イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住栄養士ritzcoが美味しいモロッコ料理情報を綴ります。
ず~っとやりたかったフランス語の勉強を再開!充実の勉強ライフも一緒にお届けいたします☆

皆様、お元気でお過ごしですか?

 

お散歩が自由に出来るようになったイタリアで

散歩の時間を待つワンコのように

飛び跳ね喜びながら散歩をしております。

 

あぁ、平凡で幸せな毎日よ爆笑

もう、当たり前の事に感謝の気持ちでいっぱいです。




 

 

話は変わりますが

先日レシピだけこちらでご紹介した

鶏肉と大根と人参のタジンですが

動画にしてUPしてあります。

 

 

 

こちらのリンクからご覧くださいね♪

 
 
今回初めてパソコンで編集してみました。
動画初心者なので、ここをこうするともっと良くなるよ!
とか言うご意見募集中です♪バシバシ斬ってくださいませ。
 
 
 
ところで、私、3年日記を書いているのですが
昨年の同日に交通事故にあったと書いてあるんですね。
 
 
2日連続交通事故ってすごくね?
 
これがね、不思議な話なんですよ。
上のリンクで昨年の日記に飛ぶのですが
突然バスが私の車を巻き込みながら右折してきたのが1日目。
 
もう、潰されるかと心臓バクバクだったのですが
これはなんとか自分は無傷の被害者で済みました。
車は凹みましたけれど。
 
その翌日、今度は私が加害者になってしまったのです。
これはもう、ショックが大きくてブログに書けませんでした。
 
私も刺すような胸の痛みに襲われて
念の為救急車で運ばれましたが
それはただの精神的ショックによるもので
その日のうちに無傷で家に帰りました。
 
 
バスの事故の件で保険屋さんに行って
色々書類の手続きをした帰り
その後車に乗って1分後に事故りました。
 
 
私はこの地域に引っ越してきて
まだ車道を良く覚えていなくて
一方通行ばかりの道が連なる中
一本だけ両方通行の道があったんですね。
 
それを知らなくて左折しようとしたら
左側から車が来ていて私の車の左角にぶつかり
急ブレーキを掛けた相手の車はカーブして
標識のポールにぶつかり停まりました。
 
私は何が起きたのか解らずパニックになり
その後ハッと相手の車を見たら
運転手のオバサンがよろよろ出てきたので
 
あぁ、生きててくれて良かった!
と思いました。
 
それから自分の仕出かした大きなミスに
とてつも無い自己嫌悪に陥り
胸がキューキュー痛んで息もろくに出来ませんでした。
 
とにかくすぐに、先程出てきた保険屋に電話して
 
私、角で事故っちゃったからすぐきてー!!
 
とヘルプを頼み、その後は救急車が2台来て
私はヘタヘタと救急車の担架に横になりました。
 
 
警察が到着して、すぐに私の息で
アルコール検査をしていました。
朝から飲んでませーん。
 
 
それからは全部保険屋さんと警察が処理してくれて
私は救急車で運ばれてしまったので
車の左角が破壊された事故車は
レッカー移動されてしまいました。
 
 
被害者のオバサンは、本当に幸いな事に後遺症も無いようで
私はもう安堵の気持ちで暫く何も出来ずにいました。
 
 
不思議だったのは、私の破壊された車ですが
前日に巻き込まれたバスとの接触事故から出た保険金で
ほぼ修理ができて、
 
少し私が修理代を足すと
今までの全ての傷や凹みを綺麗にしてくれて
見た目まるで新車!の装いで帰って来たのです。
 
 
これがたった1週間くらいの間に起こったもので
私はもう、頭が混乱して
一体この二つの事故の因果関係は?とか
冷静に考えられず、ずっと怖くて直視出来なかったので
皆さんがご自由にご想像くださいませ。
 
 
ただ、保険屋に行く時、
すごく嫌な予感がして
あぁ、昨日事故った翌日に車に乗るのは
やめた方がいいかな?チャリで行こうかな?
と強く思ったのです。
 
 
でも事故未経験だった私は
もしかしてバスに擦られた傷とか
保険屋に見せなくちゃいけないのかな?
と思って車で行っちゃったんですね。
 
 
そうしたら、こんな結末に。
 
 
沢山の人が交通事故によって
人生が一変してしまった事と思います。
 
私も、被害者のご家族を思うと
罪悪感でいっぱいになり
それでも運転手のオバサンが守られて
本当に良かった.....と。
 
彼女の命が守られたことで
感謝の気持ちが溢れて
今でも涙が出ます。
 
 
もう、それからはガチガチになりながら
気を付けて運転しております。
 
イタリア人は運転速度が速いので
クラクションを鳴らされたりしますが
全く気にせず、どうぞ抜いてください、と
イライラ募らせて、終いには追い越してもらっています。
 
 
車を運転したら誰にでも起こり得る事ですが
本当に起こらないに越したことは無い経験でした。
 
 
やっと一年経って、懺悔の気持ちを書けました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

よく、塩レモンの使い方が解らない
と質問されます。

 
モロッコでは大抵タジンという
煮込み料理の風味付けとして使われるのですが
青菜炒めにも使われます。



 
 
 
日本では青菜はお浸しにされる事が多いですが
モロッコやイタリアでは、炒め物にする事が多いです。
 
今回新しくUPした動画では
シナシナになるまで蒸し炒めにします。

フレッシュなレモンでも
塩レモンを使っても
どちらでも美味しいです。

温菜でも冷菜としても頂けます。
 
きっと新鮮なお味だと思います。
是非お試しくださいね♪
 
 

動画はこちらをクリックしてご覧ください★

 
 
 
 
鶏肉と大根と人参のタジンのレシピは
Facebookで回ってきた料理バトンで
ご紹介したのですが、

そのバトンを受け取って下さったのが
ギリシャの直子さん。

彼女が紹介して下さったのが
ギリシャのメリジャノサラタ。

イタリア語もサラダはインサラータだけど
ギリシャもサラタなのね☆濁点なし。




作ってみました〜。

爽やかで夏にピッタリなお味ラブ




私はモロッコのオリーブを入れて
トマトはプチトマトのダッテリーニ、
トロペア産小玉ねぎ、
ミントとりんご酢、ケイパー入りで作りました。
バジルを入れても美味しそう音符


本当は先週作りたかったのですが
夫が張りきってキッチンに立っていて
ナスとパプリカの在庫全てを
オーブンで調理してしまっていてね〜笑い泣き



本日買い出し日(週1回)で
また鯛を買い込んでオーブン焼きだ!
と張り切っている夫より先に
ササッとサラダを作り置き☆


今回は乗り遅れなかったよ!

しかも出来上がったサラダを見て
僕もそれと同じ素材をオーブン焼きに
しようかと思っていたんだ…。

と言うので、

知ってるニコ
ナスとパプリカ、半分ずつ残しておいてあげたから。
君の好きなもの作りなウインク


こうやって、地中海料理って
同じ素材で本当に沢山のバリエーションが効くのです。


このメリジャノサラタを作っていて
これ、ピーマン無しでガーッて炒めたら
モロッコのザァルークだな…とか思ったり。


同じ素材でもスパイス入れたり
調理法変えたりすると
バリエーションは無限大で面白いですね!


ではでは、作り置きにも最適なこちら
是非お試し下さいね♪



実はすっごい昔に

Cookpadというレシピサイトに

出していたレシピなんですけどね。
 

ですから、モロッコ料理で検索したり

ブリワットをモロッコで食べて

すでにこの美味しさを知っていて検索したり。

もう見たことある方もいらっしゃるかもしれません。

 

おそらく15年前程にUPしたものなのに

未だにかなりの訪問者数のお知らせメールが届きます。

 

 





 

 

 

 

 

でも、私のレシピはモロッコのオリジナルの味ではありません。
モロッコのブリワットは魚介類と春雨のもので

自粛中ではちょっと作りにくいものなんですね。
 

モロッコの売店で売っているのは

スパイスが効き過ぎたりしていて、

市販のものは、あまり好きなお味ではありません。

 

 

だから私の作りやすい、

冷蔵庫にあるもので作れるレシピをUPしているのですが

これをモロッコ人の来客に食べさせてみると

モロッコ人が、初めての味に

 

美味しいデレデレ

 

とビックリされることが多いのね〜。

やっぱり最後にお醤油で味を決めた

中華系の春巻きの味が

なんだかんだ言って世界一美味しい気がするルンルン

チーズを入れて揚げても美味しいですよ。

爆破に注意してくださいね。
 

 

このブリワットや

パスティッラという巨大な春巻きのような一皿

ムサンメンという中華お焼きのモロッコ版やら

モロッコのお食事はシルクロードから伝わった

中華料理の技術をひしひしと感じます。

 

 

 

ちなみにモロッコの海辺や道端で

おばちゃん達がバケツに入れて売り歩いているブリワットは、

いつ揚げて何時間日光に晒されているのか不明なので

お腹を壊しては大変ですので、あまり買わないことをおすすめします。

 

パン屋さんや清潔なレストランで売っていたら

是非お試しくださいね♪
 

あと、ブリワットには甘いバージョンも存在します。

アーモンドプードルが入っていて

揚げたてをはちみつに潜らせる

甘〜い高級お菓子。

 

あ、発見!と思って食べたら甘いバージョンでガッカリ

なんてことがありませんようにお伝えしておきます。

 

早く国境が開かれる日が来ますように流れ星

 

 

 

というわけで、今回も大騒ぎの家の中

こんな形の動画にしか出来ませんが

テキトーなレシピ動画をUPしましたので

どうぞご覧ください。

 

きちんとした分量が知りたい方は

Cookpadのレシピに飛んでみてくださいね。


動画は↓こちらからどうぞ☆
 

 

間違えて写真を全部縦撮りしちゃって

見にくくてゴメンナサイアセアセ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、大変ご無沙汰しております。

お元気でお過ごしですか?

 

本当に沢山の皆様にご心配頂いた

コロナ禍のイタリアですが

お陰様で家族全員元気にしております。

 

 

イタリア国全体で一丸となって

隔離政策を徹底させており

日々、少しずつではありますが

改善の方向へと向かっております。

 

 

ただ、油断は禁物ですので

外出の際には、マスク、手袋、靴は家の中に置かない

など細心の注意を払っております。

 

 

近況はもう一つのブログを

毎日更新しておりますので

イタリアのお籠もり生活の様子は

こちらのブログまで!是非フォローもして下さいね♪

 

 

さて、実はお籠もり生活に入ってからの方が

忙しい私の生活です。

全然ノンビリなんて出来ません。

 

 

 

子供達が学校があって

夫が仕事があって

家がほぼ空っぽ(約一名動かない人間がおりますが)だった

あの頃が懐かしいなぁ〜!

 

あの頃は午前中モーレツに仕事した後

30分昼寝とかしていたよなぁ。

 

今は昼寝する間もなく働いておりますわ!

 

 

 

 

 

で、先日自粛生活中の食卓を潤そうという

脇雅世さんが発起人の料理リレーなるものが

Facebookで回ってきまして、そこで作った

タジンのレシピをこちらでもUPしてみますね。

 

 

Facebookより、こちらのモロッコごはんブログが

私のモロッコへの思いの原点ですしね。

 

 

 

 

「鶏肉と大根と人参のタジン」
これを食べてしまうと、
日本の煮物に戻れなくなるくらい爽やかで美味しい一品です☆
 

 

 

 

 

モロッコでは塩レモンを使います。
ご家庭で塩漬けレモンを作って見たい方は
こちらから作り方をご覧下さいね。
 

 


私の初Youtube動画です。
皆様のお役に立てると嬉しいです☆

 

 

 

 

 

蓋がキチッと閉まるフライパンか鍋をご用意下さい。

オリーブとパセリとターメリックは無くても結構です。
(あればグリーンオリーブでも美味しいですよ。)

「鶏肉と大根と人参のタジン」
【材料】4人分
鶏肉 600g (お好きな部位、大きめに切る)
(下味用 塩・胡椒 少々、オリーブオイル少々
 ニンニクと生姜の摩り下ろし少々)
玉ねぎ1個 (薄切り)
大根 600g(拍子木切り)
人参 1本 (拍子木切り)
イタリアンパセリ 少々 (コリアンダーでも)
オリーブ 適宜
レモン 1/2 個(あれば塩レモン1/4個)
塩  小さじ2/3
胡椒 少々
ターメリック 小さじ1/4
ニンニク 1かけ(包丁の背で潰しておく)
生姜 2切れ
オリーブオイル 大さじ2
水分が無くなった場合に加える水 1カップ
 

 

 

 

 

 

【作り方】
①鶏肉は切って下味用調味料を揉みこんで冷蔵庫に30分置く。
②フライパンにオリーブオイルを熱し
 潰したニンニクと生姜で香りを出し
 鶏肉を入れて両面色づくまで焼く。
③玉ねぎを入れて混ぜながら焼き、塩、胡椒、ターメリックを入れる。

 *塩レモンをお使いになる場合、塩を控えめに入れておき

  最後に味を調整してください。
④その後、レモン(あれば塩レモン)とパセリを入れ、蓋をする。
⑤玉ねぎの水分が出切るまで蒸し焼きにする。
⑥人参と大根とオリーブを入れ、
 野菜に火が通るまで蓋をして蒸し煮にする。
⑦時々煮汁を回しかけながら煮込む。
 煮汁が足りないようなら水を1カップ様子を見ながら足す。

 

 

 

 

出来上がり♪

 

 

お家に無い材料は省いても大丈夫です。

是非冷蔵庫にある素材で作ってみて下さいね。

 

 

皆様もコロナにはお気をつけてお過ごしくださいませ★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、お久しぶりです。
お元気でお過ごしですか??




先週辺りから娘の中学校は
先生が全員揃って本格的に授業が始まり
やっと夏休み気分が抜けた感があります
って遅いよーっ!!!もう本格秋だよー!!!


このイタリアゆったり時間に振り回されながら
ふと自分の生活を見直したら
こちらのブログは更新していないし
内容はブログタイトルからかけ離れているし…で

新ブログを立ち上げました。


義姉系ネタは全てこちらに書いていきます。
これでこちらのブログも少し爽やかになるかとてへぺろ


過去の回想から書きまくり
同居当初からの義姉の荒れっぷりをお届けドクロ


今だから書ける数珠のエピソードを
新ブログでどうぞお楽しみ下さい♪


昨日モロッコから無事帰国しました。





今年の1月に義母が亡くなって
初めての義母不在の帰国は
夫には相当辛かったらしく
モロッコにやってきた彼の精神状態は
とても不安定でした。


いつもお母さんに会うことを目的に帰国していたのに
自分の直系の家族が誰もいない実家に帰るのは
とても心が痛むらしく、
カサブランカにいても
あてもなく古い友人を求めてカフェに行ったり

今日は何する予定なの?

という私の質問が
とても辛いらしく…
(何しても心が晴れず、途方に暮れているのです)

彼の心を休めるためにも
カサブランカから離れて
マラケシュの友人宅に遊びに行くことにして
色んなお誘いもキャンセルして
カサブランカから逃避しました。


私は既にこの夏、
夫無しで友人宅に遊びに来ていたのですが
真夏のマラケシュは暑すぎて
外に遊びに行くどころではなかったので

今回のマラケシュは
秋風が吹く涼しさのもと
生まれて初めて!マラケシュで大汗かかず
優雅に散歩を楽しめました。


夫のご近所出身の友人は
夫家族の事情もよぉくご存知なので
夫の近況や想いを色々聞いてくれて
また彼女の近況報告を聞きながら一緒にお料理したり
いつものように、こちらではリラックスして過ごせました。



そして子供を置いて二人でカフェに行ってきなさい!
と私達を無理やり追い出してくれるので
街中のカフェでゆっくりするのが好きな夫は
やっといつもの笑顔が戻ってきたのを見受けられ
私もホッと致しました。



そしてそんな中、マラケシュ在住の
随分会っていない親戚に電話で連絡を取っていて
彼らに会いに行くことになりました。



義母の母方の親戚で
義母の従兄の家族だそうで。

この従兄は幼い頃に母親を亡くし
私の義母とカサブランカで一緒に育ったそうで
その後、事業でモロッコ中を巡る中
カサブランカの彼女を訪問する時には

素晴らしくエレガントな装いで
羊1頭をお土産に
1週間ほど彼女の為だけに滞在し
子供達にも何でも買ってくれて

幼い頃に父親を亡くしている私の夫には
彼が滞在する1週間は
まるで天国にいるような輝かしい時間だったとのこと。



初めて訪問する彼の家に入ると
相当お年を召した義母の従兄は
ベッドに座って私達を迎えてくれました。


長身で、若かりし頃は
相当の美男子だったであろう義母の従兄は
彼を見てワッと泣き伏してしまった夫に
仕切りにティッシュをあげながら抱きしめていました。



何十年振りの再会だったのでしょうか??
私も挨拶して彼の手の甲にキスしようとすると
その手が義母の手と同じ形なのを見た途端
ボロボロと涙が溢れてきてしまいました。

長い指、形の整った爪。
義母の手は、リウマチで指の関節が曲がっていましたが
彼の指は、長く真っ直ぐと伸びていて
美しい手に見惚れてしまいました。


ふと彼の足に目をやると
義母とほぼ同じように指の関節が曲がっていて
血の繋がりをヒシヒシと感じさせられました。


お茶を飲みにサロンに移動すると
食べなさい、飲みなさい、と
仕切りに客人にすすめる様子が
これまた義母そっくりなのです。


自分の事はさておき
他人の事を先ずは思いやる生き方。


その健気な姿を見ると
私は義母の生き写しを見ているようで
彼の存在自体が愛おしくて涙が止まらないのでした。


義母が他界して
あの気品溢れる血筋の親戚は
もう他にいないのかとガッカリしていた矢先の
未知の親戚との出逢いは、
私にまた家族の絆を深めていく勇気を与えてくれました。


こちらへの訪問が
私の夫の心の癒やしにも繋がり
本当に来て良かった!と思ったと同時に

何故今まで一度も来なかったの??
こんな素敵な家族がいるなんて知らなかったし。
と夫に聞いてみると

今まではお母さんに会うだけで大満足で
他の親戚の事など考えられなかったのだそう。


義母の従兄の息子さんが
マラケシュ中心地から、お父さんの家、
次は自分の自宅まで車で連れて行ってくれました。


お父さんと同じく
モロッコ中で事業を繰り広げる彼は
マラケシュ郊外の、まだ建設中の大きな自宅に
私達を昼食にご招待して下さいました。


こちらの息子さんも
小さい頃は夫の家で夏を一緒に過ごしていたらしく
こちらも何十年振りの再会に、相当嬉しそうでした。


同い年位の彼の子供達も
うちの子供達とすぐに意気投合し
ずっと一緒に遊んでいました。


サウジアラビアのメッカ巡礼から
帰ってきたばかりらしく
美味しいナツメヤシの実やら
メッカの聖水なども頂きました。


彼も顔の雰囲気がよくお父さんに似ていて
隣に座る夫とも口元が、またフランス在住の義兄にも鼻筋がよく似ていて微笑ましく思いました。



犠牲祭で羊は屠ったけれど
先日のメッカ巡礼を祝して
もう一頭羊を明日屠るから
今日泊まって明日帰ればいいじゃないか!

と盛んに勧められましたが
それ程時間に余裕が無いから…とお断り。


ランチには、素晴らしく美味しい
羊肉のタジンをご馳走になりました。
こんなに美味しいのは初めてで
調理法を聞いてみると、

圧力鍋でほんの少しの水とスパイスで調理しただけと聞いて
これまた驚きでした!!



お昼寝して、お茶をご馳走になり

毎年、いつでも、好きなだけ滞在しに来なさい!
君達の訪問は大歓迎だよ!

と、温かいお言葉を頂きました♪

なんて嬉しい、素敵な親戚の発見でしょう!
今年のマラケシュ訪問は
今までの何倍も価値のある、
素晴らしい滞在となりました。


夫の心の癒やしに繋がる親戚訪問。

遠いイタリアからやってきて
貴重なモロッコでの時間を
彼等のような親戚と過ごす事にこそ価値があるのだと
私も心から思いました。
































皆様お久しぶりです。

今年のモロッコ滞在は旅の連続で
しかも毎日が衝撃的な体験なので
頭の中も心もお腹も一杯で消化しきれず
ブログも書けずにおりました。


海での10日間滞在の最後には
夫がイタリアからカサブランカに到着していて
海から帰った私と子供達は夫に迎えられました。


そして久しぶりに家族揃ってマラケシュに遊びに来ております。
ブログが追い付かない分
インスタで写真をUPしておりますので
是非遊びにいらして下さいね。
(インスタID ritzfirenze)


ところで、私は毎年
何もしない事を目的にモロッコに来ているのですが
何やら今年も思いがけず
激動の滞在となってしまいました。


特に私が計画して動いているのでは無く
動かされていると言った方がシックリくる
不思議な体験です。


モロッコでは、何も望まず
何も求めず、成り行きに任せると
滞在がとても穏やかで楽しいものなります。


彼らが言う、
インシャアッラー(神がお望みであれば)の世界です。


5分後には何が起こるか解らない。
もしかして行き先を妨げられるかもしれない。
その時は、またそこから体制を整え直せばよいのです。


逆に「私はこうしたいんだ!」
と我を通そうとすると
自分が想像した通り動かない周りのモロッコ人にイライラして
目的地に向かうことすら出来なかったりします。


諦めの境地?特に何も求めない
ニュートラルな状態でいると
色んな楽しいイベントが自然と舞い込んで来るのです。


さて、バタバタとマラケシュの友人宅に着いて
ご挨拶してお茶を頂いて
スーツケースを開けようとすると…開きません。


今回の旅の直前に買って、
3桁のダイヤルロック式の鍵の設定もせず
000で開くハズだったのに何故?

子供が遊びながら閉めたので
途中で設定を変えながら閉めてしまったようです。


何度試しても開かないので
ネットで開け方を調べ始めました。

皆さんはこんな経験ありますか??


私はマラケシュに小さなスーツケースを
2つ持ってきたのですが
1つはサムソナイト製で
開かなくなったのはノーブランドの物でした。


サムソナイトのだったら
数字の設定を外から変えるやり方があるようでしたが
ノーブランドの物は、

ダイヤオレンジボールペンをファスナーにぶっ刺してこじ開ける

又は

ダイヤオレンジ001から順番に数字を試す

と書いてあります。



私は途方に暮れ、脱力しました。
現在夜10時。


少し考えて、Facebookの
海外在住者限定のコミュニティーに
旅のエキスパートが沢山いらっしゃるから
そこで状況を説明して解決方法があるかどうか
質問を投稿してみました。







そして皆さんからの回答を待つ間、
勇気を振り絞って001から数字を試し始めました。


コレが開かないことには
今夜私はパジャマに着替えられないのですガーン

私と子供達の全ての着替えがココに入っているのですアセアセ


サムソナイトのスーツケースを開けて
すでにパジャマに着替えて
リラックスして茶を飲んでいる夫を横目に
私は覚悟を決めてダイヤル数字3桁に挑み始めました。



すると、海外のあらゆる国在住の皆様から
コメント欄に回答が届き始めました。


ダイヤグリーンファスナーにボールペンを刺して開けられると聞いたことがあります。

ダイヤグリーン001から順番にに試しました。

ダイヤグリーン私も001から試しました。頑張ってください!

ダイヤグリーン大変ですね、早く開きますように♪

ダイヤグリーンサムソナイトならこちらの説明付きビデオに開け方が解説されていますタラー



私は無心にダイヤルを回してはカチッと開ける作業を続けながら
心温かい皆さんからの回答を読み

ふーん、へー!と関心しながら
皆さんにコメントに対するお礼を書き込みました。


そして私のコメントに
今300です!と実況を加えていくと
皆さん応援してくださり、
次第にコメント欄が盛り上がっていきました。


私のその地道な作業を
横からモロッコ人2人が
信じられない様子で見守っております。


よくもまあ、こんなダイヤル回す辛抱があるね!
私達モロッコ人だったら
今すぐにでも此のナイフぶっ刺してこじ開けてやるわ!

と、ナイフを振り回しながら
呆れた顔で友人が茶を飲んでおります。


黙ってて!
今作業もノリ出したところだから。
意外と速く進んでいるし
最後まで試させてっ!


試して開くものなら開けてみたい。
開かなかったらこじ開けるしかないし。


Facebookの海外在住に皆さんからのコメントに
勇気付けられながら
私は作業にハマって面白くなってきて

今500です!
と回答しながら
夫と友人の会話に時々参加して

とうとうカチャッ!っと

ダイヤル式ロックから解放された
2つのファスナーが飛び上がり
それと同時に皆から歓声があがりました拍手拍手拍手


開いた数字は780ムカムカ


120とか近い数字だったら余裕でしたのに
1時間程掛かりました。


それでも、孤独な作業も
皆さんからの応援や励ましを頂きながら
何とも楽しい体験になりました。


とうとう開けられた報告をすると
皆さん喜んで下さりました。



こちらのコミュニティーは
海外在住者限定で入会可能なのですが
これ以外にも、コメント欄が活発なコミュニティーは沢山あると思います。


いつも困った事や、専門的な質問や
私みたいな困ったちゃんが投稿すると
沢山の経験者が気軽に回答して下さるので
自分に興味があるコミュニティーに参加してみる事をオススメします。


リアルタイムで困った時に
これだけの人が助けの手を差し伸べてくれる…
これぞネット上で世界と繋がる醍醐味ではないでしょうか?


この時代に生きている事に感謝ですねラブラブ


そして私は、念願のパジャマに着替えて安眠できる事に
この上ない幸せを感じながら
夜更けまで友人と尽きないお喋りを続けました。












 

モロッコの怒涛の犠牲祭も落ち着いてきた。

今年は羊は要らないって言ったのに
モロッコ人は一家に1頭の羊を
用意しなければ気が済まないらしく
結局私の分まで1頭用意されていた。

B氏の羊2頭を買った時に
1頭サービスでくれたとか。
真偽の程は定かではないが
私の羊まで3頭目の前で屠られた。


犠牲祭から暫くの間
殺人的ならぬ殺羊的
モーレツ羊食週間が続く。


私は3度目の犠牲祭参加となるが
初年度は精神的ショックが大きく
心が不安定になってしまった。


羊を屠る事にショックを受けたのではない。

このお祭りに伴い
街がどういう状態に陥るのか知らなかったからだ。


犠牲祭前日から魚屋は
最低2週間閉まってしまうので
魚は食べられないえーん


商店は1週間ほぼ全て閉まってしまう。
小さなスーパーマーケットが翌日から開いているだけ。


どこの家に招かれても1ヶ月間
羊料理ばかり出される。


私は食生活の乱れから心も乱れ
魚料理屋が開いている海辺の街へ逃げ出した。



2年目以降はモロッコ人のように動くようにした。
犠牲祭の羊肉に飽きた頃から
海辺に旅行に行くのだ。


すると長期休暇中のモロッコ人が
海辺の街に溢れていた。


こうしてなんとか
魚をゲット出来る海辺の街へ出ては
息抜きできれば少しは落ち着けるように。




こんな羊肉で切羽詰まっている状態でいた
犠牲祭後3日目の朝、
私は涙をボロボロ流して泣きながら夢から目覚めた。


どこか解らない異国で
空手を習っているという日本好きの現地人が

日本のお餅屋さんがあって
僕はそこによく食べに行くんだ!

と、夢で教えてくれたのだ。
彼について行ってみると
なんと!

つきたて餅のお店で
ウィンドーには、つきたてのデロンとした姿の
きな粉餅、あんころ餅、納豆餅
その他にも色んな種類のお餅が並んでいるではないか!


私はそれを見て、喜びでワッと泣き伏したのだ。

ウェンウェン泣いて
涙を拭いながら目を覚ました。

衝撃的だった。

私は和食を欲していたのだろう。

でも、何故 餅??

天ぷらザル蕎麦とかが食べたくね??

ま、いいや。

今年も身体が辛いと言っているのだろう。






その日の午後、娘から写真付きでメッセージが届いた。









ママ、だんごが食べたい!

と…。


どうやら、共通した日本人魂を持ち合わせているらしい。


ママは真ん中のみたらし団子がいいな。

と返事すると

どうしても食べたい!
と言うので、

イタリア帰るまで暫し待て!
と返事した。

外の商店は閉まっているし
家にはコーンスターチしかないからね。


こうして辛くなると
日本から送られてくる
貴重な半田麺や半田素麺が食卓に登場する。


そしてそれをありがたく頂く度
あぁ、日本人に生まれて良かったなぁ
と再確認するおねがい











昨年の夏、私は今は亡き義母とお茶を飲んでいた。

義母の住む地区は庶民的で
歩いている女性は皆ジュラバという民族衣装を着ている。


親戚が私が泥棒に会わないかと心配するので
私もジュラバを着て歩いている。
ジュラバの下にはTシャツにワイドパンツなど
涼しくて動きやすいラフな洋服を着ている。


その日、突然夫と夫の親友のB氏から電話があり
B氏の22歳の娘さんの誕生会があるから
今夜8時に迎えに行くからとのことだった。


突然でプレゼントが用意出来ないなぁ
でも後日改めて渡せばいいか、と
お気楽にお迎えを待った。


B氏の家族とは、先月彼らの
親戚の結婚式に一緒に参加して
朝までみんなで楽しんできたばかり。
また一緒に時を過ごせる事を嬉しく思った。



8時に予定通りお迎えが来て
B氏のお家に入り、私はジュラバを脱ぐと
B氏の奥様は一瞬ギョッとした様子だった。


私は意味が解らず、
お茶を飲むようサロンに招かれた。


その後、誕生会会場の階下の大きなサロンに招かれた時
私はとんでもなく場違いな所に招かれた事を
一瞬にしてさとった。



招待客の皆様は、先日の結婚式と同様のカフタンか
それに準じるカジュアルドレスを身にまとって
サロンにズラリと美しい女性達が座っていたのである。



私だけ部屋着や〜んっ!!!



これで先程の奥様のギョッとした顔の意味が解った。


何故もっと事前に
どんなフェスタなのか連絡してくれなかったのか?


私は恥ずかしさでクラクラしながら
夫に怒りの電話を掛けたが
掛けたところで、
夫も何も知らなかったのだから仕方がない。



しばらくして、結婚式の時と同じ
ミュージシャンが到着して
巨大スピーカーなど機材を組み立て始めた。


これはもしかして…
朝までディスコ踊りまくりコースだぁ〜!



結局私以外に、B氏宅のお手伝いさんで
パジャマのまま参加している
メッチャ愉快なオバチャンがいて

私は彼女に救われながら
部屋着のまま、この豪華な誕生会で相当楽しんだ。


モロッコ人女性は、人目を気にする。
結婚式と違って身内の女性だけの参加だと
誰の目も気にする事なく
皆さん本領発揮してくれるのだ。


パジャマのオバチャンは
きっと1番年配なのに
朝までハッチャケて踊り続け
皆を笑いの渦に巻き込んだ。


途中歌手の若い女性が
「今から撮影禁止ねーっ!」
と言って、女性だけだから披露出来る
激しいダンスも披露してくれた。



参加者全員、会場の一体感を感じながら
この日は夜明けに皆とサヨナラした。





さて、今年は昨年誕生会をやった娘さんの
婚約パーティーがあるとのご招待を受けた。



ぬぬぬ!
今年は同じ間違いをおかさないわよー!


今年はB氏にどんなドレスで参加すべきなのか
きちんと事前に説明してもらって
昨年のように恥ずかしい思いをしないよう取り計らってもらう。



B氏の奥様はドレスレンタルショップまで
一緒に行って、私と娘のドレスを選んでくれた。
やはり、カフタンというドレスだった。



そしていつもと同じメンバーと
婚約パーティーでまた顔を合わせる。


またまた誕生会の時と同じミュージシャン登場。



こちらのミュージシャンとは違う楽隊が
将来のお婿さん家族からの貢ぎ物を持ちながら
ご近所を練り歩いてお婿さんと共にメッチャ賑やかにご到着。



婚約者の到着前にB氏の娘さんには
手足に祝福のヘナが施され…。





結婚式並みの豪華さで
家族の手作りのお食事が
プロのケータリングによって招待客にサービス。


うーん、私の大好きな魚介類のパスティッラ登場で嬉しーぃ!

中身は魚介類と春雨のフィリングで
巨大春巻きのような1品。

B氏のお宅ではコレの調理がお得意でとっても美味。






メインは羊半身のロースト!
驚くほどに柔らかく、トロけるような美味しさ♪


食卓が6卓あったってことは、羊3頭分だな!


アイスケーキとお茶菓子で締め
食後はダンスパーティー。



でも婚約者の家族を前に
いつものメンバーはハッチャケられず
前回パジャマ参加だったお手伝いさんも
綺麗なジュラバを着て参加していたのに
本領発揮出来ず、今回は不発弾抱えて帰るようだった。



今思えば、あの誕生会は
娘さんの結婚前の最後のお楽しみとして
家族の皆と最高に盛り上がりたかったんだろうなぁと
娘を送り出す家族を思うとホロリとした…。