クリスマス騒動も終わり
その後も彼氏の家に行っては
一緒にクッキーを作って帰ってきたりする娘。
そのクッキーが
イギリスの赤い箱のWalkerのショートブレッドみたいで
私も味見したら美味しくて、おぉ!っと思ったりね。
そんなこんなで身体だけは大きいけれど
小学生のお菓子作りのような
楽し気な時間を共にしている様子の2人。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240718/07/yum-yum-morocco/7a/2a/j/o0810108015464393200.jpg?caw=800)
そのうち、向こうのご両親から
お食事にいらっしゃいよ!とか
私達にお誘いが掛かるようになった。
え?
面倒臭(←私の本音)
夫も私も、普通じゃない婆付き生活に慣れすぎて
来客とか、どこかの家に招かれるとか
そういう人付き合いを遠慮しながら20年も過ごしてしまったので
もう、正直言って面倒臭いのだ。
もう、我が家だけで完結しているので
寂しくもないし、
家に出入りしていた人間と義姉が悪さをし過ぎて
もはや、誰も入ってきてくださるな!ってトラウマを抱えている。
そんな私達とは
どうやら正反対の生活を繰り広げている
娘の彼氏のご両親。
大きなお家には常に来客があって人好きな人達らしい。
それは置いておいて
イタリアで子供達がお付き合いするのは良いけれど
両親同士ってお付き合いするものなの??
初めてなので、一体どうして良いものか解らない私
近くのイタリア人に聞いてみると
「えー!私は連絡取ったことすらない!」
とか
「相手による」
とか、人によって様々らしい。
ちょっとお誘いは保留にさせてもらっていると
向こうのマンマからメッセージや電話が来るようになった。
学校の先生で忙しい人なのに
娘の事を送迎してくれたり
「今日は遅くなったから泊まらせていいか?」
とか
「旦那がヘルニアの手術をして凹んでいるから
娘さんを必要としているから泊まらせていいか?」
とか(かなりのこじつけだよな
)
もう、向こうの家でも娘のように扱われているようだ
そして、どうも彼氏である息子に懇願されて
メッセージを書いているようにも見受けられる
つまり、息子の望みを叶えてあげるためなら
メッセージでもなんでも書いてあげるという
典型的イタリアのマンマなのか。
とにかく、うちがイスラム夫と日本人で
お堅く決めているものだから
「懇願メッセ」で乗り切って
いつか、なるべく早いいつか、
この娘を産んだ奇妙な夫婦とご対面したいと
思っているようだった
つづく