男ばかり三兄弟(小4、小1、年中)のママ
自己肯定感高めな私だったのに
それでも迎えた暗黒期![]()
それを乗り越えられたのは、
マインドとお金を整えたから![]()
今ではお気楽ハッピーライフを
満喫中![]()
みなさん、こんにちは![]()
今日は、9月11日。
(夜中に書いた記事を12日にアップしているので、正しくは12日ですねw)
20年前にアメリカで同時多発テロが起こった日ですね……。
今見ても衝撃的……。
実はさ……
ユキコ、あの時アメリカにおってん!!
(時々使いたくなる関西弁www)
なので、ちょっとその時のことを書こうと思います。
しかも小説風でwww
え?なんでって?
意味は無い。
ただそんな気分だから![]()
あの時、私は留学先の高校で授業を受けていた。
渡米してからまだ1ヶ月弱。
留学目的が語学習得じゃなかった私の英語力は、著しく低い。
では、なんの目的なのかというと、「人生経験を積む」というざっくりした目標だ。
親元を離れ、異国の地で生活してみれば、何かしら人生の役に立つだろうという安易な発想だ。
そんな私だから、英語で行われる授業に当然ついていけるわけがない。
ただ座って、よくわかりもしない英語を聞く。
至極退屈な時間だ。
しかし他にすることもないので、ただ時間が過ぎるのを待つ日々だった。
でも、あの日、9月11日は違った。
突然、先生に図書室に移動するように言われたのだ。
そしてテレビを見せられる。
そしてテレビに映っていたのは、
そう、ワールドトレードセンターから煙が上がっている様子だった。
飛行機が突っ込む瞬間、そして崩れ落ちる瞬間の映像も流れていた。
英語が理解できない私には、わけが分からない。
まさにチンプンカンプンだ。
アナウンサーの言っていることはもちろん、表示されている英語の意味も分からないのだから。
「事故でも起きたのかな?」
なんて気楽に考えていた。
今思うと、他の生徒はどんな気持ちであの映像を見ていたのだろうか。
私は結局、あのニュース、あの映像が何だったのか分からずに一日を過ごした。
そして、ホストファミリーの家に帰った後、ようやく真相を知る。
もちろん、家でもニュースは流れていた。
ホストファミリーが説明してくれた。
「attack」が起きたんだと。
でも辞書には「attack」は、攻める・攻撃するなどの文字が並んでいて、理解ができない。
そして今度は違う言葉で説明してくれた。
「terrorism(テロ)」と。
そこでようやく、何が起きたのかを理解したのだ。
詳しいことは分からないが、あれはテロリストによってもたらされた事件だったのだと。
私が留学していたのは、アメリカ中部の小さな田舎町。
テロリストが標的にするようなものは何もない。
平和な町だ。
それでもホストファミリー内で漂ったあの異様な空気感。
大国アメリカが、テロリストによってニューヨークのシンボルでもあったワールドトレードセンターを破壊された衝撃。
動揺なのか、怒りなのか、何なのかは日本人の私には分かりえない。
ただ、あの空気感は忘れられないのである。
それが私があの日、感じたことだ。
約3000人の命が失われたあの事件。
ご冥福を祈りたい。
ところで話は変わるが、私の誕生日は8月11日だ。
その後、ホストファミリーにこう言われたのだ。
「ユキコの誕生日は覚えやすい!
9.11の1か月前だ!」
……心外だ。
