★50歳からの勉強道~読書録★

★50歳からの勉強道~読書録★

本は友達。一冊一冊を大切に記憶に留めておきたい。


明日死ぬかのように生きよ

永遠に生きるかのように学べ

今季はNHK大河を見ている。 

源氏物語でなく「紫式部」に焦点を当てた

所が、いーじゃない。

幕末·戦国、もーお腹いっぱいだし。

てことで、最近の私も平安時代学び直し。


この時代の解説本は色々読んだけど
古典そのものはどうも角川ソフィアレベルに
読みやすくないと、理解できない。
ビギナーズクラシック万歳!



まずは蜻蛉日記。
今の主役、藤原道長のお父さん兼家の
実生活を赤裸々に描いた暴露本であり、
後の枕草子、源氏物語等平安の女流文学に
影響を与えた先駆本である。

大河ドラマでも紫式部になる前の
「まひろ」が、後に道長の妻となる倫子の
サロンで蜻蛉日記についてディスカッション
してたりする。
当時は写して回して大ヒットしたようだが
現職の政治家の私生活を
妻の一人がリアルタイムに出版?してて
何のお咎めも無く楽しんでいるのだから
日本って昔から自由の国なんだよなぁ。


作者は美人の誉高く、歌も上手くて
プライドも高い才女のようだ。
そんな私にゾッコン一筋ではない兼家が
許せず、駄々こねまくり拗ねまくり
嫉妬しまくり、、のメンドクセェ女。
一夫多妻で嫉妬してたらそりゃタイヘンだゎ

しかし、、アチコチ妻を囲う夫への恨みを
書いているのに、何故か読んでいると
兼家って良い奴だな〜(ㆆᴗㆆ)♡、、と
思っちゃってる私。
ワガママで意固地で素直じゃない作者に
「ご機嫌直ったかな〜♡」なんて
笑わせたり驚かせたり常にイタズラっぽく
深い愛情を示し続ける道長パパ。
なんかね、山城新伍みたいだよ。(私見)


道長三兄弟や詮子(吉田羊)の母となる時姫と
身分の違いはさほど無かったようで
どちらが本妻とも言えない関係だったが
作者の子供は道綱のみ。
しかも本当にあまりデキが良くなかった
ようで、上地雄輔はイメージ適役。

  
それでも最高権力者兼家の息子だけに
道綱もちゃんと「右大将」となり
百人一首でも「右大将道綱母」という
名前は有名だよね。

「蜻蛉日記」はそんなに長くはないが
上・中・下3部構成になっていて、
上巻の結びに、15年間嘆いてばかりの
夫婦生活を振り返って
「かげろうのように儚い身の上の日記だわ」
と自ら書いていて、
そこから蜻蛉日記と呼ばれることになる。
いや、めっちゃ主張してますけど。( ᴖ ·̫ ᴖ )



正直な胸の内を書いたのだろうが、
私が読んだ感想では
作者は自分の嫌な性格を包み隠さず晒し
逆に懐の深い兼家の好感度爆上がり。
本当に何の為に書いたのか、、?
と考えると、やはり「愛されたい!」と
願う剥き出しの女心そのものでしかなく、
誠に情熱的である。

古代日本は男女の役割の差は
ハッキリしてたけど、
決して男尊女卑ではないんだよなぁ。
むしろ女性の地位は高く
意志を持ち、輝いていた。
まだ武士がいない頃のおハナシ。。


いやー、長いこと掛かりましたが

私の刺繍活動、略して繍活もとうとう

有終の美を飾ることとなりました。

てか、もう目が疲れたんじゃ。


▶「森の精霊」ロシア

かっこ良くてとても好き。
全面というか全マス刺し(布地の余白ナシ)
なので、とても疲れたの。でも満足。
ダイソーの黒額がピッタリはまった!


▶「オールドワールドマップ」

好きなテーマなんだけど、
細かい絵柄だから仕上がるとあまり迫力
なかったかな?
額縁はセカストやBOOK・OFFで
安く調達する!がモットーなので、
サイズがイマイチなのね。。。ぷは。


そしてオーラスは···
▶「本の王国」  ロシア

これは全長78cm、森の精霊と同じく
全マス刺しなので、糸の量がハンパなく
届いたキットは重さズッシリ。
お値段もなんと1万円越えの正に重量級。

でも「本の王国」なんて
私にピッタリのテーマだし、
最後にカラフルな作品を楽しく
仕上げたかったんだ。
綺麗な色を順番に刺すのは
単純に楽しいのだ。うーん、満足マンゾク!



でも額探しには苦労した。。
凄い横長だけど手拭い額のサイズには
届かず、、の中途半端なので
仕方なく両側が余っているけど、ご愛嬌。
2つ並べて飾ってみたよ。
この地図の中の何処かに本の王国は
きっとあるに違いない。


てことで、私の繍活は大円団を迎え
今日からめでたく高齢者の仲間入り。
刺繍からはスッパリ手を洗い
今は既に筋力活動=筋活に励んでいる。

腹筋とスクワット、あとプランクね。
じっと耐えてればいいから怪我しなそう。



と言いつつ、こっそりYouTube見ながら
ムーンウォークの練習もしてる。
コレは爪先立ちが肝なので
足首やふくらはぎが鍛えられるし
一発芸にもなる。なんと素晴らしい。
٩(๑>∀<๑)۶

あ、本もたまりにたまっている!
のんびり読むよ。これからはマイペース!
まずは暑すぎる夏を乗り切ろう。



ドライブの時には必ずCDをかける。

今どきのBluetoothでSpotify♪とかで

シャッフル聴きをするのは性に合わず、

お気に入りアーティストのアルバムを

頭から丸ごと聴くのがいーんだわ。


ドライブにはウルフルズが最高だ。

ノリが良くて笑いながらも

心に沁みる。楽しい。松本さん天才。

あと普段は全く聴かないB´zやGLAY、

ドリカム、ユーミン、ラルク、、

そうそう、ちょっと昔に流行った曲って

めっちゃアガるんだよねー。。


てことで懐メロ探しの一環として

「グロリア」のヒットで有名なZIGGYを

思い出し検索したら、、まぁビックリ!

懐メロのジギーではなく

「今のZIGGY」が素晴らしすぎたんだ。


森重樹一さん。名前がいいよね。
きっと一生繁り続けそう。


まず、今もZIGGYが活動してる事に驚く。

そして最新シングル「証」のカッコ良さに

またまた驚いた。

なんだコレ。凄すぎるぞ。2022年



ZIGGYは結成して今年でなんと40年!
その間、紆余曲折あったようで
メンバー脱退やら活動休止やらを経て
2017年から本格的再始動、
現在の正式メンバーは森重樹一さんのみ!
という、正に「ひとりZIGGY」なのだが
この「ヒカリノアメ」のカッコ良さを
見てくれ!   聴いてくれよ〜!
ど名曲やないか!  (⊙ө⊙)


慌ててアルバム購入。

いやーすんごくいい!!   良い!!


森重さんの一見不健康な?印象とウラハラに

曲調はほぼキャッチー♪♪

かつ前向きなメジャー曲ばかりなの。

明るく頑張ろうよ、ってね。

なんか、私の敬愛するエレカシに通じる所

もあり、久しぶりにアルバム買い揃えて

どっぷりと聴きたいアーティストとなった。


これはドライブどころではなく

イヤホンつけて寝る前にじっくり

じっくり唄声を聴きたいやつ。堪能系!!!


2021年 18thアルバム  「SDR」は
Swing、Drive、Rock'n Rollの意味だそう。
良曲だらけ。



アルバムは全曲、作詞作曲/森重樹一である。

森重さんの歌詞は常に前向き、

そしてメロディが多彩!!

曲調がバラエティに富んでいる、て

だけでなく、1曲の中に様々なフレーズが

自在に登場する。正にメロディ工場長。


17th「2017」 18th「Rock Show」共に
好きな曲ばかりだった。まじリスペクト。


年はもう還暦なんだけど、

この「見た目ZIGGY」のスタイルを全く、

まーったく変えていない事にも驚かされる。

昔のまんまやー。\(^o^)/

けどお年なりに節制してるからか

エレカシ宮本さんと同じく、かえって声に

伸びと艶が増して、実は超健康的。


歌も上手いし、ビブラートを利かす

セクシーボイスに聞き惚れちゃうのです。



実は今のZIGGYを発見したのは去年の春、

ブログをサボっていた時で

1年間記事を温めてしまっていたが

2023年8月に最新アルバムも出ている。

「SO BAD, IT's REAL」

お仲間と共にライブも精力的に演っていて

ほんと、推せる。


ケータイにピックを挟んで推し活♡


2024年3月に40周年記念ベストも出た。
カッコイイぜ。



量子力学は宇宙の真理に迫る

本当に素晴らしい学問だと思うので

何でも理解したいのだが、、、

さすがに同時に多世界が存在する。

とか言われても、まぁ分からんよね。


でも読んでみたら少しわかったかなぁ。。?

どうも「電子は粒か?波か?問題」が

大きく関わっているようだ。




まず、全ての物質は原子でできている。

(ファインマン)

原子にはかならず電子が飛んでいて、

いちばん少ない水素原子には1個。

ヘリウムは2個、順にリチウム、ベリリウム

ホウ酸、炭素、窒素、酸素、フッ素と続き

自然界で1番多いのはウランの92個だ。


現実的には

かの有名な二重スリット実験で

電子は粒として観測されているし

前に読んだ本で「電子の意志」について

学んだことから、

私としては断然、粒派である。(あんこも··)


しかし、多世界解釈には

電子を波として捉える考え方が必要らしく

コレを受け入れるのには苦労したぜ。



何故電子を波動と捉えるのか?

歴史的には光の研究から始まっていて

1905年アインシュタインの光量子仮説から

「量子」の言葉も生まれ

現代物理学が確立すると、

当時は波だと思われていた光が

粒(光子=フォトン)の集団だと解ったんだ。


それなら粒だと思っていた電子を

波で表そう(ド・ブロイの物質波仮説)

てことになり、(なぜ逆に?)

シュレディンガーが水素原子内の

電子エネルギー(1個だけ)を波動関数に

当てはめたら数学的に計算できた(1926)

とかで、やっぱり電子は波だ、って

世界の学者は言ってるわけさ。


本から引用するよ。

「電子は粒子であるという従来の先入観を

捨てて、その実体はわからないがともかく

シュレディンガー方程式を満たす何からの

波であると仮定する」

そうすると量子飛躍等のミステリーが

「説明できてしまう」ってんだから、

相当無理ヤリな感じだわね。




そこからですよ。

「波なのになぜ粒で観測されるのか?」

っていう逆算的な解釈問題が展開する。


①人間が観測すると波が収縮するのだ!

というのが主流の「コペンハーゲン解釈」

で、提唱者ボーアの本拠地が

コペンハーゲンなので、そう呼ばれる。




これに対して②「多世界解釈」は

観測者と観測された電子の粒をセットと

して考える。すると、波だから同時に

別の観測者と電子も存在するのだ!  

とかいうことになる。、、なるのか?

なるらしい。




つまりコペンハーゲン解釈にしても
多世界解釈にしても、どーしても「観測者」
って存在が入ってくる。
人間本位で気に入らん。
ここはアインシュタインの
「私が見ていなくても月はそこにある」
に激しく同意したくなるではないか。

しかも実際、電子の「波」って物理的に

どのように原子の回りに存在してるのか?

という当然の疑問には誰1人答えていない。

答えられないんだ。

全ては理論上の「解釈」でしかない。



ここで私は怒り狂って

一旦、本を投げ出したのだが、、


気を取り直して「量子もつれ」とか

「量子テレポーテーション」とか調べると

今や電子が粒子か波動か?と決めつける

より、両方を現実として見る事の方が

大事だ、、という事も分かってきた。


現実に「多世界」は存在しないと思うけど

その「解釈方法」は実際に応用されつつ

あるようで、あぁ、、、

まだまだ脳ミソ足りないなぁ。

もっと本読まなきゃ。

荒唐無稽なマンガもSFも、

もっともっと見よう。



日本的発想による日本の学者の「対話原理」




リチャード·ファインマン。

「量子力学を使う人はいくらでもいるが

それを理解している人は誰もいない。」






すンごいタイトルだけど、そこがまた
グッと来た。こういうの大好きだわー。

現在映画で前編を公開中。
都内に住む仲良し高校生の話なんだけど
ツインテールの中川凰蘭
(おうらん=おんたん)の声をあのちゃん、
メガネの小山門出(かどで)をYOASOBIの
幾田りらが演じる、というキャスティングで
注目されている。


原作マンガは12巻で完結済み。
話題作ということでBOOK・OFFでも
なかなか手に入らなかったが
何とか揃えて読みました。


結論から言うと大変面白かった!!
「地球がクソやばい」のキャッチコピー通り
東京上空には謎の巨大母艦が
カレコレ3年も滞空し、
時折吐き出す小型船には
「侵略者」なる生命体も多数乗っている。


今日もあちこちで「侵略者」を駆除する
「戦闘」が行われているんだけど、
都民はすっかり慣れっ子で
テレビで「本日の母艦予報」をチェックし
母艦による「日照権侵害」を訴える
デモ行進とかしてるワケで。


未知なる脅威に直面し政治は混乱
迎撃用の武器開発する一企業は大躍進、
母艦撲滅を主張する強硬タコ派と
侵略者にも人権を!というイカ派で
ネットは紛糾、侵略者との共存を訴えて
盛り上がる若者の活動団体、、、
どこかで見たような光景は
露骨な社会風刺に満ちている。

てか満ち過ぎて
英米グローバリズム、チャイナマネー、
コロナ医療マフィア、GAFA、国連、、
まんま今の日本が抱える危機的状況
そのものなんである。


そんなクソヤバい社会のクソッタレな日常
の中、女子高生達はちゃんと恋もしている。
おんたんと門出、それぞれの
淡くて必死な大人への階段の登り方は
とてもリアルで涙がでたよ。

私はおんたんのキャラが大好きだけど
実はとても頭が良くて繊細であるが故に
「ボクが超やべー独裁者になる」と豪語し
徹頭徹尾ふざけ散らかす、敢えての
中二病患者っぷりが、泣けるのよ。。

そんなおんたんに声優あのちゃんの声と
口調はピッタリでナイス演技だった!

「手も足も出ませんでしたよ。」
「手も足も出ないならオッパイ出せ。」


漫画は背景などがとても緻密に描かれ、
内容も濃い。
ドラえもんのひみつ道具を真似た
ほのぼの系と思いきや、
バック・トゥ・ザ・フューチャーか
インターステラーか、といったSF要素が
混み入って理解が追いつかず、、さらに
「1984」的全体主義ディストピアの悲惨、
「注文の多い料理店」的な怖さも出現し
どっちが侵略者だよ!?と考えさせられたり
して、ついに3回読み返す。
漫画だと侵略者の不思議な言葉も
こんな風に表現できるんだ。


映画のパンフに書いてあるように、
情報量が多いので、映像にまとめるのは
大変だったそう。それでも
見た後、どっと疲れた。見応え充分。

そんな社会派マンガだからか、、?
映画館の上映は1日1回、最終ナイト回のみ
しかも席ガラガラであった。
こんなに面白いのになぜだ? 勿体ない。

そして後章の結末は原作漫画とは違う物に
なるらしい。うー楽しみ!
やはり、私的には漫画も映画も両方
見るのがオススメかな。
だって、主題歌の絶絶絶絶対聖域、
とってもカッコイイんだもん。


人類終了まであと半年!!

あまりにも久しぶりなので試験投稿。

最近見て綺麗だったツツジのお花たち。

鮮やかですねぇ。


4月22日撮影


これは去年まで知らなかった
キリシマツツジ。
鮮やかな赤と小ぶりの花。
街中ではあまり見ない種類なので
ココつつじの丘、奥の一画に群生してる
のを見つけた時はビックリしたよね。


つつじの丘はかなり広くて、
ゆっくり小一時間ほどで一周するんだけど
普通のピンクのヒラドツツジや
オオムラサキはまだ咲いてない!
キリシマツツジだけ、満開が早いのでふ。
一緒に咲いてくれれば良いのだが、
ピンクのツツジが満開の頃、
キリシマツツジは枯れているのだ。無念。


何故か九州地方の地名のツツジが多いなぁ。
霧島、平戸、久留米、、
お、琉球ツツジもある。

 
ツツジは漢字で「躑躅」
ナニかと思えば足を止めて見てしまう、
という意味の字だとか。なるほど。


この公園は厚木市の「森の里」にある。
森の里という呼称ではなく、
列記とした住所である。森の里一丁目とか。
付近には住宅地、学校など普通にあり
この時期は鯉のぼりも沢山泳いでいる。
いい所だなぁ。( ᴖ ·̫ ᴖ )



さて、刺繍ブームも一段落したので
またボチボチ読書録を上げていきますよー




これは数学マンガ。

内容は、、難しいよ〜!

2回読み終わっても結局、ストーリーを

まとめることすらできないや。

頭の中は?だらけ。


生きるとは?

人と生きるとは?

ある、とは?

ない、とは?

無限とは??


ね、さっぱりわっかんない。

でも楽しいのよ。




とりあえずの物語は
ちょっと変わった少年、関口ハジメ君と
彼の「天才」を見抜き、育てようとする
過去の天才数学者ウチダ。  
2人の出会いから始まる。

少年ハジメ君は、自分の中の
「不思議な事」や「面白い事」が
数学によって解決できることに気づく。
その数式は簡潔で美しく、
心地良く別の式へと繋がってゆき
さらに根源的な疑問へとハジメを誘う。



【数学に重要なものは「情緒」だ。
  感情の出所、「こころ」と言っても良い。
  美しいものを美しいと感じる、こころの目
  情緒とは「世界」と「自分」の間に
  通された道のようなものだ。
  情緒を通して「問い」が開く。】
                                                 by ウチダ



アルゴリズムとは
手順とか計算方法、とかの意味だけど
ここではきっと、ハジメ君の頭の中、
てことになるかなぁ。。?

大自然の中で育ったハジメ君は
とても感受性豊かで、その純粋さは
宇宙に直結しているみたい。
誰しも宇宙と繋がってはいるけれど
その声を聴けるのは
限られた一握りの人間で、これを
理解する為に数学を編み出して来た。



数学者とはペンと紙だけで
永遠の真理に到達できる人達、、
って以前も本で読んだっけ。

無秩序な自然の中に
美しい法則を見出すのは感動的だが
自然だって人間と同じく
自ら秩序に沿おうとしているのかも、、?
とハジメ君は考えたりする。



人間は色んなものを分けてきた。
分けられる数と分けられない数があって
奇数と偶数を見つけ、
右と左、少ないと沢山、無限と有限。

自然現象を考える物理学、天文学、数学も
人間が勝手に分けただけのもの。
1という数字すら、人間が作ったものなら
数学に意味なんて無いのだろうか。




きっと元は全てがひとつだったのだろう。
そここら枝分かれし、
なお揺れ動き続けるこの世界。

全てが1のままなら、
ボクは宇宙にひとりぼっち。
分かれているから楽しいんだ。
なーんて考えるハジメ君のアルゴリズムは
宇宙のはじめを捕まえられそうで、
まだまだ遠い。



私自身、数学は大の苦手で
サインコサイン、ルートなんちゃら、、
全く受け付けないし、
虚数、無理数などという意味不明概念を
理解する気も起こらぬダメ人間だが
宇宙のメッセージは聴いてみたい。


素数が数の原子というなら
生きてる間にリーマン予想の証明は
是非見てみたいものだ。
これだけはシロートでもチョー気になる。



宇宙は数字を使って話していると思えるし、
天体運動に12進法がフィットするなら
人間の指が10本なのは訳があるんだろか?
分からないことだらけなのに
何も知らずに死んじゃうのは
悔しいなぁ。









副題は「電子にも意志があるとしたら

貴方はどうしますか?」   ??


これがどんだけ大事件かと言えば

人間や物質は全て電子でできている!


例えば人間の主成分は水だが

H₂Oの水分子の原子は3つで電子は10個、

さらに自由電子も多数飛び回っていて、

人間の体には電子が充満しているんだ。


人間や物に形があるのは

電子が一ヶ所に2つ以上存在できないからで

圧縮できず、形を形成する。

また電子一個に大きさは無いが、

広がりがあり、可視光線を吸収して反射する

から、人間は目に見える。


同じ属性を持つ素粒子を

【フェルミオン】と言い=陽子、中性子。

対して素粒子【ボソン】は同じ場所に

無限に存在できる。=光子、中間子。


と、ここまでは既存の物理学の知識。




ボソンである光子は1箇所に集まり

強い光となるが、

フェルミオンの電子は複数あると、

移動して調和を保つ。移動して調和?!

山田先生の凄い所は

「電子と人間はよく似ているなぁ。。」と

誰〜も思いつかない発想をしたことだ。



ここで私は、電車に乗る時を想像した。

反射的に他人の配置を確認し、1番有利な

席を選ぶ。いくら端っこが好きでも 

先客のおヒザの上には座れないのよ。。

結果、私は他の乗客と無言の対話をし

干渉を受け、自らの意志で位置決定する。


電子も全く同じで、変化に応じ干渉したり

対話するようにバランスをとる。

そこに何ら法則は無いので、私達は

彼らの移動先を「統計的に予測」できても

「完全に予言」する事はできない。


これが山田先生による「対話原理」。


電子は顕微鏡でも形を見ることができず
形や大きさは誰も測定に成功していない。
ただ無限に小さな点である。




物理学は自然のメカニズムを解明する学問で

300年前のニュートン力学により

今も支配されている。

即ち宇宙は神の一突きで始まり(ビッグバン)

運動方程式(慣性の法則)で未来永劫続き

未来は正確に予言できるが、神のみぞ知る

絶対的な真理がある、という。



しかし90年前に始まった量子力学で

ミクロの世界を探究した結果、

「不確定性原理」を採用する。

自然とは乱雑であり、確定出来ない事が

真理である。  と。

これに対しアインシュタインは

「神はサイコロを振らない」と不満を

漏らすんだが、彼等の中に常に根付く

「全知全能の神」は想像以上に大きい。


「図解 量子論がみるみるわかる本」より



人間の文化は

自然と共存する文化(=未開、辺境)と

自然を征服する文化(=先進的)に分けられ

前者は日本などで多神教を生んだ。


後者はユダヤ、キリスト教等一神教を生み

科学も物理学もこの文化の中にある。

全知全能の神のみが意志を持つ。という

教義の下で自然の不確定性は説明できず

現代物理学は混乱しているんだが、

「全ての個体が意志をもつ」という

山田先生の「対話原理」が

それを見事に解明する。革命と言うべきか。



欧米人には理解しにくいだろうが

昔から道具に感謝する筆塚や針供養を

日常的に行なってきた我々日本人は

この自然の摂理を感覚的に合点する。

量子力学は多神教の文化そのものなのだ。




例えば、有名な二重スリット実験では

電子は波動であるが、観測すると点になる

などと、人間目線のヘンテコ理論が主流に 

なってしまっているんだが、

電子は干渉し波動を生じても常に粒子だ!

と、山田先生は言い切っている。


超僭越ながらド素人な私でもそう思ふ。

水面に波紋が見えても水が分子なのは

誰でも知ってる。同じ事じゃね?ねぇ?


電子は波動である。との説が一般的。


同じくダーウィンの進化論。

もちろん一神教の文化が作り出した学説で

神のみが意志を持ち、

個体それぞれの進化への意志を認めない為

説明出来ない事には「突然変異」とかいう

奇妙な現象を採用しているわけだが

多神教の文化に淘汰という思想は無く、

常に共存へと進化する意志を持つ。




日本代表山田先生の対話原理によれば

万物の流転は「神のみぞ知る」ではなく

全ての物質の総意により決定される。


電子が対話し、蛋白質が対話し、

細胞が対話し、木々が対話し、

人々が対話し、宇宙が対話する。


これが量子力学という科学から導き出された

絶対的真理であり、ミクロの世界にも

人間の感性にも見事に合致する。 




現代科学が発見した新しい文化は

多神教に基づく「量子力学的文化」であり

実は日本に昔からある空海の密教や

天台本覚論の「草木国土悉皆成仏」と

同じ宇宙観、自然観だったりするのです。



もしかすると神様って

目には見えない小さな電子

かもしれないネ。



山田廣成(ひろなり)先生 
1946年名古屋生れ、立命館大学名誉教授。

世の中を平和にする「量子哲学」を

広めたいと仰る。

「電子に意志がある」って

ニュートン級の発見だと思わん?



クロスステッチ発表会も
重ねて第4弾となりました。
飽きもせずよくやるよねー。我ながら。
てかどんだけ読書サボってるやら。。


まずペンギンさん達。ロシア製。
これはドラマ「ファーストペンギン」が
楽しかったのでインスパイアされた。
最近のドラマで、お気に入りには
数える程しか出会わないけど、、
この奈緒ちゃんは良かったよねー。

因みに「ファーストペンギン」とは
集団行動の群れを出て、魚を求め危険な海へ
最初に飛び込む勇敢なペンギンのこと。
リスクを恐れず初めての事に挑戦する
ベンチャー精神の持主を、アメリカでは
敬意を込めてそう呼ぶそうです。


小さい作品だけど
我が家のリビングに相応しい。
動いてみなけりゃ始まらないぜ。



で、次はちょっとホネのあるものを、、と
30cm越え、手の混んだ
「アオガラとチェリー」 ロシア製。
カゴとサクランボの面倒くささよ!
でも、、
やはり青い鳥には幸せを運んで欲しいから
実家の母にプレゼントしてみた。
(単に飾る場所不足····)

恭しく玄関に飾られたらしい。恐縮です。



そして出ました真打ち!
葛飾北斎「神奈川沖浪裏」!!
やはりこの風景!富士山!
地元なんでハズせないっしょ。
ベタ塗り部分が多いので割とラクだったけど
仕上げにアウトラインで船や人、
文字まで描くので、結局大仕事になる。
でもコレ、大満足だよねー。



このクラスになると、キットも6000円以上
しちゃう。高いお金払ってナニしてんだ?
っても思うけど、ヤリガイプライスレス!
アメリカのDMC社キットの
ブリティッシュミュージアムシリーズ。


因みに、今やってるコレを発表できるのは
おそらく来年以降になるであろう。
てか完成したらおなぐさみ!

大きな布を扱うようになったので
愛用してるのはこの刺繍スタンド。
組み立てラクで1800円で買えて、
跡が付かないので刺さない時もずーっと
そのまま置いとける。
すこぶる使い勝手良し!
まきこんぐオススメアイテムなり。(・・)v


私が長々ブログをサボっていた一因は
もちろん刺繍である。
目は疲れるし、根気は要るし、、
大変なんだけど、やっぱ楽しくて仕方ない。

てことで、溜まった労作を一挙放出。
まず、鳥の刺繍がしたい!と言いつつ
気に入った幸運のピンクのブタさん。
15cm程の小さい作品。可愛いでしょ
ロシア製。



「小鳥とアザミ」(マミジロノビタキ)
生成の柔らかい生地でふんわり優しい
刺し心地であった。  ロシア製。


「小鳥とポピー」(ツリスガラ)
こちらも同じく柔らか刺繍。
優しい気持ちになるよねー。  ロシア製。



カモメさんはどうしても刺したかった。
小さい作品だけど、なんか好き。
ロシア製。



「月夜の白鳥」   ロシア製。
大きな満月とはくちょう座がデザイン
されて、幻想的。
丁度ラメ調の真っ白額縁が見つかって
ジャストフィット!
因みに額縁はいつもBOOK・OFFやら
セカストで探してくる。
500円位で済むから嬉しいの。(・・)v


だんだん飾る場所も無くなってきたので
次から一点豪華主義にシフトしている。
まだまだ続く、作品発表!