ご訪問頂き有難うございます
先日は島根県にて、夫くんと二人でいつものように神社巡りをして参りました
その日は私が安来市での撮影のお仕事を頂いていたのですが、休日の夫くんに運転手をお願いして、夫婦で1泊2日、安来~松江にかけてあちこち巡って来ることが出来ました
出張ついでの旅行(主に神社巡り)をさせて頂けるのも、フリーランスの良きところ
※もちろん、頂いたお仕事はしっかりと致しますよ
今回の安来~松江にかけての神社巡りでは、実家の神社の御祭神、スサノオさんのルーツを巡るような参拝旅になったと思います
また、初めての神社や思い出の神社に、様々な発見と気づきを授かったので、神社の御紹介や写真と共に、思い出を振り返りながら綴って参りたいと思います
とはいえ、いつものように私の思想妄想が暴走すると思われますので
皆様の素晴らしい感性と照らし合わせるように、或いは違う視点も是非お持ちになってご購読頂けると幸いです
では、宜しければこれより、私達とご一緒に参拝旅に参りましょう
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黄泉平坂から程近い場所に御鎮座の揖屋神社(いやじんじゃ)へ向かいます
こちらは前回の記事
黄泉平坂の説明に揖屋神社(いやじんじゃ)との関りが記されています
前回ご紹介した黄泉平坂は、伊賦夜坂(いふやさか)だという伝説があり、この神社も元々は「言屋社」(いうやのやしろ)とも呼ばれていたようです
個人的な感覚なのですが、黄泉の国の伝説が伝わるこの地に、「イウ」という音のついた場所や神社がある事は、私には何か関連が有りそうだと思えて来ます
黄泉の国のヨミ…読み・詠み・讀み
伊賦夜坂のイウ…言う・云う・謂う
ヨミ、イウ、どちらも言霊に関する音だと感じられます
黄泉平坂で何か言葉を発する…
神代の時代ならば、あちら側の世界とこちら側の世界で、歌を詠みあったかも知れないし、もしかすると、あちら側の世界の誰かへ届くように声に出して、祈りを捧げた場所なのかも知れない・・・
むむぅ、、なんというか、非常に大雑把にいうと「言霊」と「冥界の入り口」との関係について、古代の人々は何かしら大事に扱っているようなそんな気がしているのです
溢れて来る感覚を、私の足りない語彙力で、今のところ文章に出来るのはこの程度なのですが、メモ代わりに綴っておきたいと思います
御本殿は修復中で、神様は仮本殿へお引越し中
神様がいらっしゃらない御本殿は、空き家のような気配なのですが、写真から伝わりますかしら…
境内には他にも小さな祠が幾つか祀られています
椎の木の御神木が護っているエリア
狛犬さんと、武御名方命・経津主命の祠に守られた厳重な警備の奥の一本の木には、縄が巻かれています
御祭神の明記は無かったです
こちらには荒神社と記載されています
こちらも木に縄が巻かれていて、どうやら蛇の姿を現しているようです
この看板をよく見ると・・・
荒神社(祭神・スサノオ)
大蛇神(チイナマイト)
荒神さんって、台所の竈の神様という認識でおりましたが、また違うのかな??
チイナマイトって日本語??初めて聞いたけど、大蛇の神様???
詳しいお話を聞きたかったのですが、この時、社務所には人も居らずで断念
蛇神信仰には、神社巡りをしていると度々遭遇するのですが、その際は、龍神さんや、弁天さんと関りが見えて来るのですが、今回はスサノオさんと大蛇、しかも‟チイナマイト”という聞いたことのないお名前まで拝見して、気になり過ぎです
出雲には、ヤマタノオロチの伝説もあるし…
そしてその次の日も、この地の荒神スサノオと蛇神信仰について、ますます興味を惹かれる神社へと参拝する事になるのでした
その続きはまだもう少し先のお話になりそうですが、今日はこの辺で失礼致します
この日は、黄泉平坂から揖屋神社への参拝では、人々の優しさだけでなく、神々の歴史やあり方についての更なる好奇心、いわば幾つかのワクワクの種を授かったようです
それは小さな小さな種なのですが、私の胸の中で小さな小さな芽を出して、成長するのを待ち望んでいます🌱
新芽に栄養を与えるのは、自分自身の行動による経験、そして何より素直に楽しむ心
ですよね
今回も最後までお付き合い頂き有難うございます