じゃじゃ子
只今組み合わけテスト中

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


本日は私が仕事を何とか都合して、娘の組み分けテストの付き添いに来ました。息子は午前中学校ですので間に合いません。妻は仕事の休みが取れませんでした。そのため、私が午前勤務して、激急いで帰ってじゃじゃ子を連れてテストに向かいました

自宅の最寄り駅近くまでいって、念のため確認しました。
「用意しておいた筆箱入れたよね?」
カリテはシャープペンでも何も言われませんが、組み分けは【シャープペン不可】と明記されているので、普段の筆箱とは別に、鉛筆を5本ほど入れた筆箱を用意していました
じゃ「大丈夫、入れたよ。・・・・多分」
「大丈夫?ちゃんと入れた?」
じゃ「入れた、と思う」

もうね、ピンときましたよ、ヤバいなと。急いでリュックを確認すると、やはり鉛筆の筆箱が入っておりません。
じゃ「ちゃんと入れたと思うよ!多分。」
何だよその多分て(笑)。探すも、やはりありません。じゃじゃ子はさすがに、バツが悪そう。

ちょっと待っていてと、じゃじゃ子をその場において、私もうね猛ダッシュで家に逆戻りですよ。かなり時間的にシビアです。ダッシュで家につき、部屋に入ると、もうね普通に床に放置されていますよ、筆箱が(笑)
ダッシュで再びじゃじゃ子の元に戻りました。

電車に乗って、息切れはーはー、もう若くないんですよね。今日は暑いので汗もだらだら。
「ほら~この汗見てよ~」
じゃ「キャハハ、凄い汗じゃないパパ(笑)」
まじでおいおい、と思いましたが、キャハハと笑う顔が可愛いのです。
「次からはちゃんと入れなよ~」
じゃ「は~~い」

そんなこんなで、何とか集合時間の4分前に試験会場に付きました。やれやれです。昼食を摂っていなかった私は、てんやで天丼を食べて、今カフェでこのブログを打っていす。

じゃじゃ子よ、組み分けテスト、頑張れよ~

 入学試験の点数と
入学後の学力

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


入学時の得点は、その後の成績と相関が薄いという話があり、実際に”ほとんどの生徒に関しては”そうだろうと思います。ただし、超上位と超下位は別だと思っています。

私が実際に開成中高で感じたことでもありますが、超上位はもう頭のレベルが違います。何をどうやっても、どんなに努力しても、絶対に及ばないのだろうなというそそり立つ壁があります。
これは別に開成に限った話しではないと思います。それぞれの学校の超上位層は、その学校の標準的な生徒のレベルを大きく超えています。そうなると超上位層は、そのままの位置に居続ける可能性が高いと思います
超下位層も同様です。深海魚シリーズでも述べていますが、深海魚には“勉強しないでなる深海魚”と、“その学校の基準に全く及ばずになる深海魚“があると思っています。この“その学校の基準に全く及ばずになる深海魚“も固定になる可能性があると思います。

その上下のごく一部を除いた、いわゆるその学校の標準的な学力範囲にいる多くの生徒、これは努力次第だと思います。この多くの層が入学試験の点数と入学後の学力に相関関係の無い、浮動層になるってことだと解釈しています。

 じゃじゃ子の現在地
(小4の4月)

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


3年生の冬期講習から入塾して、約4ヶ月が経ちました。まだ4ヶ月ですが、もう4ヶ月でもありますね。

 

 

  全体像

少しずつ勉強することのストレスは減ってきている様子です。まあ人間、何にしろ慣れが必要ですからね。学校の宿題のみで自由気ままに過ごしていた所から、急に受験勉強始まって、彼女も辛いでしょうね。
ですが、人間ある程度のストレスを超えてゆかねば成長はありません。なるべく散らして負担を分散すること、継続すること。地道に焦らずコツコツ。

 

 

  各教科

国語
まー国語は、読む速度・読解などを宿題と授業を通して地道にやってゆくのみですね。時間配分の慣れは、テストで失敗を繰り返して、自分でつかんでもらうしかありません。私も息子も、最終的にはある程度の形にはなりましたので、そのうちある程度の形になってくるでしょう。焦るだけ無駄、待つのみそれが一番難しいのですが

算数
今のところ、筋は悪くないと思うので、このまま予習シリーズのテキストで基礎を築いてゆこうと思います。一番の懸念事項は、ちょっと難しいと、すぐにやる気をなくして投げ出してしまいがちってことです。気分次第で頑張って考えることもありますが、ほとんどの場合、なにくそ!解いてやるぞ!っていう、根気や根性が感じられません。私は4年生当時には、どうだったのかなぁ~。
この気持ちって、難問を解いて考える力を増してゆくのに、必要な感情だと思っています。塾でもまれてゆく中で、育ってゆけば良いのですが。この感情が育たなかったら、それはそれで、それまでの能力だったってことなのですけどね

理社
今は基礎だと思っています。地道に、宿題・カリテ・組み分けテストをこなしてゆこうと思います。

 

 じゃじゃ子
小4カリテ上⑧⑨結果

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


じゃじゃ子、カリテの結果です。コースはBコースです。
表彰状をもらったらご褒美をあげることにしています。ご褒美は、妻の誕生日に買うプレゼントのお金を出してほしい(1000円ほど)ってことです。どうやら料理器具の専門店で、自分で物色して選びたいのだそうです。

テストが終わったときのじゃじゃ子の所感は、
算数悪くはないけど、良くはない。国語死んだ。理科普通、社会できた。
当然のことながら、この時期の子どもの出来た出来ないは、絶対評価。できたけれど、簡単だったから偏差値は良くない、などは考慮できていません。暗記が苦手で、宿題をこなしてテスト前に少し見るくらいで、社会がみんなより出来ているとは考えにくいです。そして、じゃじゃ子の死んだは、冗談ではなく本当に壊滅している時の言葉です。国語は死亡しているでしょう

 


さてさて結果です。


算数 前回も今回も、初めの計算の、□に当てはまる数を答える問題で間違えました。四則演算の順番の法則があいまいです。基礎~~~~。他に計算ミス1問、分からなかったのが2問。

国語 まさに壊滅(笑)。漢字、語句での時間を使った+文章がいつもより長かったためでしょうね。文章題の後半40点以上の分が、丸っと空欄。読む速度も、時間配分もまだまだ、ままなりませんね。

理科 平均点も低かったようですね。ミスも目立ちますが、定着していないに他なりません。仕方ないですね。

社会 やはり、平均点がかなり高かったのですね。今の勉強の感じで、社会がみんなより出来ているわけはありません。


当然のことながら、表彰状はもらえませんね。国語がこれだけ壊滅した時点で厳しいですね。まーこんな結果ですが、私の心は乱れず穏やかです。テスト結果に少し耐性がつきましたかね。やることは何も変わらず、早稲アカの宿題をちゃんとこなして、じっくり焦らずにコツコツですね。

 絶対ダメ!不正受験

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


私の昔話になります。あまりに衝撃的だったので、いまもその不正受験をした生徒の名前を覚えているほどです。
自宅受験できる試験の場合は、今でも起こりえることでしょう。しかし、そんな事をしてもマイナスにしかなりません。不正受験は本当に子供に害しか及ぼしません

前回の記事のように、私は中学受験当時に桐杏学園に所属していました。桐杏学園では、5年生6年生では、毎週日曜日に日曜テストというテストをしていました。その週の履修内容が範囲の、今で言うカリテのようなものですね。そして、その日曜テスト1ヶ月分くらいの成績をまとめての成績順でクラス分けをしていました。つまり、数回の平均でクラスが決まるわけで、1回のテストだけ大きく凹んだり浮上したりしても、影響は限定的で、割と理にかなったクラス分けであったのかなと思います。

そして、毎週のテストの結果が郵送で送られてきていました。確か塾内で200位くらいまでの生徒の名前と各教科の点数が載っていたと思います。どこの塾でもそうだと思いますが、ある程度の変動はあれども超上位層はほぼ固定されてきてしまいます。しかし、ある回のテストで、突如として超新星A君がぶっちぎりの1位で掲載されたのです。

優秀層の親たちは、みんな度肝を抜かれるわけですね。凄い奴が現れた!と。でも冷静になるわけです。そして親たちは気づくわけです。あれ?今までA君の名前をあまり見たことがないぞと。そして週報を見返すわけですね。A君は良くて100~150位くらいで、週報に載っていない事も多かった子でした。中受を経験した親御さんや中受したお子さんをお持ちの親御さんはご理解いただけると思いますが、その位の成績の子と1桁常連の子の間には、反り立つ壁のような歴然とした学力差が存在するわけです。

自宅受験はない時代ですから、その手の不正は行えません。からくりはこうでした。
日曜テストには、午前組と午後組がありました。そして、テストは解説授業があり、解答も配られていました。A君は午前組の解説授業に入り込んで、解説を聞き、解答もゲット。そして午後の回でテストを受けていたのでした。A君と同じ校舎の友達が目撃していたのでした。噂は一気に広がりました。

A君はその内に、全く週報に載らない成績となって行ってしまいました
その不正受験が、子供主導だったのか、親主導だったのかは定かではありません。しかし、まだまだ未熟な小学生、ましてや日曜のテストですからテストへ出発する時間を親が把握していないとは考えにくいです。午前の解説を聞いて、昼ごはんを食べてから午後のテストを受けるわけですからね。きっと親主導だったのではないかと推察しています。

そんな事をして、一体全体何になるのか。突如そんな成績をとって、子供がその後どんな目で友達から見られるのか。非常に浅はかだと思います。でもそんなにも盲目になるほどの魔物が、中学受験には潜んでいるってことでもありますかね

あ~怖い怖い。
 

 塾の盛衰
桐杏学園とは?
衰退の内幕

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


昔話になります。次のエントリーにも多少関連する話しですので、今回は桐杏学園という塾に関して語りたいと思います。私は丁度、桐杏学園の盛衰を目にしました。そしてその衰退の内情も知っています。

受験業界では、時折塾の再編や盛衰がおこります。まあ当然ですよね、一般企業でもそうですからね。ある塾が大きくなると、そこから分離して新しい塾が出来ることも良くあることだと思います。TAPから分離したSAPIXのように、SAPIXから分離したグノーブルのように。

30年前に首都圏で中学受験した親御さんは、桐杏学園という塾をきいたことがあるのではないでしょうか。私が受験した頃は、四谷大塚、日能研、TAP、桐杏学園などが中学受験塾としてしのぎを削っていました。SAPIXはTAPから分離したばかりの出来たての状態だったかと思います。

私は中学受験当時に、桐杏学園に所属していました。現在のSAIXほどではないものの、この頃は非常に勢いのある塾で、毎年開成中学合格を100名以上出しており、当時は全塾の中でTOPかそれに準ずる合格者数であったと記憶しています。新聞の全国紙に見開きで桐杏学園の全開成合格者の顔写真と実名を掲載していました。今だったら、個人情報保護の観点でありえないことですが、この当時は普通のことでしたね。

いわゆる名物講師が沢山いて、授業は非常に面白かった記憶があります。この記憶力の悪い私が、算・国・理・社の担当講師の名前も顔も未だに覚えているくらいです。夏合宿も行っており、新宿から大型バスで合宿地に移動しての合宿でした。朝起きると早朝テストがあり、その成績上位者が毎日張り出され、夜まで勉強付けの毎日。今考えると良く頑張っていたなと思いますが、周囲がみんなそんな感じで、またエイエイオーのシュプレヒコールもあって、当時は別に苦痛ではなく楽しかった記憶です。当時は丁度今と同じような中学受験ピークの頃で、マスコミも取材に着ていました。大浴場に向かう途中で、私がカメラの前でおちゃらけてジャンプしたシーンが、ニュースで全国ネットで放映されたのも懐かしい思い出です。

御三家などの難関に特化した塾でした。当時の四谷大塚の開成80%偏差値が72くらいで、桐杏学園は68くらいでしたので、そこから考えても現在のSAPIX同様のレベルの塾であったことが伺えます。

しかし、あまりに急に、本当に急速に衰退して行きます。私の代の受験終了後から、名物講師がどんどん辞めだしたのです。既に入塾している高学年の子は動きようがないですから、そのまま在籍します。年子の弟の代までは、100名超えの開成合格者を出していました。しかし、噂は広がるもので、優秀な子が集まらなくなり、急速に衰退し、数年後には見る影もなくなってしまいました

桐杏学園を辞めた先生から聞いた話ですが、崩壊は経営者の世代交代による方針の転換であったようです。親から子に経営が引き継がれ、講師への待遇を悪化させたのです。企業など、なんでもそうですが資産は人材です。それがわかっていない傲慢な若造経営者が、桐杏学園というブランドが優秀な生徒を集めていると勘違いし、講師を大切にせずに反発を招き、内部崩壊して行ったというのが事の真相です。

いま桐杏学園は、小学校受験塾として細々と存在している状態のようです。

TAPは、上位講師陣によるSAPIX創立+上位生徒の引き抜きで、桐杏学園以上にあまりに急速に衰退した経緯だったと思います。上位生徒ごとごっそりいなくなったら、そりゃそうなりますわな、って感じですね。私の大学の友人が、SAIPX設立に際して引き抜かれた第一期生だったそうです。

という事で、桐杏学園の昔話でした。

教訓:傲慢になってはいけません、感謝の心を忘れてはいけません

 どう選ぶ?
志望校選定

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


中学受験をする以上、どんなご家庭でも絶対に避けて通れないのが、志望校選定。どんな基準で選定するのか?
偏差値?通学時間?校風?過去問との相性?進学校?付属校?伝統校?新興校?男女別学?男女共学?

下記はあくまで我が家での選定基準ですが、こんな考え方もあるよという意味で、みなさまの選定の一助になれば。
 

  到達した実力で受かる範囲内

実際に今この時点で存在していて、ちゃんとした倍率がある、この時点でどこの学校もよい学校だと思っています。そうでないと、生き残れていないわけですから。校風が合う合わないは当然ありますので、校風が合うという前提ですが、その中で子供が到達した実力で受かる学校を候補として考えようと思っていました。
息子の場合は夏以降の合不合の全てで、海城を狙うには非常に厳しい偏差値しか出ていませんでした。そのため当初は2月1日に巣鴨を考えていました。その頃の激動の話は、ここら辺から。

 

  無理なく通える

6年間通うわけですので、通学の時間はある程度に押さえたいです。どんなに長くても1時間以内、できれば40分程度で選定しました。
 

  過去問との相性

これは確実にありますので、重視しなければなりません。もちろんかなり学力があれば、相性の差があっても力でねじ伏せられますが、偏差値が高い学校で更に相性が悪いのに力でねじ伏せるには、卓越した相応の学力が求められます。
例えば息子の国語力では、芝はかなり厳しいです。息子は芝の過去問を1回解いただけで、ここは止めようと言っていました。普通に考えれば、偏差値的にも海城より芝の方が受かり易いだろうと思うと思いますが、今考えても、息子にとっては海城に合格するよりも、芝に合格することの方が難しかったと思います。そして、本郷と巣鴨を天秤にかけたときに、息子は問題の相性的に巣鴨を選びました。校風的には大分違う2校で、どちらの校風も息子的にはOKでしたが、本郷の問題はいまいち合わなかったそうです。

 

  進学校か付属校か

こちらはご家庭の方針も大きいと思います。将来何になりたいか?なんて、小学生の時の発言なんて当てにならないし、変わるものだと思っています。が、一応、この時点では息子は(なれるかどうかは別として)医師という事を候補の一つとして挙げていました(父を見てそう思ってくれたのなら非常に嬉しいことですが)。そうなると、進学校が選択肢となります。こういう時に、二刀流の早稲田は非常に強い選択肢になり得ますね(だからこそ人気爆上がりなのでしょう。早稲田というセーフティーネットのある進学校、魅力的です)。お恥ずかしながら、早稲田が進学校と付属校の2面性があることは、受験が終わった後に知りました・・・・。
 

  伝統校・新興校、男子校・共学

こちらもご家庭によって考え方が大分変わるかと思います。最近、大学の合格実績も偏差値もどんどんあげている新興校。昔から地位を築いている伝統校。どちらもそれぞれの魅力があります。ただ新興校の多くは共学。私は開成のため男子校で、深海魚ではあったものの、それはそれは楽しい学生生活でした。女子のいない中で男だけで馬鹿みたいに過ごすって、実はかなり楽しいのですよ。息子も男子校希望でした。

偏見かもしれませんが、共学だと、異性に対してどう映るかでヒエラルキーが形成されるような印象もあります。大学になるとそういったヒエラルキーは緩和する印象がありますが、中高生の頃はより色濃く出る印象を持っています。つまりは共学の中高は、いわゆるオタク系には辛い学生生活が待っている可能性があります。
また伝統校は長い年月、脈々と社会に人材を輩出し続けているという点もあります。良いか悪いかはおいておいて、社会に出てから、同門出身だと何かと目をかけてくれたり、優遇してくれたり、融通を聞かせてくれたりといったことが、実際に起きるわけです。ただ、伝統校はちょっと胡坐をかいているような印象を受けることがある事も、事実です。
新しい波に乗ったり、国際化により目を向けた教育をしたり、そういった事には新興校の方がフットワークが軽いと思います。昔からの伝統というのは、ある意味、革新への足かせにもなりますからね。
我が家の場合は、息子が男子校志望だったので、都内伝統校の選択となりました。


というわけで、我が家の場合は、前受け校(栄東)、都内が全滅したときの都外保険校、海城、本郷、巣鴨が最終先行に残りました。その後、上記のリンクでの紆余曲折を経て、2月は海城と巣鴨の選択となりました。

決め方や価値基準などは、本当にご家庭によって千差万別だと思います。我が家は、妻も私も、やや保守的な考え方であるのも、この選択となった理由かと思います。

 ダラダラやる長時間より
集中した短時間

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


小学校4年生の段階で、集中して長時間の勉強がこなせる子は、稀だと思います。そのようなお子さんは実に素晴らしいです。じゃじゃ子はそうではありません。

長時間だらだら集中せずにやるより、短時間でも集中してやった方が、勉強効率は高いと思っています。考える力を培うために額に汗して考えること、これが重要だと思っていますが、だらだら集中しないでやっているとき=本気で考えていないときってことです。

そのために、現時点で私が重視しているのが、
決めた量から増やさない
ってことです。これは実体験からでもあるんですが、せっかく集中して頑張って終わらせたのに、速く終わったからって「じゃあ、追加ね」ってゴールを動かされると、まじでムカつくんですよね。下手したら、どうせ増やされるのなら、だらだらゆっくりやって時間消費して増やされない方が良いって発想にもなりかねません。もちろん、子供の気分がのっていて、もっとやりたいって時は別です。それはそのときの余力で子供と相談して決めればよい事です。

どのくらいの時間を集中して出来るかは、子供の性格、意識、やる気、はたまた精神発達の度合い、塾での学年、周囲の状況など、実に様々な要因で変わってくると思いますので、難しいですよね。

じゃじゃ子の現時点では、塾の宿題と算数だけ追加で演習問題集の実践問題、としています。

 じゃじゃ子
予想通りの結末

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


先日こちらのエントリーで、「金曜日と土曜日で宿題を終わらせる」と豪語していた、じゃじゃ子。まー、至って予想通りの結末でした。

 

 

金曜、土曜ともに怠けてダラダラやってた事もあり、その両日では宿題は当然終わらず土曜の夕方に宿題の答え合わせと説明をしてる時も、机にあごを付いてあくびをしながら聞いている状態
私は分からないことでは怒りませんが、態度に関しては注意します。学校でそんな態度をとらせてはいけませんし、他人の話をそんな態度で聞く人は最悪です。メープルシロップのように劇甘の私だから、じゃじゃ子が舐めてそんな態度になっていることは分かっていますが、そこは気合を入れなければいけません。

疲れていて眠いわけではありません。土曜1日の間で、どんなに長く見積もっても2時間程度の量しかやっておらず、その態度なわけです。



「あのさー、なんなのその態度。あご付いてあくびして。まじめに聞いていないの、凄く気分が悪いんだけど。」
じゃ「・・・・・・」
「日曜日、遊びに行って、もんじゃもしたいんでしょ?そのために今やってるんじゃないの?このやった宿題も穴だらけで、チャチャッと適当に済ませただけなの、見ればわかるよ。」
じゃ「はい、ごめんなさい。」

さすがに素直に聞いて謝っていました。宿題の字やどこを解いて、どこが空欄かを見れば、ちゃんとやったのか、凄く適当にやっつけでやったのかの区別は付きます。

私としても罰として遊びに行かないのは本意ではありません。彼女は彼女なりには頑張って適応しようとしているのは分かるからです。結局日曜に食い込みましたが、日曜の午前中で終えて、午後には工作の続きに行って、夜はもんじゃにして、休日を満喫しました。

まだまだまだまだ、気分によってやる気もムラがあって安定しませんね。この時期から、そこがきちんとしている子は、非常に素晴らしいと思いますが、じゃじゃ子はまだまだ、その段階ではありません。じゃじゃ子に合わせて一歩一歩です

 塾以外の教材は必要か

 

娘:じゃじゃ馬。新小4。早稲アカY44→?

記事一覧 → テーマ別
じゃじゃ子(進行中)、中受心得(進行中)、勉強のコツ(進行中)、開成の深海魚(完結)、息子(完結)、海城対策&案内(進行中)

 


塾の教材はどこの塾も良く出来ていると思います。それに沿ってやってゆくことで、中学受験に必要な知識や思考力を培えるように、長年研究されてブラッシュアップされてきたからこそ、現在もその塾が存在していると思っています。進度や、生徒のメインボリュームの学力レベルに違いはあるとは思いますが。

その塾のカリキュラムに沿って、その塾で扱う教材で学力を築いて行く、これが基本だと思っています。

上手くいかなくて焦って、ネットの情報から、あれやこれやと手を出すのが得策とは思えません

  1. 授業とそこで課される宿題をきちんとこなす。
  2. その上で余力があれば、苦手教科や得意教科を、今の教材でその子レベルに応じて問題難度を選択して、行わせる。

これが基本だと思っています。基本、解ききれないほどの教材やプリントが配られると思いますので、ほとんどの場合は上記でアップアップになると思います。

私が追加教材を考慮した方が良いと思う事案は、下記の場合などです。

  1. 超できる子で塾の教材では物足りない場合
  2. 季節休みなどで余裕があるとき
  3. 弱点教科などで、基礎的内容を一通り網羅したいとき

超できる子で上記では物足りない子は、もちろんその子のレベルに合わせて追加教材を用意した方が良いと思います。また、例えば夏休みなどに何か追加教材をこなすってのも有効だと思います。また弱点教科などで一通り網羅したいときも有用だと思います。ただし、いずれの場合も、きちんと追加した教材は通しで行うってことが重要だと思います。あふれる情報に惑わされて、あれやこれやと色々手を出して、どれも中途半端ってのが一番駄目なパターンだと思います。

 

ちなみに息子の場合は、基本塾でアップアップでしたし、塾の教材で必要十分でしたので、追加教材は一切使用しませんでした。塾のテキストは季節講習のものも含めて全くもって終わらずに、授業でやった範囲の補足や宿題をこなす、テスト直しをするだけで一杯一杯でした。