シスター渡辺和子(10)~クリスマスの心 | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

無宗教というか


カソリックと仏教の中間にいるような


ユピロ菌ではありますが・・・。


今日はクリスマスですね。


宗教とは離れても


様々な人々が特別な思いを描く日です。





渡辺和子 さんの著書


『愛することは許されること』


PHP文庫の中に


こんな一節があります。

 




ユピロ菌の迷える子羊達へ




イエスが誕生した夜、そこには


一人の人間が、生まれるのにふさわしい


「場所」さえなかったことを聖書は記しています。


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生まれる際にして”まともな”場所をもたなかった


イエスは、その死にも、地上に足をつける場所はなく、


十字架上に宙吊りの姿で死んだのでした。


生前、弟子たちが、「お宿までお伴します」と


申し出た時、


「きつねには穴があり、


 空の鳥には巣がある。


 しかし、わたしには枕する所がない」


と答えているイエスでしたから、実に見事に、


「宿無し」の一生涯を貫いたのでした。




ユピロ菌の迷える子羊達へ



このイエスは、だから今、


私たちの心の中に住みたいと


切に願っていらっしゃいます。


それはご自分のためというよりも、


淋しい人間どものためなのです。


クリスマスというのは、


このイエスの”渇き”に思いをいたし、


この願いに応えようとの決心を


するのにふさわしい日と言えるでしょう。


実行は必ずしも難しいことではありません。


なぜなら、生前イエスは次のように言っているからです。




ユピロ菌の迷える子羊達へ




「わたしの兄弟姉妹、しかもその最も


 小さい者の一人にしたことは、


 わたしにしたのである。」


かくて、私たちが今日、儲かるどころか、


損するとしか思えない人に、


物理的にも精神的にも、


喜んでその「居場所」を作ることこそ、


クリスマスを迎えるのに


ふさわしい行為といえましょう。





ユピロ菌の迷える子羊達へ




ユピロ菌思う・・・


年に何度か


日頃考えないことを


世間がどんなに騒がしくとも


冷静に考える機会を得ることも


必要かと思う。




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