愛され美人風オーラのまとい方、
コンサルタントの北見由美です。
今日も、私のブログに
お立ち寄りくださり、
ありがとうございます＾＾
（ここからの続きです。）
前回は、父との確執について書きました。
誰しも、
親子の確執は少なからずありますよね。
いくら親子とはいえ、
一緒に生活していたとしても、
価値観や考え方が、違っても仕方ないこと…
と思えてきたのは、つい最近かもしれません。
わたしの父は、４年前に
急になくなったのですが、
人前に出るのが極端に苦手な母は
長女のわたしに喪主を託してきました。
父の葬儀は、表の対応はわたしが、
裏方の手配は妹がしました。
葬儀が終わり、
わたしは位牌を手に
霊柩車の助手席に乗りました。
観音寺市（香川県）の郊外の山の方に
新しい火葬場はありました。
なんだかここだけとても近代的で
棺桶も自動の台車で運ぶんです。
キーンガチン キーンガチンって
火葬する部屋へと運ばれていく。
わたしが子供の頃、お父さんは、
清水の次朗長の浪花節に
はまっていたことがあった。
カセットデコーダーが出回り始めた頃である。
その1節に
”大政（No. 1の子分）は大男だったから、
入る棺桶がなかった”というのがあった。
それを聞きながら、
”わしの棺桶も大きいやろなぁ。
ねぇちゃん（わたしのこと）頼むでぇ”
と言い、
その時は、父の死なんて
想像なんてつかないから、
わたしが変な顔すると、
嬉しそうに笑う父がキライだった。
”ほんま、意味わからん”・・・
いつもそう思ってた。
棺桶が、その大きなエレベーターの
ような部屋に運ばれる。
キーンガキン
いとも簡単に無機質に設置された。
エレベーターのような厚い扉が
閉まり、
そして、喪主のわたしに係の方が
”喪主様、お願いします”という。
扉の横にあるスイッチを押すと
火葬が始まる。
そのスイッチをお願いしますという
ことである。
そこに感情は乗せず、
わたしは静かにそのスイッチを押した。
数時間して、お骨を拾った。
闘病していないし、薬漬けでも
なかった父のお骨はとてもしっかりしていた。
お骨を持って実家に戻ったとき、
まだ父がいるような気配を感じた。
そのとき初めて
”ごめんね、ありがとう”
という気持ちが自然と出てきた。
”ごめんね” は
”あまりにキライすぎて
優しくしてあげれなかったこと”
”ありがとう” は
”育ててくれてありがとう”
本当に遅くなってしまったけど、
”わたしにいやな態度を取った父も
それはそれで、精いっぱいだんだ
大人だからという理由で
完璧ということなんてないし、
その時その時で、
父も精いっぱいだったのだろう。
と思えるようになった。
小さな頃夜中眠れなくて…
グズグズしていると、
うちの目の前はお寺でしたが、
その1角の”戦者墓”（そのブースは
戦死した人ばかりのお墓がある）
まで、おんぶでお散歩に行く。
はっきり言って真っ暗で
街灯も少ないから不気味なんだけど、
”戦者墓”の入り口まで行って
Uターンしてくる。
昔の人にしては父は175cmあって、
今思えば、
その背中は大きくて、安心感があった。
その安心感とともに、
わたしは眠りについて行った。
そんなことも、あってか
どうかわからないケレド、
背が高くて、背中の広い人が
ずっとタイプですね 笑
（つづく）
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頑張らなくても、ムリしなくても、
自然と ”えこひいき”されてしまう
〜愛され美人風オーラのまとい方〜
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