》をブレンドし

 

このお米については農家の方に直接お願いして、
 

最小限の農薬と有機肥料にて育ているという拘り
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寿し飯を炊くときや鯖寿しにのせる昆布は、
 

北海道の上質な礼文島利尻昆布及び天然真昆布使用
 

さて今回購入したのは《鯖あぶり寿司》です
 

鯖の皮目は炙られ、自家製柚子ポン酢で味付けした
 

白板昆布と一緒に食べるものです☺
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お〜鯖の脂の溶け出し旨味を柑橘が爽やな旨味として
 

とても美味しかったです(*^^*)
 

家族は『鯖街道花折』さんの鯖寿司の方が美味しいと
 

でも確かに美味しいのですが僕は『いづう』派かな
 

『鯖街道花折』さんの方が『いづう』に比べると
 

少し塩っぱいような氣がして…でも僕の嗜好なので😅
 

次回購入の《鯖寿司》は家族で揉めるかな(笑)
 

いずれにしろ長年続く名店やっぱり美味しかった🩷




#京都
#鯖寿司
#鯖街道花折
#花折
#鯖あぶり寿司
#1級フードアナリスト
#フードアナリスト
#調理師
#料理研究家
#1級だしソムリエ
#利き酒師
#日本の食糧自給率を上げよう
#北陸を支援しよう