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セールスアップのブログ

セールスアップ代表取締役社長、現場にこだわる営業コンサルタント須藤由芙子が、企業が売上アップをするためにはどうすれば良いかについて、日々の現場で起こったことをもとに綴っています。

なんか最近仕事がマンネリ化してきたな・・・

だらだらと仕事しちゃってるな・・・

毎日の仕事に飽きてきたという人もいるのではないでしょうか。

そういう時には時間生産性アップができるようなスキルをどんどん上げていきましょう。

スキルをあげる切り口として、2つあります。日々の仕事のスキルアップをする方法と、外部からスキルアップの知識を頭の中にインプットする方法です。

外部からスキルアップの知識をインプット→日々の仕事に活かしてみる。
日々仕事のスキルアップをしようといろいろと挑戦する→外部のスキルアップの知識がしっかりとインプットできる。
といったように、2つの方法はお互いに良い相乗効果を生みます。

日々の仕事のスキルアップをする方法としては、前回までにお伝えしたようなメールの後入先出法、話し言葉を文書化する、などです。

外部のスキルアップの知識を頭の中にインプットする方法としては
・読書
・講演
・研修
読書→講演→研修の流れでしっかりと外部のスキルアップの知識をインプットしていきます。
最初の読書との出会いはすべてを決めるといっても過言ではありません。
まず、尊敬する方々が紹介する著者の本は素直にすべて目を通します。
次に、そして著者の方でしたらほとんどの場合講演をされていると思いますので気に入った内容の本の著者さんの講演に参加します。
さらに、講演を聞いてためになったと思ったら研修を受けインプットする。
という流れです。

読書、講演、研修それぞれに費用はかかります。それでもスキルアップのためには自己投資が必要で、時間生産性の高い人は必ずといって良いほどスキルアップのための自己投資をしています。

ただし間違っても外部のスキルアップの知識だけでは真のスキルアップにはつながらないということです。
外部のスキルアップの知識は単なるカンフル剤にすぎないということを認識しながらインプットしていくことが大事だと思います。

そしてそのまま日々の仕事で実験しながらスキルアップしていく。

ぜひ、日々の仕事と外部の知識の2つで高速でスキルアップをしてください。
やっぱりメールのやりとりだと誤解が生じちゃうからやっぱり直接話しをしないと・・・。

メールよりも直接話しをしたほうが良いといった風習はまだ残っているためメールで何かを伝達することはよくないと話し言葉を文字化して伝える事自体を全否定する風習の残っている企業もまだあるようです。

ですが、話し言葉を文字化できる力は、立派なビジネススキルです。時間生産性をアップさせるどころか属人化を防ぐためにも効果的です。

最初のうちは話し言葉を文字化することでうまく伝えたいことが伝えられなかったり、誤解が生じます。

・伝わるメールを書く訓練
・会議の話を文字化する訓練
・打合せの内容を文字化する訓練

こういった訓練を繰り返しているうちに上手に話し言葉を文字化することができるようになり誤解をうむことがなくなっていきます。
そして文字化しておけば未来の仲間にも役に立てます。

対面のコミュニケーションも大切ですが話し言葉を文字化するスキルも時間生産性を上げるために役立ちます。

両方の役割を混同することなく、どちらもに身に付けていくことが大切だと思います。
先生ここが分かりません!!

もう少し自分で考えてから質問してきなさい・・・。

とすぐに先生に質問し玉砕する小学生っていますよね。

こういうタイプは残念ながらテストの点数が低く落ちこぼれのタイプが多いのですが、社会人になると仕事ができるタイプに急変します。

なぜならどんな質問をしたらどういう反応が返ってくるのかを幼少期から繰り返し体感していて仕事の肝と言われる「報・連・相」のスキルが自然と身についているからです。

分からないことを聞ける力は上司と部下の絆を深めてくれます。聞けなくなると会話がなくなりコミュニケーションがなくなりチーム全体の雰囲気が悪くなりチームの業績が悪くなるという悪循環になります。

どんな質問をするのが良くてどんな質問をするとまずいのか。

このボーダーラインは上司の性格によってもキャパによっても違います。

ですので悩む前に

1.初めは上司の顔色を伺うことなく積極的に上司に質問しまくる
2.1日でも早くわからないことを質問しまくる人になる

そうすると部下ができた際に自分の経験から部下の質問を受け入れられる上司になりキャパが広がり部下とのコミュニケーションも良好になりチーム全体の雰囲気がよくなりチームの業績が良くなっていくという好循環になります。

「上司に怒られたらどうしよう」という気持ちを「上司に怒られたら上司のキャパが狭いんだ」「手のかかる子ほどかわいいものだ」と都合の良いように気持ちをチェンジしてコミュニケーションの経験値を上げていってください。

やっぱり聞くのが時間生産性の問題から言っても早くて確実なんです。

まずは上司に気持よく質問できるになれば、次はどうやったら自主的に決断ができるようになるのかという決断力を養っていく。

聞く力と決断力が備えることで時間生産性アップにつなげてください。

決断力については長くなりますので別タイトルを設けて後日説明いたします。
どんどん私に仕事をふって!

もう私に仕事をふらないで!

どんどん私に仕事をふってという人の方がもう私に仕事をふらないでという人よりも実は仕事を抱えている量は多いものです。

何が違うのでしょうか

某銀行の国際部で行員の方のサポートをしていたときにいっつもにこやかにどんどん仕事をこなしている人といっつもものすごい形相でテンパって仕事をしている人がいました。そのちがいはどこにあるのかをじーーっとみて気付いたポイントを挙げてみます。

1.常に目処をつけた仕事をしている
2.常に周りと協力しときには巻き込んで仕事をしている
3.コミカルに仕事をしている

1.常に目途をつけた仕事をしている
にこやかさんは「この仕事このくらいで終わるから何時何分にコピー1000枚お願いするね」と指示が明確に飛んできます。テンパりさんは事前の指示なく突然「これお願い」と時間と内容が明確でない依頼をします。引き受ける私もテンパりさんの仕事のサポートをするときには嫌な気持ちになることが多く作業効率も悪くなっていたと思います。

2.常に周りと協力しときには巻き込んで仕事をしている
にこやかさんは自分のキャパを超えた部分については周りの人たちにすぐにヘルプを出します。周りもそのヘルプを快く引き受けます。なぜならにこやかさんは自分の手が空いた時には積極的に周りの仕事を手伝っているからです。テンパりさんは自分のキャパを超えた部分については周りの人たちにすぐにヘルプが出せません。なぜならテンパりさんは自分の手が空いたときでも自分のためにしかならない仕事しかしないからです。

3.コミカルに仕事をしている
にこやかさんと仕事をすると忙しいときこそほっこりします。忙しいときこそユーモアたっぷりに仕事をこなそうとし周りを盛り上げようと気遣っているからです。いつも周りを喜ばせようとコミカルシンキングでいようとしています。彼の近くにいると楽しくなるのでいろんな人が周りにいて彼が困ったときには助けたいと思っています。テンパりさんは忙しくなればなるほど近づきたくない人になります。周りも彼のことを腫物を触れるかのような扱いをします。そうなると彼は自分だけが大変な仕事をしていると思いはじめ仕事がうまくいかないのは周りや会社のせいだというようになりどんどん孤立していきます。

1.~3.の中でもとくに3.コミカルに仕事をすることが仕事をたくさん引き受けられる上で大切なポイントになってくると思います。コミカルに仕事をこなせばたくさん引き受けているという意識さえなくなると思います。
仕事が速い人は便利なツールをどんどん使いこなしています。
便利なツールをどんどん使いこなして手作業からどんどんパソコンに作業させようとします。
ただ便利なツールはどんどん新しくなっていくのでITが苦手な人にとっては習得するのが大変になっていきます。(私も苦手なので自戒を込めて)

もしかしたらある種のソフトを使いこなすことができれば所要時間を80パーセントカットできたかもしれない。

こんな経験をしたことのある方は少なくないのではないでしょうか。

でもその度にこれまでの方法の方が楽だからといって新しい情報を吸収することを諦めてしまうとどんどん新しい技術と自分の持ちうる技術との差が大きくなり何年後かには使えない人と言われてしまいます。

仕事をしていてちょっとしたITの知識があればできたのに・・・

と壁にぶち当たった時にこれまでのやり方が速いからといって新しい情報を吸収することを拒むのではなくその時ばかりは詳しい人に聞くなり外部の研修に参加したりしてどんどん新しい情報を吸収していくことが大切だと思います。

新しい情報ばかり吸収しすぎるのもどうかと思うよ。といった類のアドバイスをしてくださる仕事の速い人に限ってしっかりと新しい情報をキャッチしています。

吸収すればするほどキャパオーバーになるどころか処理能力が高まったり情報のシナジーが起こりさらに吸収できるようになります。

ぜひ新しい情報を吸収しできるだけパソコンに仕事をさせるようにしましょう。
なんかやる気ない・・・

なんか体がだるい・・・

会う度にいつもそういう言葉を発しているひとと、一度もそういう言葉を発しないひと。

私の周りでは意外とはっきり分かれています。

言霊と言いますが、口癖になっているから心と体が疲れているのか、心と体が疲れているからそういった言葉ででてきたのか・・・

いずれにしても、なんかやる気ない・・・なんか体がだるい・・・という言葉は、病原菌のごとく周りに伝染します。即座に言葉に出すのはやめて自分なりの対処法を考える他ありません。

前回までの、時間のリズムを定着させ【時間生産性アップ術⑧】、次の日に仕事のストレスを引きづらない【時間生産性アップ術⑨】も心と体の疲れを事前に予防するために役立ちます。

もう一つ大事なのは、毎日コツコツの運動です。
週一の運動ではなく、毎日コツコツの運動です。

ご参考までに、私の毎日コツコツの運動の方法ですが・・・

私は、都内で営業をしていますが地下鉄に乗ることが殆どありません。

代わりに、軽量スニーカーを常備し、通勤の往復は雨がふっても歩いています。

なぜ通勤時間に歩いているのかというと通勤は毎日起こりうる行動であるからです。

毎日継続することで体力も精神力も鍛えられます。

心と体を鍛え続けることが心と体を疲れさせなくし仕事の時間生産性をあげるために大切なことだと思います。
うわーーこのストレスを抱えたまま明日を迎えたくない・・・

何か大きなミスをしてしまった場合、
ミスコミュニケーションがあった場合、

原因はいろいろあると思います。

そういうときはそのミスが挽回できるものなのかそうでないのか。
まずはどちらかを選択します。
(どっちかな??と脳を使うことでちょっとクールダウンできます)

そして挽回できるものであれば
どういうプロセスを経れば挽回できるのかを明確にイメージします。
(明確にイメージしていくことでさらにクールダウンできます)

しかし挽回できないものもあります。
これは何がどう転んでもミスはミス以上のなにものでもないわけです。

そういったときは「なきものにする儀式」です。
拙書「残業絶対ゼロ」でも売れる私の営業法でも反響があったコミカルな方法を使います。

「脳内バサミ」といった方法です。

すなわち頭のなかにミスを思い描いてクールダウンできるようになるまで脳の中にイメージした切れ味の良いハサミで粉々にしミスを「なきものにする」のです。

嘘だと思ってやってみてください。

驚くほど効果があります。
仕事の時間のリズムが定着している人。

仕事の時間のリズムが定着していない人。

仕事に集中できるのはどちらかというのは明確だと思います。

職種によって違うという意見もあると思いますが、私は営業職であっても時間のリズムを無理矢理定着させていました。

環境が良かったんだよ。
子供がいるからだよ。

必ずそういった意見もいただきます。

ですが、10年20年さきも働いていたいと思いますので、若い人たちに負けないように時間生産性を上げていくためにも、長い目で見て、状況環境関係なく仕事の時間のリズムを定着させることを優先させると思います。

時間のリズムを定着させる上でネックになるのが会社の繁忙期閑散期です。

仕事の時間のリズムを定着させるには、会社の繁忙期と閑散期があったとしても、自分の仕事では繁忙期と閑散期を作らないように調整しなければなりません。

心の浮き沈みが激しいと、心の病になりやすいのと同じように、仕事の繁忙期と閑散期を作ってしまうと体調を崩してしまいます。

常に繁忙期の状態を維持する方法、閑散期に繁忙期の仕事をやる方法などあると思います。

会社の繁忙期閑散期に振り回されることなく自分に合う方法で時間のリズムを定着させてみてください。
きりの良いところで・・・

今日限り退職します。
今日限りのプロジェクトです。
今日がリミットの仕事です。

毎日毎日、今日限りの仕事を抱えている人はそんなに多いでしょうか。

何かの仕事を終わらせたとしても、次に連結した仕事がある事のほうが多いはずです。
にも関わらず「きりの良いところで・・・」を意識するあまり、時間の意識が吹っ飛び時間内に終わらすという発想から、いくら時間がかかっても今日中に終わらせればOKとどこかで時間生産性を下げるような発想に転じているのです。

そのようにならないためにも「きりの悪いところで終わらせる」を習慣づけるのです。

といっても「今日やるはずだった仕事を明日に先伸ばしする」というものではありません。

あくまで「本来は明日やるべきものを今日ちょっとだけやっておく」という発想です。

具体例としては、定時が17時の場合、仕事をなるべく細かく分け、今日やらなければならない仕事を16時までに設定し、16時から17時は、本来明日やるべきだった仕事を明日の自分のために今日の自分がやってあげるといった方法です。

そうすると、切りの悪いところで終わったとしても、明日やるべき仕事を今日の自分がやってあげたので、後味悪くなることなく、退社できますし、明日もちょっと気持ち楽に出社できるのです。

残り1時間で、明日の自分の仕事を今日の自分がちょっとだけやってあげる。

こういった意識が、時間生産性をあげるためのポイントだと思います。
何事もプライオリティをつけて・・・

こういった言葉は誰しもが何度も何度も言われ続け聴き続けている言葉ではないでしょうか。

耳にタコができるほど言われているので誰しもがおそらく社会人になる前の学生時代から「プライオリティ」をつけて何かに取り組もうとしているわけです。

ですので、優先順位の高い仕事と低い仕事がはっきりと分かっているものについては、何も考えなくても経験値で自然と優先順位の高い方から行っています。

でも、仕事上のプライオリティで悩むときって、優先順位が同じくらいか違う性質で順位がつけられない仕事が多いわけです。そういったものに対して一生懸命プライオリティをつけたところでやってみないとわかりません。後になってみないとそのプライオリティの付け方が正しかったなんて言えないものばかりなのです。

ですので、後にも先にも後悔したくないといった理由で、プライオリティがあまりに重要なもの以外が仕事として転がっている場合には、とにかく「後入先出法」で取り組むようにし、プライオリティをスピードでカバーするようにしています。

例えば、メールだったら古いものから返信していくのではなく、新しいものからプライオリティを付けずに何かしらの返信を行うようにしています。

仕事のプライオリティは結果論。プライオリティの正しい付け方といっても、得意不得意によっても違いますし、緊急度によっても違いますし、誰から頼まれたのかによっても違い、他にもいろんな要素が重なっており、ケースバイケースなのです。

ですから、自らの経験から明らかに優先順位の高いものを除いては、プライオリティにこだわることなくとにかく「後入先出法」で取り組むようにし、プライオリティをスピードでカバーすることが時間生産性アップにつながるのだと思います。