HSS型HSPの日常的なあるある紹介51(特性紹介)
前回は、
HSS型HSPの
Twitterで紹介した
ペースを乱されることが苦手といった
特性をもっていることを
中心にしてお話ししました。
今回も引き続き、
HSS型HSPの
日常の中で
よくあること・
よく感じることについてのうち、
人と関わるときの傾向についてを
お話しします。
HSS型HSPは
「人嫌いの人好き」
だから
「人と会うのは好き」。
妄想劇場スタートがデフォなので
「自分から誘うのは苦手」で
「約束が近づくにつれ
どんどんユウウツになる」
「気づかい上手で
気をつかわれるのは苦手」
「ぞんざいな扱いは絶対イヤ」で
「ずっと一緒はムリ」な、
ちょっと面倒な愛すべき人々だ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは、
以前Twitterで
発信したことがあるお話です。
HSS型HSPは
人と会うこと自体は
好奇心旺盛、
未知の体験やわくわくすることが
大好きなので、
けして嫌いではありません。
ですが、
いざ人に会おうと
自分から誘うということになると
とたんに警戒心というか、
消極的になりがちです。
相手の都合が悪かったらとか、
実は本当は興味がなかったらとか
相手に無理させるんじゃないかとか、
断られた理由は実は
本当は都合が悪いんじゃなくて
一緒にいたくないのかもとか、
自分と一緒で退屈しないかとか
いろいろ考えすぎます。
HSS型HSPの
遊びたい・人と関わりたいけど
断られるリスクを冒すのは嫌だ
というシーソーゲームが
心の中で展開されます。
一般的に
女性は相手からNOと言われるのが
苦手だと言われているようです。
HSS型HSPは、
恐らく特にその傾向が
強いのではないかと
思います。
本当は断られることと
その人が自分のことを嫌いであるとか
イコールではないのですが、
相手の都合の心配までを
HSPの場合は繊細さからくる気遣いから
混ぜてしまうので
よけい拗れてしまうのではないかと
思っています。
そして約束が近づくと
いろいろ心配になってくるのです。
相手が楽しめなかったらとか
一緒にいたらやっぱり
疲れそうだとか....。
慎重さが顔を出し、
再びシーソーゲームが
始まります。
このとき、
場合によってはドタキャンすることも
あります。
人に対して
気を遣うのがHSPの
繊細さや優しさから
HSS型HSPも
デフォルトになっています。
また、
嫌われたり排除されることを
幼少の頃からの経験から
恐れるため、
過剰に気を遣う傾向があります。
そして
気を遣われるのも
相手に気を遣わせてしまったと
気に病んでしまうのです。
だからといって
自分を粗末に扱われるのが
許容できるわけではなく、
そもそも自己肯定感は低いのですが
プライドは高いため、
気を遣われるのはイヤだが
ぞんざいに扱われるのは
イヤなのです。
そして人と一緒に長時間いると
情報過多になりすぎます。
HSS型HSPは
その場にいる人の
些細な言葉、
表情の変化や、
ボディーランゲージから
相手の心情を無意識に読み取り
分析してしまうのです。
そして相手に合わせて
話題を変えたり、
自分の見せ方を調節します。
また、
気を遣いすぎることもあり、
疲れ切るので
一人時間が必要になるのです。
本当に友人を外出に誘うだけで
心の中で繰り広げられる
妄想劇場に
よく苦笑したものです。
誘って断られたら
がっかりする反面、
ホッとしたりすることもあります。
また、
誘われて楽しみにしていた
集まりであっても、
中止になったら
がっかりしつつ
それはそれで仕方ないかと
ホッとする部分も少しあります。
こう思う方は
他にもいるようです。
愛すべき面倒な
性格だなと
今では自分の個性を
私も認めています。
「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」
~フォレスト出版
トレイシー・クーパー著
(カリフォルニア
統合学研究所の統合学哲学博士。
HSPのアーロン博士の
ドキュメンタリー映画にも
出演、自信もHSS型HSPと公表)
時田ひさ子監訳
(HSS型HSP専門心理カウンセラー)
長沼睦雄監修
(精神科医)
「繊細すぎる自分の取扱説明書」
中島輝
SBクリエイティブ株式会社出版
明日も引き続き、
HSS型HSPの日常のあるあるを
お伝えしたいと思います。
に続きます。