何でこんなことが
分からないの!?

 

娘:じゃじゃ馬。新小5。早稲アカY44→?
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じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)
虎の巻(進行中)、開成の深海魚(完結)
息子Y42→Y64~68校(完結)


ついつい親がイライラして言ってしまいがちな

「何でこんなことが分からないの?!」

 

これ、私は禁句だと思っています。
何の生産性もない言葉
これって、自分の不安感・イライラを、腹いせに子供にぶつけているだけですよね。

塾が「親は勉強にあまり関わらないよう」に、と言うのは、

  • 親と塾で教え方の乖離ができて子供が混乱するから
  • こういった言葉を子供へ投げかけるようになると良くないから

というのがきっとあるのだろうなと思います。

 


子供が分からないとしたら、

  • (反感を買う言い方とは思いますが)子供の頭が及んでいない
  • 教え方が悪い

そのどちらかなんですよ。ある事案について、すっと理解できる子もいれば、どう説明しても理解が困難な子もいます。それはもう本当に愕然たる差(生まれ持っての能力の差)があるので、親が受け入れるしかないんです。

 

*同じ子でも以前は理解困難だったことが、成長にともなってのちに理解できるといったことは普通にあります。

ただし、同じ事柄を理解させるのにも、工夫次第・教え方次第で、子供がすっと腑落ちして理解できることがあります。塾の先生は、それが腕の見せ所なのでしょう。とはいえ集団授業だと、ある子が理解できているか?、どうやったらその子に伝わるのか?を個人の理解度に合わせて授業展開することは不可能です。最大公約数的に教えるしかありません。そういった制約の中でもなるべく習熟度を増すために、レベルに合わせてクラス分けをするわけですが、消化不良の場合は、そこは家庭でフォローするか、個別か、家庭教師かといった選択肢なのだろうと思います。お子さんによっては、自分で解説を読みながら理解するといった過程を踏める子もいると思います。

そして、ご家庭で教えるときに、「何でこんなことが分からないの?!」といった言葉は、発してほしくないと私は強く思います。なぜかって?私が母親から言われて、嫌だった言葉だからです。こんな言葉を言われたからって、それで理解できるようになるわけないでしょ!って話なわけです。子供の気分が悪くなるだけです。

 

私が中学受験の際に、小学4年生の頃には母親から時折こんなこと言われていましたが、次第に言われなくなりました。特に算数理科では、私の方が母親より頭が良くなって、母親が教えられなくなったからです。それでもできるはずの問題を間違えると、小言を言われましたが、「はぁ~?おめーは解けねーだろーがよ」って思っていました。

すみません、話がとびました。
私は「何でこんなことが分からないの?!」という言葉を子供に発したことはありません。息子にもじゃじゃ子にも。
子供に教えるときに、「分からない」と言われたら、「うーん、じゃーちょっと待って。今考えて、分かるように教えるから。」と、どうやったら理解してもらえるかを工夫して教えるようにしています。それでも分からないときは、その事案はその時点の子どもにとっては厳しいと判断して、諦めます。その時はペンディングにしても、2順目に出てきたときに、脳の発達に伴って分かるようになっていたりもしますので。

ちなみに、組み分けなどで間違えた問題を復習するときに、

計算ミス、単純ミスは、解き直しを見守ります。

これは今のじゃじゃ子で解けるだろう!という問題が出来ていなくても、「なんでこんな問題解けなかったんだ!」ってことも言いません。時間切迫といった状況もあるでしょうし、時間配分の観点からも、まだ考えたら解けそうな問題と厳しそうな問題の判断は厳しいと思うからです。「あ~そっか~。でもこの問題は考えたら、普通にいけると思うんだよね。ちょっともう一回考えてみようか?」って感じで、声がけしています。

ただね、じゃじゃ子さんは、
気分が良い時は、「わかった。ちょっとやってみる!」
気分が良くない時は、「え~、こんなの解けないよ。やだ。教えて!」
まあ、これらの言動も、まだちゃんと向き合えていないことの証左なのかなとも思っています。

 じゃじゃ子
父の涙後

 

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前回、シリアスな感じになってしまいましたので、一応その後のじゃじゃ子の様子を書き留めておこうと思います。

 

簡単に一言で言うと、
いつも通り

です。


もともと私もじゃじゃ子も、ああいう類のことがあっても、すぐに元通りといった性格ですので、引きずりません。これは欠点なのか?美点なのか?

 

前回ブログに書いたことは、本音も本音、大本音なわけですが、それを持ち越してウジウジ言ったりはしません。あれはあの時でおしまいの話しです。というか、単に私が楽天的で、悲しい気分を持ち越せずにすぐに戻ってしまうだけか。

じゃじゃ子もじゃじゃ子で、しばらくは神妙になったりとかもないです(お前は暫く神妙になっておくくらいで丁度良いんだよ!!笑)。

そんなわけで、いつもどおりの日常に戻っています。あんなことがあまり続くと、わたくしあなたに教えるの嫌になっちゃいますからね、頼みますよ、本当に

じゃじゃ子の受験開始時の記事で、じゃじゃ子の性格をお話ししていましたが、自分でも的を射ているなと。自画自賛。まあ、だからじゃじゃ子と命名したわけですが。

 

 

そんな性格のじゃじゃ子ですが、今のところじゃじゃ子にとって中学受験勉強は許容内だと思いますし、親子関係も別に悪くなったりはしていません。未だに、じゃじゃ子の希望で、一緒にお風呂に入って、寝かしつけをしている位には、仲良しです。休憩時間も一緒に遊んでいます。そろそろ一緒にお風呂はまずいんじゃなかろうかと思っているのですが、一緒に入ろっ!と言われると、子煩悩な私としては・・・。

まー取り敢えず、中学受験勉強をこのまま続けていきます。反抗期に入ったらどうなるのかは、戦々恐々ではありますが、現状は、紆余曲折ありつつもある程度の形にはなるのではないかい?とまあ、いつも通り楽天的に考えております。

やることは何も変わらず、じっくり焦らずにコツコツですね。地道に基礎を築いてゆくのみです。いままでと何も変わりません。
 

 父泣く(悪い意味で)

 

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思わず涙がこぼれていました。娘の前で。
じゃじゃ子は、神妙な面持ちで俯いていました。

 


6年生の中学入試本番に際して1週間塾が休みとなり、ゆっくり休養した2月の頭。また塾が始まり、いつもの中学受験勉強生活に戻っていました。
ある日のじゃじゃ子の課題(塾なし日)、国語の文章題1個、シリーズ計算2ページ。私が仕事から帰ったら、答え合わせと間違い直しをするのが我が家のルーティンです。

計算:ミスがあるも、ちゃんとやっていました(計算の痕跡でわかります)。
国語文章題:記述が空欄、それ以外はすべて正解。

説明するために、私も文章を読みます。ん?これ結構難しいぞ。主人公の心理変化を的確に捉えていなければ、この選択枝は厳しい。むしろ記述の方が簡単・・・・。

嫌な疑念が私の中で芽生えます。

私「これちょっと、どんな物語だったか、説明できる?」
じゃ「え~~とね。・・・」
適当につくろおうとするも、上手く説明できません。

私「これちゃんと読んだの??」
じゃ「ちゃんと読んでやったし!!」

私「じゃあ、問○と問●の選択枝問題、もう一回やってみて。」
じゃじゃ子は、必死に選択枝を選んでしますが、明らかに挙動不審です。そこに妻が仕事から帰宅します。明らかにいつもと違う、ピンと張り詰めた雰囲気を察します。妻は食事の支度をしながら、様子を見ています。

妻「どうしたの?何かあったの?」
私「大丈夫、いま問題を解かせているだけだから。」

じゃ「問○は△で、問●は□」
私「両方違います。」
じゃじゃ子が自分から言葉を発するまで、何も言わずに待ちます。数分かな。

じゃ「ごめんなさい、答え見て写した・・・・」
私「そうだよね・・・・」
じゃ「学校から帰ってきて、スマホしていて。計算はやったけど、国語面倒くさくなっちゃって・・・」

思わず涙がこぼれていました。娘の前で。
じゃじゃ子は、神妙な面持ちで俯いていました。


こらえて普通に諭すことも出来た。
でも、あえて感情を表に出して、涙を流しました。父の思いを分かって欲しい。そう思ったからです。


くやしさ、情けなさ、信じていたのにというガッカリ感(心の中ではまたやるんじゃないかと思いつつも、どこかでもう治ったかなと思っていた。)。
いろんな感情が渦巻いていました。

過去のカンニングについての記事。

 


少なくとも、理科や算数、社会ではやっていなかったと思います。算数は、計算過程や理解度を見れば、すぐにカンニングしたかどうかは分かります。じゃじゃ子にとってこれは難しい問題かな?と思うものが正解していたら、説き筋を確認していますが、ちゃんと理解は及んでおりスムースに説明してくれます。理科や社会も、そんな事をしていたら、前回のような点は取れないでしょう。また、丸付けをしていても、理解できているものは丸だし、覚えていないところ、分かっていないところは×です。国語も、ちゃんとやっている時は、じゃじゃ子にとって難しいものは間違っているし、つたないながら記述を自分の言葉で書いています。少なくとも毎回カンニングしているということはありません。

じゃじゃ子に、ゆっくり諭します。
いつもそんな事をしていたなんて思っていない。そんな事を繰り返していたら、今の成績や理解度には到達していないから。でも今回、自分の心に負けて、カンニングしてしまった。あなたの行動も理解できるよ。なぜなら、パパが中学・高校時代にそうだったから。パパは自分の弱い心を制御できなくて、勉強から逃げていたから。軽い気持ちで、これくらいいっか~って、やっちゃたんだと思う。
あなたのことをどうでも良いと思っていたら、こんな感情にはならない。他人の子だったら、あーあと思うだけ。パパの今日の涙は、くやしさの涙だ。
カンニングは、現状への逃げでしかない。分かっていないところを修正できないまま進むから、何も生まないどころか逆に悪い方向に作用する行為。勉強は、一つ一つ積み上げてゆくしかないんだよ。


上記を話した後、じゃじゃ子にお風呂に入っておいでといいました。

全てが伝わるなんて思っていません。また同じことをやる気もします。ですが、できることは自分の気持ちをじゃじゃ子に伝えることだけです。私か妻かが、ずっとじゃじゃ子についていることなど出来ません。これは、じゃじゃ子が自身で克服しなければならないことです。

妻「帰ってきて雰囲気が変だから、また何かやったんだろうなと思ったわ。」
私「治ったのかなと思っていたけど、またやっちゃったね。」
妻「何やったのかな~と思っていたら、あ、パパが泣き出した!(笑)と思って。」
私「我慢しようかとも思ったけど、正直にじゃじゃ子に気持ちを話したほうが、感じ入るかなと思ってね。」
妻「解答を隠したほうがいいかね?」
私「いや、それでは意味がない。それは根本的な解決策じゃない。当面は良かったとしても、これは今だけの話じゃない。」
妻「ま~そうだよね~。また○○(息子)とは違った悩みがあるわね。」
私「すまんな。この弱さは、私からのものだ。○○(息子)や●●(妻)は、言われなくたって、そんな事は絶対しないでしょ。現に○○は、そんなこと一回もしなかったしね。私はする奴なんだ。そんなこと話してもいないのに、恐ろしく良く似るもんだな。遺伝怖。」
妻「みんなそれぞれ、いいところ悪いところがあるけれど、カンニングは治さないとね。」
私「そうなんだよ。それをやられると、分かっていないところが把握できなくてスルーしちゃうからね。分かっていないところを理解することの積み重ねだからね。特に6年秋からの過去問でそれをやられると、受験校を見誤ることにも繋がるしね。」

息子も、もちろん弱い部分があります。そして、そこは逆にじゃじゃ子は大丈夫だったりします。息子にもじゃじゃ子にも、それぞれよい部分が沢山あります。

人間誰しも弱い部分があります。私も弱かった、特に深海魚時代・舐めたクソガキ時代、自分事として勉強に向き合うことが出来ませんでした。もちろん他にも弱い部分があります。

弱い部分を全て克服することなどできません。だからこそ、お互いに夫婦で補いあって、生活をし子育てをしています。弱いままで良い部分もあるでしょう。ですが、人生では、その自分の弱さと向き合っていかねばならないこともあるのです。弱さを受け入れて制御していかなければならないこともあるのです。

少し前のブログで、クラス落ちしてもじゃじゃ子が特段悔しがらなかったこと、つまりは、そういうこと(気持ちを入れてやっていないから、悔しいとも思わない)、と書いていましたが、悪い意味で的中して、それが示される結果となってしまいました。

まあ、まだ今見つけられただけ良かったです。

じゃじゃ子には、受験勉強を通して、少しずつでも自分の弱さに向き合って、少しずつでも受け入れて、少しずつでも飼いならせるように成長して行って欲しいものです。私は以前から何度も、中学受験では表面上の学力だけでなく、精神面での成長も大きな意味を持つ、とお話ししていました。まさにこういう事なのです。

また、自分の弱さに向き合うこと、それはつまり、他人の弱さにも思いをはせることが出来るようになることではないか、とも思っています。

果たして、父の思いは少しでもじゃじゃ子に届くのか。少しずつでも改善すると良いな。

余談ですが、最近思います。
パワハラする人って実は自分の弱さを制御できない人なのではないかと。過度な自己防衛とそれに伴う他者への攻撃性、そしてハラスメントを指摘されたときのもろさ。

上位層の意識の違い

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 上位層の意識の違い

 

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  • 良い成績を取ってやるぞ!
  • くそ!次は絶対に同じミスや間違いはしないぞ!


こういった気合・悔しさは、スポーツにしろ勉強にしろ、成長に欠かせないものであると思っています。別に、上位層以外の子がこういった気持ちを持っていないと思っているわけではありません。ただ、上位層にいくほど、こういった気持ちを強くもっている子の率が上がってくる、と自身の中受や塾講師バイトを通じて感じています。もちろん学年によっても、大きく左右されます。

地頭が爆裂していてこういった気持ちや大した努力なしに上位層に食い込むようなお子さんや、地頭も勉強特性もあってまじめでこういった気持ちはまだあまり無いけれど上位層にいるお子さんも、もちろんいると思います。まあ、そういった場合も競争環境にいるうちに自然とそういったモードになってくること、もしくは本人は否定しているが周囲から見たらそういったモードに既になっていること、が多いと思います。

こういった気持ちはあるに越した事は無く、日々の勉強、テストの際の気合い、テストの見直しなど、色々なことで生きてくると思っています。だってそうでしょう、塾の授業一つとっても、自宅学習ひとつとっても、集中度・真剣み次第で、定着度は違ってきます。大人だって子供だって、これは同じです。
 

  • 良い成績を取ってやるぞ!
  • くそ!次は絶対に同じミスや間違いはしないぞ!

じゃじゃ子は正直、まだこういった気持ちは非常に薄いです。まあ小学校4年生(もう新小5だけど)で、受験の具体的イメージも無ければ、志望校も無い状態で、こういった気持ちを強くもてって言う方が無理だとは思います。現状は、日々の勉強時に集中力をもって欲しい、自分にとって難しい問題も頭に汗して考えて欲しい、って2点ですかね

また、こういった気持ちを持たせるには強めるには、どうしたらよいのか?私に答えはありません。親が何かアドバイスしたり叱ったりして、こういった気持ちが持てるわけではないと思っています。そんな答えがあったら、苦労はしないわけです。きっかけは、挫折の事もあれば、そういう意識の高い塾友との交流であったり、塾講師のひとことであったり、色々なパターンがあるのだと思いますが。

日々の学習をしつつ、本人の気持ちに変化が現れるのを気長に待つしかないのでしょうね。
 

通塾することの利点

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 通塾することの利点

 

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ネットが発達し、またコロナ禍でのオンライン需要もあり、ネット授業も一気に一般化しましたね。風邪や体調不良の際に、オンラインに切り替えられるのは助かります

ですが、塾に行って友達と机を並べながら勉強することに利点が多いのも、また事実だと思います。私は、なるべく対面で授業を受けてもらいたい派です。

*対面授業の利点

  • 緊張感:対面で先生が仕切っての授業。家で受けるよりも緊張感を持って臨め、結果、習熟にプラスの効果があると思っています。
  • 友達とともに:まだまだ未成熟な小学生。友達たちも頑張っている、みんなと一緒に勉強する、休み時間に友達と話したり遊んだりする、これって意外と大きな精神面での支えになるのですよ。
  • 出来なくて恥ずかしい思い・悔しい思い:授業でこういった思いをしたとしても、そういったストレスを乗り越えて、成長するのだと思います。適度なストレス無くして成長は望めません。
  • 出来て嬉しい思い:これは、本人のやる気にプラスの効果を及ぼします。


ただ、対面授業が合わないお子さんがいるのもまた事実だと思います。対面授業で過度にストレスを感じすぎてしまうお子さんや、お住まいの場所的に通塾が困難な場合など。

オンラインの利点が多いのも分かります。ですが、対面の塾に払うお金は、授業内容や塾のノウハウのみでなく、こういった皆で学ぶといった環境が一番大きいと私は思っています。塾の人間関係は、小学校とはまだ別のものがあります。出来る子の意識の違いに触れて、自分も頑張らなくちゃと意識改革に繋がる子もいます。ライバルと思う子に出会って、お互いに切磋琢磨するようになることもあります。模試で落ち込んで、友達と慰めあうこともあるでしょう。これらは決して、親や家庭内で提供できるものではないのです

 

高校生のオンライン授業はまた別と考えています。高校生ともなれば、自分で目標を定めて自分を律して、自主的に勉学に取り組めるお子さんもたくさんいます。そういったお子さんは、オンラインのメリットが大きいとも思います。

 じゃじゃ子の現在地
(新小5の2月)

 

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早くも一年経過しました。あっという間ですね~。5年生になって、扱う内容も難しさが増してきますね。

じゃじゃ子ですが、まずは現在の状況をまとめてみようと思います。
初めは非常にストレスの多かった、塾→宿題→テストの流れに、大分慣れました

 

じゃじゃ子の様子を見ながら、徐々に負荷を上げました。今現在は、
算数:演習問題集(基本・練習・実践)、予シリ(基本・練習)
国語:予シリの授業でやっていない方の文章題、漢字とことば
理科:演習問題集全部、練成問題集全部
社会:演習問題集全部、練成問題集全部
組分け週は、総合週の上記。組分け週の算数は、それまでの回の見直しもしたいけれど、現状は手が回らず、といった状況。

じゃじゃ子は、気分ムラはあるものの、上記を一緒に立てた予定表に沿ってやっています。それだけでも、大きく成長したかなと思います。偉いね!

 

 

精神面

 

じゃじゃ子の勉強への向き合い方は、当然まだまだ他人事で、正直もっと真剣になってくれると嬉しいですし、それは結果にも繋がってくるとは思います。ですが、過去の自分(深海魚時代)を振り返ると、全くもって偉そうなことは言えないですし、まーこんなものかなとも思っています。息子は、本当の意味で受験が自分事になったのは受験前1~2ヶ月程度でしたが、新小5の時期でも、じゃじゃ子よりはよほど向き合えていたかなとは思います。ここら辺は、もって生まれた性格に大きく左右されそうですね。
受験勉強を継続してゆく。その過程で、彼女の中で変化して行ってくれるのを気長に待つ。そのままだったら、それはそれで仕方ない。
そんな感じです。
 

 

勉強面

 

算数:ここのところ組分けテストが振るいません。ですが、今のところ、凄く心配はしていません。それは、理解度に問題はないと判断しているからです。ミスは極めて多いですが。
基礎を積み上げて行った後に、応用力が伸びてくるどうか、結局最終的にはそこが実際の受験に効いてくると思っています(特にY偏差値60以上の学校になってくると)。それだけの素質があるかどうか、それはこれからの結果が示してくれるでしょう。伸びたらラッキー、伸びなかったらまーそっか、位の受け止めで行きたいところです。ですが、当然親としは期待しているわけで、伸びなかったときも、闇に落ちずに素直に受け止めなければなりません。
また得点主義に陥りすぎると、確実に取れる問題ばかりに時間を割くようになってしまう=初見の自分にとって難度の高い問題に向き合わなくなってしまう、ってリスクがあるとも思うので、そこも気を付けたいと思っています。
ただ、普段の勉強時からの心がけで、ミスをなるべく少なくしていけたらよいと思うので、何か工夫ができないか考えてみようかな。

国語:これはちょっと能力を見誤った感じがしますね。というのは、息子と比べて読解力や語彙力は良いと思っていたので、国語はもう少し良いかなと思っていました。が、テスト結果を見る限りは、同じくらいな感じです。まあ何にしろ、普通に歩んで行くしかありませんので、やることは変わりません。

理科:先日の早稲アカ個人面談のブログでも述べていましたが、あまり心配していません。前回の組分けでも、十二分な結果を残してくれました。恐らく娘は、物理・化学>生物・地学でしょう。好きな範囲をやっている時は、楽しそうです。私も息子も、理科が一番好きでしたが、じゃじゃ子も同じかなと思っています。

社会:演習量が増えた分、身となり、安定して良い点になってきたと思います。妻が一緒にやってくれているのが、じゃじゃ子にとってはとても大きいのだと思います。妻にもより負担がかかりますが、有難い限り。このまま続けてゆくのみですね。

 

 

まとめ

 

偏差値44から始まったじゃじゃ子の中学受験。初めSAクラスからスタートし、SBに上がり、SSに上がり、そして前回の組分けでSBに落ちました。ですが、そんな事はどうでも良いことです。

妻も今回の結果(小4最後の組分けテスト)を受けて、言っていました。
「クラス落ちは別になんとも思わないよ~。中学受験のときに向けて走っているのだから。」
全く同感です(中学受験が終わりではないですが、一旦は中学受験に向けてという意味)。

得意範囲、不得意範囲、計算含めその他のミスの多寡、ムラがあるのは当たり前。
別にクラスが落ちたって、悪い成績が出たって、今まで積み上げたものが無くなるわけではありません。

重要なのは、目先の事にとらわれ過ぎずに(とらわれちゃうけどね~)、コツコツと積み重ねて、基礎を身に付けてゆくこと。受験に向けてマラソンしてゆく、ただそれだけです。私はじゃじゃ子を信じて伴走する、それだけです。それで結果が伴わなくても、それはそれで仕方ありません。
 

 じゃじゃ子
小4第9回組み分け結果

 

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前回の組み分けテストで偏差値56を切ったので、今回56を切ったら、SSからSBへと落ちることになります(新小5のクラス決めなので、1発決めなのかも??)。

テストへ向けた1週間の取り組みとしては、まあ気分のムラはありつつも、何とか勉強をこなしました。算数や理科の理解度も、まあ問題ないかなと感じました。授業でやった組分け対策テストでは、「算数で165点取れた。計算ミスが1個も無かったの。クラスで一番だった。理科も97点だった。」と、凄く喜んでいました。

カリテ後のじゃじゃ子の所感。
全体:これはクラス落ちしないよ!大丈夫。
算数:最後の2問以外解けたの。答えた問題は、ちゃんと考えて解いたよ。計算ミスは知らないけど。
国語:死亡した予感。もしかしたら、死亡していないかも。
理科:全部解けたよ。かなり良いかも。
社会:一問書けなかったけど、大丈夫そう。


さてさて結果です。

身ばれ防止のために理科の点を伏せる関係で、ところどころ伏せています。

 

全体:残念ながら国語・算数が撃沈しました。そして、偏差値も56に僅かに届かず。SBにクラス落ちですね。

算数:自宅でテスト対策をしていても理解度は問題なく、カリテも組分け対策テストも良かったですが、組分けではチーンですね。娘と一緒に見直しましたが、解き筋・理解度は問題ないです。が、4Lが40000立方センチメートルだったり、計算途中で18÷2=8だったり、表面積と体積を間違えて答えていたり、数列も掛け算間違えたり、体積も求めるものを間違えていたり。普段家で勉強を見ているときにするミスのオンパレードでした。普段からするミスは、本番では大丈夫ということはなく、そのまま出るのだなという、極当たり前の現象です。
 
国語:正直、国語力は読み違えた気がしますね~。もう少しましかと思っていたのですが、息子と大差ないですね。まあ地道にやるしか方法はありません。浮上しなかったら浮上しなかったで仕方ないでしょう。

理科:点数は100点か96点、順位は1桁か2桁でした。赤ラインの幅から分からないように、塗りつぶしています。凄くちゃんと出来ていました。特に、テコの正答率10%の問題2問を、ちゃんと考えて正解していたのは偉いです。好きな範囲なのでしょうね。こんな成績が続くとは全くもって思いませんが、瞬間最大風速であっても嬉しいものです。じゃじゃ子はいたく喜んでいました。

社会:十分じゃないですかね。こちらも地道に続けていくのみです。

 


早稲アカのクラスは落ちますが、テスト結果を責めたりはしませんでした。理科社会がちゃんと身になっていることを褒めました
今回、クラス落ちしましたが、私も妻も別に落胆していません。理解度は及んでいると思うので、特に焦りも感じてはいません。焦ったところで、何もならないしね。

  • ムラがあるのは当たり前
  • 受験に向けてマラソンしている
  • 結果やクラスは、そりゃ良ければ嬉しいけれど、悪かったからって積み上げたものが失われるわけでもない。
  • クラス落ちしたことで、何かじゃじゃ子の中で得るものがあって欲しい。


当のじゃじゃ子は、表面上は、テスト結果やクラス落ちに泣くわけでも落胆するわけでもなく、「あーあそっか」くらいの感じです。やや機嫌が悪い気はしましたが。真剣になれていれば、もう少し違う反応があると思うので、まーまだそういうことなのでしょう

普段の勉強時、特に算数で集中力なくだらだらしてしまって問題の読みミスや計算ミスが多発しているので、父としては、そういったところが直ってくるとテストでのミスの多寡が変わってくると思っています。ただそれは、じゃじゃ子自身が感じて直してゆかない限りどうにもなりません。今回の結果で、じゃじゃ子の中に何か感じるものがあれば良いのですが、なんとも分かりませんね。

前回も書きましたが、
受験勉強を通して、自分の弱さや欠点など、そこら辺を自覚して制御するように心がけられるようになれば、それが一番です。我々親はその手助けは出来ても、彼女自身が自覚して変えようと思わなければ、意味はありません。

やることは何も変わらず、じっくり焦らずにコツコツですね。地道に基礎を築いてゆくのみです。いままでと何も変わりません。
 

令和のリアル 中学受験

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 令和のリアル
中学受験

 

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先日少しご案内した
毎日新聞 令和のリアル 中学受験
の記事が公開になりました。

 

 


有料会員向けの記事とのことで、途中までしか読めませんが、
2月12日まで、毎日新聞のニュースサイトのほとんどの記事が最初の2カ月間読み放題になる無料キャンペーン中のようです。他にも色々記事が上がっているので、ご興味ある方は無料登録して読むのも一興かと思います。


文字数が限られている事もあって、私の真意が伝わらない部分もあるかもしれません。ですが、普段このブログをお読み頂いている方には伝わっていると思いますし、令和のリアルをお読みになって私のブログを訪問された方は、ブログで真意を汲み取ってもらえると思います。

 

深海魚になったのは、結局は私の地メンタル(勉強に向きあう精神力)が弱かったに他なりませんが、記事はやはり少しセンセーショナルにしたい傾向があるのか、そこには触れられていませんでした。

 

ちなみに、「うちの母親、今で言ったら毒親だよな~」と初めに表現したのは私の弟です(笑)。取材の時は言っていませんので記事には書いてありませんが、私や弟は、問題を間違えて叩かれたことも何度もありましたから、まあ毒親か(笑)。中学以降も弟がさしたる反抗をしなかったのは、反抗して叩き潰される私をみて、「これは反抗するだけ無駄だ」と思っていたとのことです。

 

そんな母親ですが、子供を大切にして愛していたのも、また事実です。単に子離れできない、極度のお節介焼き、管理親って感じですかね。そんな感じで、かなりうるさいが、逆に絶対に子供を見捨てないことを確診していた私は、それを見透かして甘えて浪人・留年にいたった、ただの甘えん坊なわけですが。

 じゃじゃ子
改めて見つめ直す

 

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組み分け含めてテストの結果はもちろん気にします。娘のモチベーションにもなるでしょうから。親もある程度の安心が欲しいし。
ただ、その結果はあくまでその時点のその単元のその難易度のテストでの、全体の中での位置。かといって、疎かにではできません。一つ一つの積み重ね、それが無ければ発展も望めません。

結局できる事は、一つ一つ基礎を積み上げてゆくこと。
その上で、テスト結果は良くても悪くても結果を気にしすぎず、淡々と自分の道を進むのみ。落胆しすぎることも驕ることもなく、淡々と。

その積み重ねにどの程度応えられるかは、じゃじゃ子次第。地頭も地メンタル力も含めてじゃじゃ子次第。

ただそれがいかに難しい事か。
子供には期待してしまうから、それが親という生き物だから。

現時点で心に留めているのは、粗削りでもよい、ということ。計算ミスも見逃しも、問題の読み違えも、いろんなミスがあるでしょう。ミスが多ければ点数にもつながりにくいし、偏差値も出ない。息子もそうでしたがじゃじゃ子もミスが多い。もちろん私も多かった。ですが粗削りでも、今は基礎を通して考える力を養ってゆきたい。

その粗削りな部分が、6年生でまとまって整ってくれば、成長をもたらしてくれるでしょう。そもままかもしれんけど(笑)。息子は最後に何とかギリギリ整った。ただし、そこもじゃじゃ子次第。

まあ、不安も、期待も、不満も、いろんな感情が渦巻きますわな。子供の受験に限らずに、人生なんてそんなもんでしょう。

思いつくままに徒然に、かきなぐってしまいました。
 

 じゃじゃ子
小4カリテ下⑯⑰⑱結果

 

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前回の組み分けで偏差値56を割ってBコースになりました。クラスはSSのままで、クラス落ちはリーチです。

カリテ後のじゃじゃ子の所感。
算数:1問終わらなかった。
国語:どうだか、わからん。
理科:良いかも。
社会:普通かな。


さてさて結果です。


全体:国語爆死。これに付きます(笑)。

算数:Bコースの問題とはいえ、まあこの位取れていれば基礎は大丈夫と言えそうです。珍しくミスは1問のみ。

国語:爆死も爆死(笑)。時間あれば、組み分け前に見直ししたいです。

理科:問題ないですね。テコは好きだそうです。如実に遺伝ですね。

社会:ちょっと覚えが間に合わなくて、習熟が足りませんでしたね。

やることは何も変わらず、じっくり焦らずにコツコツですね。地道に基礎を築いてゆくのみです。