紹介するシリーズ。
もう半年ぶりですネ。
ユピロ菌を知っている人達からしたら
笑い事、吹き出してしまうのでしょうが、
僕は
「人の心というものを一番大切に生きてきた」
つもりです。
それでも、良かれと思ってしたことが、
相手に真意が伝わらなかったり、
その人の幸せだけを考えて言ったことが、
相手にとっては迷惑以外のなにものでもなかったり・・・。
真剣に考えて、苦しんでとった行動が、
人からみたら、ピエロのような行動に見えたり・・・。
人の心というのは、本当に難しいものです。
思いが伝わらないということは、
本当に苦しいことですが、
逆に言えば、自己満足を達成するために
人に善意を押し付けて、相手を
苦しめているだけかもしれません。
ある時は喜びに嬉しく感じたことが、
何かをきっかけに、
悲しみや嫌気に感じるように
変わることさえあるのです。
辛く、悲しいことですが・・・。
渡辺和子さんの著書、
『愛をこめて生きる』ＰＨＰ文庫の中に
こんな一節があります。
愛する時、人は、相手の世界に入りたい、
一緒にいたい、一体になりたいと願うものだ。
恋人同士が手をつなぎ、接吻、抱擁する姿、
一つのグラスから同じジュースを、
額を寄せ合って二本のストローで
飲んでいる姿、
それらはいずれも、
二人が一つになりたいという
願望の表れと言えよう。
遠藤周作が『聖書のなかの女性たち』の中で、
一人の少女の小さい詩を紹介している。
わたしの咽喉が痛い時
あの子の咽喉も痛み
わたしが夜 咳をする時
あの子も目をさまして咳をする
わたしがママから叱られて泣く時
あの子もわたしと一緒に泣いている
夕陽にうつるわたしの影法師のように
あの子はいつもわたしと一緒だ
この少女にとって”あの子”はキリストだったという。
咽喉の痛みを癒すのでもなく、
咳を止めてくれるのでもないが、
一緒に”咳をし”、一緒に”泣く”キリスト、
奇跡を行うことによってでなく、
「ともにいる」
ことによって愛を示すキリストの姿が、
この十一歳で死ななければならなかった少女を、
どれほどその寂しい病床で慰め、力づけたことだろう。
（中略）
子供の死後、母親はこう語った。
「あの娘がその夜、ふと、うす目をあけてみたら、
まだ看護婦さんが傍らにいてくれた。
『眠らせるためだけに本を読んでくれる人が多いのに、
ほんとうに嬉しかった』と言っておりました。」
ユピロ菌は、その看護婦さんのように
用事のためだけではなく、
ユピロ菌を必要としてくれる人がいるならば、
あなたを寝付かせるやいなや去ってゆく人ではなく、
いつでも傍らで「ともにいる」時間を大切にする
貴方をいつでも見守り、貴方にとって必ずや必要な
魅力のある人になりたいと思う。
いや、あなたが求めれば、
必ずや、そうなれると思う！
第一回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-11077029588.html
第二回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-11076970150.html
第三回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10874568503.html
第四回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10859825107.html
第五回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10855049643.html
第六回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10842296170.html
第七回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10780042048.html
第八回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10760643918.html
第九回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10747557109.html
第十回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-10703580009.html
第十一回 http://ameblo.jp/yupirokin/entry-11367434999.html
