ご訪問頂き有難うございます
先月は島根県にて、夫くんと二人でいつものように神社巡りをして参りました
その日は私が安来市での撮影のお仕事を頂いていたのですが、休日の夫くんに運転手をお願いして、夫婦で1泊2日、安来~松江にかけてあちこち巡って来ることが出来ました
出張ついでの旅行(主に神社巡り)をさせて頂けるのも、フリーランスの良きところ
※もちろん、頂いたお仕事はしっかりと致しますよ
今回の安来~松江にかけての神社巡りでは、実家の神社の御祭神、スサノオさんのルーツを巡るような参拝旅になったと思います
また、初めての神社や思い出の神社に、様々な発見と気づきを授かったので、神社の御紹介や写真と共に、思い出を振り返りながら綴って参りたいと思います
とはいえ、いつものように私の思想妄想が暴走すると思われますので
皆様の素晴らしい感性と照らし合わせるように、或いは違う視点も是非お持ちになってご購読頂けると幸いです
では、宜しければこれより、私達とご一緒に参拝旅に参りましょう
奥宮の磐座参拝後は、八雲山の麓の本社、須我神社へ
こちらは前回の記事
後から知ったのですが、須我神社では、古来より本社と奥宮との二宮詣りの習わしがあるそうです
授与所で祈願の札を受け、願い事を書いて祈念し、奥宮で願を結んで納札するとの事でしたので、私達は奥宮から参拝致しましたが、二宮詣りをされる方は、麓の神社でお札を授与されてからお参りされるのをお勧め致します
しかし神社参拝の順番については、〇〇巡りなど、スピリチュアル界隈ではいろいろな説があるようですが、神様は参拝の順番などは、人それぞれに一番良いタイミングでご用意して下さっていると、個人的には感じております
神社参拝に限らずですが、「このような順番でお参りしなくちゃご利益が無い」といった‟〇〇しなくちゃダメ”といった思いに捕らわれることもまた、神様からのお知らせを直感的な感覚で受け取るアンテナを曇らせるようにも思いますから、気の向くまま、導かれるまま気楽に参りましょ
須我神社は、奥宮から2km程の距離にご鎮座です
‟日本初之宮”の碑
この‟日本初”と言われる由縁は、神社のご由緒によると…
ヤマタノオロチを退治して稲田姫と結ばれた須佐之男命は、ここに宮殿を作り、これが古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」であり、日本初之宮(にほんはつのみや)であります。
日本最古の神社と云われる神社も幾つか思い浮かびますが…
まぁまぁ、ここは深追いせずにお参り致しますよ
拝殿の両脇には大きな杉の木がすっくと立ち、参拝者を見降ろします
真っ直ぐ、曇りのない視線を感じ、身が引き締まる思いです
いざ参拝
簸の川(ひのかわ)に於いてヤマタノオロチを退治した須佐之男命(すさのおのみこと)は、稲田姫と共にこの須賀の地に至り「吾が御心清々し」とおっしやつて宮造りをなさった。
そのとき美しい雲の立ち昇るのを見て、
八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を
と歌い、日本で始めての宮殿を作り、鎮まりました。これが古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」であり、日本初之宮であります。
三十一文字の歌も日本で一番古い歌であり、この地が「和歌発祥の社」と呼ばれる由縁でもあります。
また、この歌の中の「出雲」が出雲の国名の起元であり、「八雲立つ」は「出雲」の枕詞であります。
御神紋は、亀甲の中に八つの雲が描かれています
八雲の形が渦を巻いていて興味深いです
境内には何やら気になる案内が・・・
🌞日章月章図🌛
🌛月章
わぁ素敵
御本殿の前後に太陽と月の彫刻が彫られて有るらしいので、見に行ってみましょ
裏側の月章図もかろうじて見える位置に確認出来ました
ん??
スサノオさんの御本殿に太陽と月
意味深ですね
詳しい説明は記載されていなかったのですが、陰陽で結界を張るような意味合いなのか・・・
はたまた太陽神である天照大御神と、月の神とされている月読命で、スサノオさんの御兄弟の神々を表しているのか
などなど、、想像力を掻き立てられます
そして、御本殿の隣には‟荒神社 祈願の社”と記された小さな摂社が有ります
荒神社
前日に参拝に立ち寄った揖屋神社の荒神社にはスサノオさんが御祭神でした玉垣の中の御神木には、綱こそ巻かれていなかったけれど、こちらもチイナマイトと関連があるのでしょうか
揖屋神社の荒神社
私は、この揖屋神社で出会った大蛇神‟チイナマイト”の事がこの時以来、気になって気になって仕方がないのです
ちいなまいと・・・
なんだか、呪文のようでもあります
そして、このチイナマイトの親分のような御神木にもこの後出会う事になるのですが・・・
そのお話は最終回になりそうです
そして、玉垣の中の御神木には、小さく可憐な白い花がたくさん咲いていて、辺り一帯に甘くて良い香りを放っていました
どうやら、こちらの荒神社の御神木は榊(さかき)のようで、榊の木に花が咲いたところを初めて見ることが出来ました
榊の花をネットで検索すると、‟榊の花、クサイ”と説明文が出てくるので不思議です (種類が違うのかしら…?)
参拝と境内散策を終えて、次の神社に車で向かいますが、車の中にも先程の榊の花の甘くて良い香りがずっと残っていて、なんとも幸せな気持ちです
「花の匂いがずっとしているねkunkun」
と、夫くんに聞いても
「オレ、ナンモニオワンケド」
何も匂わないらしいのでした
‟安来~松江にて神社巡り”はもう少し続きます
今回も最後までお付き合い頂き有難うございます
安来~松江にて神社巡り
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