まだサラリーマンだったころ、家でよくホムパしてたんですけど、
そのときの得意メニューのひとつがピッツァでした。
イタリアに行ってピッツァを食べたこともなく、
アメリカンなピッツァの存在しか知りません。
それなのに得意料理ってねぇ
そのとき、ベースの生地だけ買ってきてあとは手づくりしてたのですが、
たしかにピザソースも作っていましたね。
タマネギやトマト缶、ケチャップなどで作っていた気がします。
イタリアでピッツァづくりをいろんなところで見るようになり、
衝撃的だったのは、そのピザソースがないということ
どこでもフレッシュな水煮トマトをつぶしてそのまま使っていました。
で、聞いたことがあるのです。
なぜ火にかけて煮詰めたトマトソースにしないのかと。
そうしたら、ピッツァを焼くとき窯で火が入るので、わざわざそんなことをする必要はない
せっかくのトマトのフレッシュさが失われ、美味しくなくなる
というではありませんか
本当に目からうろこでしたわ
以来、私がピッツァを作るときは、
トマトの水煮をこしてあるパッサータというのを使うようになりました。
私はスーパーでビン詰めになっているのを買ってきますが、
夏の完熟トマトで手づくりする家もあるんですよ。
ピザソースではなく、これをそのままダイレクトにピザ生地にぬるだけです。
さて、生地からつくる手づくりピッツァ。
パッサータ、モッツァレラチーズ、バジル、ニンニク、オレガノ、アンチョビ。
これで2種類のピッツァを作ることができます。
パッサータをたっぷりぬったら、ちぎったモッツァレラチーズとバジルです。
で、上からオリーブオイルを回しかけ、200度に予熱してあるオーブンに入れます。
パッサータのあと、ニンニクとアンチョビ、オレガノをトッピング。
同様にオリーブオイルを回しかけます。
マリナーラを成形して具材をトッピングしてる間に、マルゲリータがいい感じに焼けてきました。
時間を計ってなかったのですが、写真の記録から約6分です。
レシピには、15分~20分焼くように書いてあったので、あと少しね。
ここでオーブンの温度を250度に上げました。
というのも、うちの電気オーブン、設定より若干温度が低い気がするので。
合計15分焼いてこんな感じに焼き上がりました
周りの部分がモチモチではないけど、真ん中あたりの薄い部分は上出来ですっ
そして、トマトのフレッシュさがウマーい
やっぱりピザソースじゃないほうがいいと思います。
水煮トマトの裏ごし、パッサータ、ぜひお試しください。