イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住栄養士ritzcoが美味しいモロッコ料理情報を綴ります。
ず~っとやりたかったフランス語の勉強を再開!充実の勉強ライフも一緒にお届けいたします☆


テーマ:
魚料理のレストランを求めて海辺の街マルティルから北上し
マディアックまでやってきました。






こんな大きな扉が迎えてくれました☆






こちらの街は、青と白が強調されて
とても洗練されています。







覗き穴もカワユイ。






ヨットハーバーもあります。




こちらの街で、やっと見つけた
魚料理のレストラン街♡


炭火焼きじゃなくて残念でしたが
久しぶりの魚フライ、美味しかったです☆







こちらの海岸はお散歩するだけにして
さらに北上した海岸で休むことにしました。






次の街はマリーナ スミール。

マリーナの駐車場に停まっているのは
ポルシェなどの高級車が勢揃い!!



こちらにもヨットハーバーがあり
チャーター船の予約窓口があって
観光客も乗船出来るようでした。


高級感溢れるマリーナでは
ジェットスキーを楽しめるサービスが!






紺色海パンのイケメンお兄さん達がお世話してくれます。

15分間30ユーロなのですが、
(1時間まで延長可能)
お客さんは絶えることなく
私が海岸にいる間ずーっと長蛇の列でした。


私も下の子がもう少し大きくなったら
二人乗りして楽しみたいな♪






海辺にもゆったりとしたサロンが。


1日が終わるのを名残惜しむような夕日を眺めながら
ステキな海岸を後にしました。






モロッコではお金持ちが行く場所と
経済的に中間層以下が行く場所が
ハッキリと分かれているのが特徴です。


例えば、こちらのステキな海岸は
ここにたどり着くまでの駐車料金を見ただけで
違う海岸に路線変更する人もいるでしょう。


プールの料金も、イタリアに比べると
とても高い料金設定となっています。

何故そうしているかというと
あまりお風呂に入っていないような
汚い人が入ってこないよう差別化しているのです。


これを目の当たりにすると
嫌味なシステムだなぁと思います。


そしてイタリアで庶民がみんなで楽しめる
誰もが払える価格のプールが当たり前の世界に住んでいることを幸せに思います。



こうしてモロッコは富裕層と貧しい人達の格差が
毎年序実に広がっている事をヒシヒシと感じます。


日本人の私達にはちょっと想像できないくらい
経済的ヒエラルキーがしっかり分かれているのがモロッコです。


私はモロッコにいると、たまに苦しくなります。
この経済的格差を見ていると、やるせなくなるのです。


旅行者が表面的に見ているモロッコは
頂点のとても美しい部分で
私が写真を撮ることも憚られる
とても厳しい状況のなか生きている人々も沢山います。


私が皆さんに発しているモロッコは
美しい部分もありますが、そこに感情移入するのは難しく
お金を払って、まるでテレビゲームを楽しんだかのように
儚く終わってサヨウナラな場合が多いです。


それよりも何よりも
私がお伝えしたいモロッコは

高額なプールに払うお金は無くても
宗教上、一滴もお酒は飲まないけれど
全然お金をかけず、アルコールも入っていないのに
メチャクチャ楽しく生活している
庶民の日常から得た気付きでございます。

そこから皆さんに何か感じて頂けたら嬉しいです☆

















テーマ:
シャウエンを後にして、やってきたのは
海辺の街、マルティル。

無計画旅行ですので
着いてからアパルトマン探しです。



今回は夫の親友も一緒でしたので
2年前にお世話になった管理人さんに電話して
何軒か見せてもらったようです。



男達が今夜の寝床を探している間
私と子供達は海辺を散策。

海沿いにずらーっと商店やレストランがひしめいていて
なんだかイタリアの海辺の街、リミニに雰囲気が似ています。



そして本日のお宿は
海の真ん前に建つアパルトマンに決まりました。




こちらはテラスからの眺め。
夕陽のようですが、翌朝撮った朝日です♪







モダンな内装の広くてキレイなアパルトマン。
総勢7人泊まれる広さでした。


犠牲祭の後、ヴァカンス客がドッと増えて
街は溢れかえる程の混みようでした。


先程の朝日を撮った後
二度寝をして寝坊してしまい
起きた時には夫が朝食を買ってきてくれていて
テーブルは準備万端でした。




ダメ嫁でゴメン!!






地元産の牛乳製フレッシュチーズ、ジュベン。
塩味の効いたフェタのようなお味で
ハチミツをかけるより、
シャキッとしたサラダと黒オリーブと頂く方が合っていました。




さて、食後は海へ。


モロッコの海辺には移動売店が沢山あります。

こちらは茹でた「ひよこ豆」と「エスカルゴ」屋さん。
小さなお茶碗にひよこ豆と塩とクミンをかけて頂きます。
スパイスと煮込んだエスカルゴは煮汁も最後に飲みます。


海辺に座っているだけで
沢山の売店ならぬ売人が行ったり来たりしているので
おやつを持っていく必要はありません。






ドーナツ屋さん。
ハチミツやヌテッラを塗ってくれる人もいます。






りんご飴屋さん。

この蛍光色のおどろおどろしいりんご飴を
子供達は目をキラキラさせながら買って!と言うので
仕方なく買いましたが、二人共半分で飽きてゴミ箱行き。



この他にもスパイシーなカフェ屋さん
サボテンの実屋さん
お菓子屋さん、アイス屋さん


道端には、わた飴屋さん
ポテトチップ屋さん、各種ナッツ屋さん
茹で&炭火焼きトウモロコシ屋さん↓



などなど、おやつには事欠かないモロッコの海辺です。
しかも全て30セント程で、お財布にもやさしいです♡






歩く浮き輪屋さん(笑)
これでもか!ってくらい背負って歩いているのですが
夕方には少なくなっているので
皆さん結構買っていらっしゃる模様。






夏も終わりですので
海にはクラゲがいっぱい。

クラゲを初めて見た子供達は大興奮で
クラゲを獲ってきては砂浜に埋葬するという
なんとも残酷な遊びをしていましたガーン


そんなこんなで
子供達は海ではやることがいっぱい!

瞬く間に1日が過ぎていきます。


海はサイコーだったのですが
ここの街、マルティルは何故か魚料理屋さんが少ないのです。
あっても高くて不味そう。

みんな何を食べてるの??と見ていると
タコスやケバブやパニーノなど
お肉系サンドやピッツァを夜でも食べているんですよねー。


羊肉料理から脱出旅行の私が求めていたのは
魚だったので、とてもガッカリしてしまいました。


アパルトマンでお料理するのは面倒なので
昼にパニーノを食べていた私達は
夜はサラダをお家で作って食べることにしました。


スーク(マルシェ)もすぐ裏にある
最高の立地で毎日新鮮な果物やお野菜を頂けました。


というわけでこちらの街マルティルを拠点に
(魚を求めて)
海岸沿いを北上して他の海辺の街にも足を延ばしてみました。


つづく。












テーマ:
いつかモロッコ北部も周りたいねぇ〜
と夫と話していたら

明後日から、モロッコ北部旅行に出かけるよ!

と突然言われて、バタバタと出かける事に。


ちょうど羊地獄に陥っていた私は
大喜びで脱出の用意をしました♪


夫が彼の親友と、よくこうして
サプライズを計画してくれます。


これまでもこの2人は
沢山サプライズを用意してくれました。


ふたりでコソコソ話し合って
私にサプライズプレゼントを用意してくれたり
今回のようにサプライズ旅行を計画してくれたり。
毎回来る度、新しいサプライズ品が置いてあって
私の反応を楽しみにしているよう。


でも私、日頃からあまり動じない人間なので
可愛く大袈裟に驚いてあげられなくて
いつも申し訳無い気持ちでいっぱいですえーん


そして私なんかよりずっと可愛く
いつも女子のように戯れているこの親友同士に
恩返しが出来ず歯がゆく思っています。


一体どうやったら
この二人が私に捧げてくれるに値する
恩返しが出来るのだろう??


きっと天文学的な金額になってしまいそうなプレゼントを、
いつか用意してあげられるかな??


この親友をご招待して
イタリアや日本を楽しく案内してあげられるかな??


いつも、あまりにも受け取るモノが大き過ぎて
キューッと胸を締め付けられながら
いつか私が彼等に与えられる日を思い描きます。


でもいつも、
僕達は君が思い描いた事を実現させてあげたいんだ。
君のための旅行なんだから
君が楽しんでくれれば、それで僕達は満足なんだよ。

と言ってくれるのです。


今回もドーッと泣きそうでした。



そんなこんなで向かった街はシャウエン。





吸い込まれそうな青い街。

モロッコには青と白の街が沢山ありますが
この街のグラデーション具合が素晴らしく
真っ青ではない青と水色の織りなす街並みは
ハッと息をのむ美しさでした。






静かな街を歩いていると
非常に癒やされます。






この街は山沿いにあって
所々にある公共の水道で水を汲むと
驚く程冷たくて、まろやかで美味しく
ガブ飲みしてしまいました。


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インスタグラムでも写真を公開していますので
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坂道をグングンのぼって行くと
渓流でみんなが足を浸して涼んでいるではありませんか!




これはビーサン持参するんだったな!







私も足を浸してみると、
冷たいけど気持ち良〜い!!



つま先までリフレッシュして
帰り道も癒やされながら
また水を汲んでは飲みながら
名残惜しい思いで退散!



本当は泊まろうかと思っていたのですが
急な坂道をまたスーツケース持参でのぼるのは勘弁だったこと。


ここで特に食べたいものは無かったこと。


海辺の方が自分の性に合っていること
などの理由でアッサリ退散しました。


今はただ、あそこの水を家まで引きたい思いでいっぱい。













テーマ:
各家庭1頭ずつ羊を生け贄にする犠牲祭も終わり3日目。

昨日夫も無事にモロッコに到着し
また義母と涙のご対面。
みんなそれを見てもらい泣き。

義母は3人息子をもうけたが
長男はフランスで病気の様態が悪く
ドクターストップにより今年も帰国出来ず。

三男は2年前に若くして突然亡くなり
二男であるうちの夫だけが母親に会いに帰ってこれる唯一の息子なのだ。


イタリアにいる義姉は
義母と殆ど歳が変わらない。
昔亡くなった前妻の長女として唯一生きのびている夫とは腹違いの姉弟だ。
他はみんな早くに亡くなっている。


みーんな生きていた時は
犠牲祭も大勢が実家に大集合して
かつての日本のお正月のように
それはそれは賑やかだったのだろう。


今では少し寂しいながらも
生き残った者達が神に感謝しながら
伝統の儀式を受け継いでいる。


そして羊を屠った後
羊の肉を食べ続ける。


飽きもせず、肉、肉、肉 真顔


初日は新鮮なレバーの網油包みの串焼き。
コレは美味しいので私も喜んで頂く。

モツの煮込み。
丸焼きにした羊の頭部を割って蒸し煮。
脳みそも頂くらしい。
スパイスと香草でマリネしておいた肉の串焼き。
腸を使った乾燥肉や
スパイスでマリネした肉を天日干しにする保存食作り。
お肉屋さんに脚1本持ち込んで
挽き肉にしてもらったケフタ(ハンバーグ)の炭火焼き。


もう逃げ出したくなってくるよね。
まだ3日目だよ。


1日肉攻めだった昨日
やっと開放されて22時頃家に帰ると
お隣さんが屋上テラスで
また肉の串刺しを炭火焼きしていてガーン
夫に久しぶりに再会した向こうの旦那様も嬉しそうで断れず

ミントティー持参で強制参加笑い泣き


本日は夫が買った羊を3日遅れで屠り
また同じサイクルを繰り返すの〜!?







写真は、犠牲祭前夜に施してもらったヘナとその後。






昨年は全く無知なまま私はこのお祭りに臨んだ。
夫の実家周辺は羊を屠った後、午後から商店もチラホラ開き始める。


しかし、魚屋と鶏屋は2〜3週間休みになる事を知らずにいた。


何と!この人達は
ずっと羊肉ばかり食べ続けるの〜ん!?


私はイワシ恋しさに泣いた。
サッパリとした鶏肉恋しさに泣いた。
日に日に羊臭くなっていく自分が嫌で泣いた。


友人にお呼ばれされても
待ち構えているのはもちろん羊料理。


私は本気で脱走を考えた。


夫の親友がお家に招いてくれたの(=羊料理)を
丁重にお断りして
一緒に魚料理が食べられる街(=脱走)へ
遊びに行くことを提案した。


みんなで魚フライをたらふく食べて
大満足した後は子供達を海水浴に連れて行き
私達は海を見ながらミントティーを頂いた。



この辛い経験をもとに
今年は冷凍庫にイワシのストックを3キロ分
鶏肉は1羽を2袋に分けてストックしてあるウインク


どうせ夫が到着してしまったら
ペースが崩れて家で料理など出来ないのは
解っているけれど、これで脱走の妄想をしなくても済む。


しかし、モロッコ人にとって
この犠牲祭はとても大切な儀式で
断食月と共にお祭り騒ぎでみんな楽しんでいる。


この人達は断食に楽しみながら臨んでいる。
食べない=苦しいと日本人なら単純に考えてしまうが
彼らはイスラムの義務を歓んで遂行しているのだ。


食べない経験から色々学ぶのも歓び。
有り余る羊肉を贅沢に食べ続けられる一時の歓び。


彼らは色んな瞬間を神に感謝しながら生きて
食べて食べて寝て、儚く散っていく。


私は彼らの肉好きにたまに辟易しながらも
家族と過ごす時間の大切さ
私の持っているモノとは比べ物にならないくらいの
深い家族愛と両親への尊敬を眺めては

サッパリ、アッサリし過ぎな自分を
きっとモロッコ人は相当冷たい人間と
思っているんだろうなぁと想像しながら
毎年少しずつ彼らの愛のお裾分けを
自分にチャージしている。




















テーマ:
今年モロッコに来て1番ドキッとしたこと。

それは夫の実家付近のディープな下町に

本物の中国人が3人、移り住んで来たこと!!

若い高校生くらいに見えるけれど
このみんなジェラバという民族衣装を着ている下町で
Tシャツにショートパンツという出で立ちです。


これはエセ中国人の私にも
(↑モロッコでアジア人はみな中国人と呼ばれる)
かなりセンセーショナルで
おおおっ!!!と若い3人に目が釘付けでした。


いったい何でこの地域を選んで
この中国人達は引っ越して来たのだろう??

いったいここでTシャツにショートパンツで
働いているのだろうか???



こうしてモロッコ人が私を下町で見かけたら
ギョッとしてジーッと観察してしまうであろう
気持ちが解ってしまったのでした!


何故なら〜私もビックリして立ち止まって
色んな疑問が頭をグルグル巡ってしまったから〜チュー


この本物の中国人達、未だにお話したことはありません。
夜にリュックを背負って歩いているのを
2、3度見かけただけで
話しかける機会がないから。


噂では英語を喋るとか
アラビア語を少し喋るとか
話し掛けたからといって
話が出来るのかさえ解りません。







しかしこの体験は私にとって衝撃的で
とても貴重なことでした。

何故なら、人とは
色んな立場に立ってみないと
相手の気持ちなんてサッパリ解っていないものだから。



私は今までシノワーズ(中国人)とヤジ飛ばされて
うぜぇなゴルァーッ!と思っていたのに

やはりこの下町で中国人が歩いているということは
とても気になる存在だと身を持って理解出来たから。



そしてこの世の中
みんなこうして解ったつもりで
サッパリ相手の気持ちなんか解らないまま
あーだこーだ言いたい事をグルグル頭の中で巡らせているのでしょう。


相手の気持ちを解り過ぎて繊細な人は
それはそれで疲れて、こっちが病んでしまったりするので
程々に自分勝手な思い込みのまま
突き進むのが健康のためだと思いますけどね。


モロッコには中国人が沢山います。
先日は問屋街で鍋の叩き売りをしている中国人に
モロッコ人が群がっていました。


この国で売っているモノの
恐らく80%くらいが中国製品だと思います。


色々買っても、品質が悪くて
すぐに壊れてしまいます。
品質管理はされているんだかどうだか??

モロッコ人は、それが当たり前だと思っていて
あぁ、また壊れたよ!また買うから良いけど!
と言って小さな消費を繰り返しています。


この中国製品のモロッコ侵略は
今のモロッコの有様を象徴している気がします。

庶民はお金が無いから
手が届く値段の中国製品を買い求める。
壊れる
また買いに行く
壊れる真顔



こうして時が過ぎて
小さな消費はいずれ膨大な金額となっている現状。



これを見ていると、とても虚しいです。

私は少しお金掛けて良い物を買って
長く使うことに慣れているから。

でもモロッコ庶民の誰もがそれを出来るワケではなく
それより、もしかして飽きっぽい人には
こうして小さな消費で物を捨てては循環している方が気持ち良いのかも?とか思ったり。


これまた私には
すべての人の気持ちが解る訳ではありませんので
私にとっては虚しいモロッコ庶民の現状も
少し距離を置いて、眺める程度にしています。


色々考えすぎると頭痛がしてきますが
私はドンと自分と世界の間に壁を作れる人間ですので
自分だけの静かな世界で生きるようにしています。










テーマ:
問題は昨年、いつもゴミを捨てに行く道で起こった。

家の入り口からゴミ置き場までの間で
毎日子供達がサッカーをして遊んでいる。

その間に、いつも
ヒソヒソ話で「シノワーズ(中国人)がどうちゃらこうちゃら」
と囁かれているのは知っていたが
いつもの事なので気にもとめずにいた。


その子供達は年齢はバラバラで
小さな子供から中学、高校生くらいの大きい子までいた。


男の子はいつも女の子より
精神的に未熟な子が多いけれど
子供たちの中で、1番体が大きい
ガキ大将のような子がいる時に
シノワーズ攻撃が激しくなっていった。


どうやら彼の一声により
みんなが「シノワーズ!」
と私の事を呼んでからかい始め
毎日それがしつこくなって行き
私の静かな日常を乱し始めた。



私が彼らの国に侵入したのだし
突然中国人(←モロッコではアジア人の総称)が歩いていたら気になるのは解るけれど
他の場所では、有り余るリスペクトと共に
挨拶されることの方が多く
からかわれて不快になるのは、この道だけだった。






お隣の奥様と出かけた日にも
黙っていられない子供達がヤジを飛ばし始めた。

奥様は立ち止まって子供達を呼び寄せて
リスペクトが足りないわよ、と注意した。

子供達の中の何人かはそこでいたく反省し
次回からは私と目が合うと
申し訳なさげにサッと目をそらすようになった。

奥様の注意の後、私は彼らにアラビア語で自己紹介した。
出来ればヤジを飛ばすのではなく
中国人の近所の人として挨拶出来る関係になれたら良いなぁと思ったから。


しかーし、この自己紹介が仇となり
子供達のボスは、次回から私が通り過ぎる時に
私の拙いアラビア語での自己紹介をリピートして
馬鹿にし始めた。


とうとうそれは夫が到着する日まで続き
夫と友人が車で駆けつけて
ボス格の子を追い駆けて捕まえようとしたけれど
逃げ足が速くて追い付かず。

それでも友人が凄い剣幕で怒って
これが続くようならば警察を呼ぶぞ‼
と怒鳴り散らすと、それからは一切ヤジは聞こえなくなった。






そして今年、近所の夜のパン屋さんで
ある青年から挨拶された。


私は誰だか解らず記憶の糸を辿っていると
見違えるほどに成長して落ち着いた雰囲気になった
ボス格のヤジ飛ばし少年もとい、青年だった。


彼はハニカミながら頭をかいて
お久しぶりです、お元気ですか??と
普通に挨拶してきてくれた。


たった1年でこんなにも背が伸びて
大人っぽくなってしまうものか!?
と目を見張りながら

美しく成長した青年を見上げて
とても嬉しく思いながら
ハイ、元気です♪とお返事した。


女の子の成長も微笑ましいけれど
少年が青年になる時の男の子の成長は
突然の精神的な成長も伴うので、本当に驚かされる。


そしてイタリア人も美しいけれど
モロッコ人もなんて美しい国民だろう!
と、いつも唸らされる。


両国民とも老けるのも早いけれど
この匂い立つような、はち切れんばかりの
若者の美しさといったらない!


この美しく成長したボスは
今日も遠くから手を振りながら近付いてきて
丁重に挨拶してくれた。


新参者の中国人(私)は
やっと彼らのご近所さんとして認められたみたい爆笑


これを機に、同じようにヤジを飛ばしてくる子供をどこかで見つけると
すぐに立ち止まって捕まえて
もう二度とヤジ飛ばさないで、
声掛けたいならサラーム!って挨拶して‼
と、いちいち注意するようにしているグラサン






テーマ:
イタリアだったら
スーパーマーケットでレンズ豆のパックを買ったら
必要なだけ洗ってすぐに調理できる。


モロッコでは店の軒先に
まんま山になっているレンズ豆を
計り売りしてもらう。


お客さんは色んな豆類が並ぶ軒先で
自分の番を待っていて
待っている間、みんな無意識に豆を触ったり
映画アメリーで彼女が好んでやっているように
豆に指を突っ込んでいる照れ
確かに癒やされる(←自分もよくやる)。



そもそも農家から運ばれてくる時に
キレイに選別されていないので
頻繁に小石が混ざっている。



なので買ってきてもすぐに使えず
そこに混じったゴミ取り作業から始まる。



モロッコ人女性はよく家の軒先で
お盆に豆や粉にする前の小麦を広げて
ゴミ取り作業をお喋りしながらやっているのを見かける。


私は無心にゴミ取りするその作業が大好きで
やっているオバチャンがいると手伝わせてもらう。

全てゴミを取り終わった後の爽快感といったらない。


日本やイタリアでは
そんな事に掛けている時間は無いけれど
モロッコでは時の流れそのものが違うのだ。



ゆっくり、のんびり起き出して
パリッと軽いバゲットの朝食後
お昼ご飯が出来るまでの時間
お豆のゴミ取りに無心になる。



昨日から毎年遊びに来ている友人宅に滞在している。
今朝のゴミ取り作業場は中庭に用意された。







さぁ、ここでゴミ取りしてちょうだい!

ハイ、喜んで♡







また私は無の時間を楽しむ。
小鳥がさえずり、爽やかな風が吹き抜けていく。



私はモロッコに何をしにきているワケでもない。
この穏やかに流れる時間に
身を任せるのを楽しみにきているのだ。



日本に帰国しても
会いたい人と娯楽と買う物が多過ぎて
ジェットコースターのように時が過ぎて行ってしまう。


モロッコで娯楽は、人々や自然と戯れること。
買い物は殆どしない。
こちらで必要な物は全て揃っている。

モロッコで良いな、と思って買って帰っても
イタリアでは殆ど使わないことの方が多いのだ。

ヨーロッパではシックな色の物を身に着けるので
モロッコの物はやはりモロッコの太陽光の下で映えるのだと実感する。



昔イタリアに来る前に
イタリア流ヴァカンスの過ごし方の本を読んだ。

キャンプ場にキャンピングカーで乗り込み
そこで日がな一日、本を読んで過ごすのだという。


日本にいた私には
一体それの何が楽しいのだ!?
と、全く理解出来なかった。


ヴァカンスとは、スーパーアクティブに
美味しい物を食べに行ったり
有名な場所を訪れるものだと思っていた。


今ならキャンプ場での「ヴァカンス」も理解出来る。
1日中、本を読んでいた彼女は
きっと日常を離れて、無を楽しんでいたのだ☆





























テーマ:
私がカサブランカに着いて間もない頃
いつも買い出しに行くスーク(市場)で
例年見かけなかったブロッコリーがよく並んでいた。


いつもは不味そうなカリフラワーしか見かけなかったのに
今年はこれでブロッコリーのパスタも出来て嬉しいな♪と
お値段を聞いてみると

1キロ当たり2ユーロのお値段をふっかけてきた!

イタリアで高くても1キロ1.7ユーロですからね!

こちらの野菜はとてもお安くて
トマトが1キロ50セントほど、
ジャガイモは1キロ50~60セントほど。

だからキロ当たり2ユーロのブロッコリーは
トマトの4倍、イタリアよりも高いので
ちょっと間違っても手を出せなかった。


お土産屋さんでは値段交渉になるけれど
ここスークでは、これ以上下げられない
ギリギリの値段で売っているので
誰も値切ったりせず
言われた値段で買っている。



買っていきなよ、マダム!!

と言われたけれど
私に外国人値段を突き付けてきた
彼のところでは、もちろん買う気はなく
その日は早々退散した。




翌日、お隣の奥様と子供達と一緒に
夜の公園に歩きで遊びに出かけた。


夜9時半頃帰りにスークを通った時
まだブロッコリーを売っている屋台があったので
お隣の奥様に、

あの彼は私にブロッコリーを
1キロ2ユーロで売りつけようとしたんだけど
本当の値段を聞いてもらえる??

と言うと奥様はすぐさま、その彼をつかまえて

あなたこのブロッコリーを20DH(ディラハム)
で売りつけようとしたの??
恥ずかしいわよ、このマダムは相場解っているんだから
そんな値段二度とふっかけてはいけないわよ!!


すると彼は非常に気不味そうな顔でいて
私は、きっともう彼の店には行かないだろうと
あさっての方を見ながら無関心を装った。




私は、ほぼ毎日散歩がてらスークに買い物に行く。
屋台が並んでいるので車で買い物に行ける状態でもなく
みんなテクテク歩きながら
その日必要なものを必要なだけ少量買いして帰る。



長い一本道にダーッと屋台が並ぶ風景は壮観なのだけど
結構同じ物を売る屋台が何軒も並んでいるので
野菜や果物の種類は少な目。


そして、こんなに長い一本道に
ブロッコリーを売る男はただ一人、例の彼。
略して、ムッスュ〜ブロッコリ 
と呼ぶことにする。


彼の店は、ミント、イタリアンパセリ、コリアンダー、レモン、レタス、ポロ葱など
何でも揃うので毎年贔屓にしていた。


そして今年はブロッコリーが目に付く。


子供達はブロッコリーのクタクタ煮(イタリア風)
を作るとワシワシ食べるので
ムッスュ〜ブロッコリの反応を見るために立ち寄ってみた。


私を見るなりアタフタしている照れ

手揉みしながら、
何が欲しいの?ブロッコリか??

と言うので

ブロッコリーは他のスークで買ったから(嘘)
コリアンダーとイタリアンパセリ1DHずつちょうだい。


するとガッと大量に二束袋に入れて
持ってけ持ってけと渡してくれた。


普通の2倍の量だ。



↑これが2倍量。通常この半分で20セント。


こんなにもらっても使い切れなくて困るんだよねぇー
と思いながら、帰って隣の奥様に即報告。


ねぇ、アナタの忠告が効いたようで
今日ムッスュ〜ブロッコリのところで
1DHずつって言ったのに、こんなに大量にくれたわよ。
だから半分アナタが使ってちょうだい!
とお裾分け。


隣の奥様は
あらー、ありがとう!
私も彼の顧客だからマズイ!と思ったんでしょうね爆笑


世間は狭いからね。
今や情報は一瞬の内に世界を飛び回るからね!



この数日後、またムッスュ〜ブロッコリをひやかしに行った。
すると携帯で話していて
何故か私に替わってきて、電話口の彼の奥さんと話せという。


彼の奥さんはフランス語で話してきて
軽く挨拶を交わして私は携帯を彼に返した。


これはもう、先日はゴメンナサイ!
と反省して尻尾を巻いているのだ。


可哀想なので、ブロッコリーも買ってあげた。
前回ふっかけの三分の一程度の値段で買えて
またイタリアンパセリとコリアンダーを2倍くれた。


これ、困ったねー。
そんなに要らないからって言う前に
束を縛っちゃうんだよね、この人。


次回はきちんと
いつもの量でください!って言ってから買わないと。



こうして、野菜1つで
こんなに人情が絡んでしまうので
私は毎日色んなエピソードに出会いながら
クスクス笑わせてもらって楽しんでいる♪






テーマ:
小さな街フィレンツェに住んでいる私には
カサブランカという街が東京のように広く感じます。


何を買うにも、
あぁ、その布を買うならあの地区に行きなさい!

あら、それが欲しいならあの地区に行ってみなさい!

と、あらゆる物を買うためにタクシーでグルグル街を闊歩します。


ハッキリ言って、全てチャリで周れる
フィレンツェの方が断然便利です。


ただ、私と子供達にとって
この不便さが非日常となって
3ヶ月もある夏休みの暇潰しのネタとなるのです。


タクシーも小銭で周れる安さですし
今日はアレを見にあの地区に行ってみよう!と
私達はこの広いカサブランカの街を
少しずつ訪れては、新しい発見をしています。



昨日はヒョイとタクシーで近くの
大きなスーク(何でも市場)がある地区まで
足を延ばしてみました。


タクシーを降りると無限に広がる屋台の裏に
小さな手芸屋さんが軒を連ねています。


ハッと目に付いた可愛いカラフルなポンポンのついた縁取りリボンに魅せられ
近付いていった1軒目のお店で

息子と、コレ可愛いねぇ、
とイタリア語で話していると


アナタ、イタリア人なの??

と、私の隣にいた少年にイタリア語で話しかけられました。



うーん、イタリア人じゃないけど
普段はイタリアに住んでいるのよ。


あなたこそ、イタリアに住んでいるの??
と聞くと

うん、僕はロンバルディアから来たんだ!
とのこと。
彼もヴァカンス組ですね。


この少年のご家族二人もイタリア語で話しかけてきてくれて
息子が探していた、刺繍用の布地があるかどうか店主に聞いてくれました。



すると、普通のクロスステッチ用の目地の布地はありませんでしたが
クロスステッチ用の硬い裏地と
その上に重ねて縫う白い生地を選んで
モロッコではこうして二枚重ねで刺繍するのよ
と説明してくれました。


専門用語が解らないので
かなり難関なこの買い物は
後回しにしようかと思っていたのですが
まさかの通訳の助けにより難なくクリア爆笑


ついでに刺繍糸はありますかねぇー?
と聞くと、
糸は糸屋さんで!と言われて
糸屋に行ってみると、
この地区では、やはり売っていないそうで
中心街の問屋さんに行きなさいとのこと。



クロスステッチ用の生地なんて
簡単に見つかると思って買って来なかったのですが
ここモロッコでは珍しい物のようでした。


こんなに生地問屋で溢れかえっているのに!



あと糸屋さんも溢れかえっているのですが
ジェラバという民族衣装を縫う糸ばかりて
刺繍糸など扱っている店は無いのでした。



こちらの街のスークは
人でごった返していて活気があります。


そして泥棒も沢山いるそうです。
こういう街では携帯電話を他人に見せないよう注意されます。


だからこのとんでもなく賑やかな
庶民的なスークの雰囲気を
皆さんにお伝えしたいのですが
残念ながら写真はありません。



イタリア在住のモロッコ人に助けられ
何か導かれたような買い物でしたが
きっといつものように引き合わせてもらったのでしょう。



さて、次の目標は刺繍糸を買いに中心街のスークへ!


フィレンツェでなら、
家のすぐ裏にある手芸屋さんで
5分で買い揃えられたのに!!



こうして私達の夏は
ゆっくり、ゆったり過ぎていきます。






熱々の揚ドーナツとミントティーで
お隣さん達とおやつタイム。



子供達は買ってきた二重にした刺繍布で
張り切って刺繍を始めましたが

コレ、硬くて縫い難〜い!
とすぐ投げ出す始末。


よし、次はクロスステッチ用布も
問屋街で探してみよう。



無かったら、イタリアから
姪っ子が来る時に持ってきてもらおうウインク



















テーマ:
モロッコで何よりも楽しみなのは
屋上テラスで炭火焼きをすること。


インスタグラムにもブログに書ききれない
私の日常生活の写真をUPしています☆
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お肉屋さんで目の前で挽いてくれる
新鮮で混ざり物一切無しの牛挽き肉を買ってきました。



昨年はイワシの炭火焼きに執着していたけれど
ケフタの炭火焼きも美味しいのよねー!!
よくモロッコのドライブインで焼いてもらって食べるアレね。



トマトと玉ねぎも忘れずにね。






火おこしから息子に手伝ってもらいます。
将来サバイバルキャンプでも生き残れるよう
今から野生的に生きる知恵を教えこまねばな!





菜箸でひっくり返していると
先っぽが燃えて毎年短くなっているな。

金属製の何かを買わねばいけませんな!






ジューシーに仕上がるよう大きめのケフタにしました。
娘からは、ミディアムな焼き加減で!とのオーダー。
新鮮なお肉で、焼き過ぎず、肉汁たっぷりのケフタをトマトと玉ねぎを焼いた物とパンに挟んで頂くと

それは天にも昇る美味しさラブラブラブ


この味を、夏休みの思い出として
子供達の脳裏に刻んでもらう手助けが
私の役割だと思っておりますウインク



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